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山崎バズーカ第12弾炸裂 後編

kage

2017/10/15 (Sun)

それでは中編に引き続き、後編も放送の一部を文字に起こしてご紹介させていただきます。なお毎度のご注意となり誠に恐縮ですが、以下に掲載する出演者のご発言は私の判断で言い回しを変えておりますので、ご本人の真意とズレてしまっている可能性のあることをあらかじめご承知置きください。

続いては特集「基礎から学ぶクラウドファンディング」。クラウドファンディング研究所所長で学術博士の板越ジョージさんにお話を伺った。



板越さん:クラウドファンディングとは銀行や投資家からお金を集めるのではなく、インターネットを通して不特定多数の人から出資を募る仕組み。クラウドとはよくあるクラウドコンピューティングの雲(Cloud)ではなく群衆(Crowd)。だからクラウドファンディングは群衆から資金調達をするという意味になる。

クラウドファンディングの種類について。

板越さん:クラウドファンディングは大きく分けて3種類。何らかの物品などを購入する購入型、金銭リターンが期待できる投資型、金銭リターンのない寄付型。ただし一般的には米国でも日本でもクラウドファンディングといえば購入型を指す。その市場規模は2015年の米国で約4兆円。日本はその1/20から1/30程度。

クラウドファンディングのメリットとは?

板越さん:思いが形になることでお金が入ることは凄いなと思った。ただ資金調達だけでなく、クラウドファンディングをやることでより多くの人たちに知ってもらえるので、ファンを作ったり告知をしたりといわゆるテストマーケティングになる。一般的なクラウドファンディングは購入型を指すため物品の受け渡しで完結しリターンが明確。もし商品開発が途中で中止になっても出資額は全額返ってくる。なのでリターンが不明確な投資と比べればリスクは低い。

クラウドファンディングにはデメリットもある。

板越さん:まだ実現してないアイディアを公開するためそれを盗まれるリスクがあることはデメリット。商標や著作権などの知的財産をあらかじめしっかり押さえておく対策が一般的なビジネスと同様に必要。また支援者に対する対応も大変。特に日本の場合は期日を守らないとクレームになる。対応を間違えれば支援者がアンチになることも。

クラウドファンディング成功率アップのポイントは?

板越さん:クラウドファンディング成功のためには「1/3の法則」というものがある。最初の1/3は身近な人に魅力を伝えて支援してもらえるか。次の1/3は知り合いの知り合いにも伝わる魅力があるか。最後の1/3はまったく知らないその他の人にも通用するか。成功のためにはまず最初の1/3をターゲットにするのがよい。

クラウドファンディングで実際にどのようにしてお金を集めるのか?番組スタッフが友達同士で気軽にクラウドファンディングができる「ポルカ」を利用して引っ越し資金3万円の調達に挑戦してみた。支援者に対するお返しは多大なる感謝の気持ちと新生活レポート。1週間SNSなどで呼びかけて集まった金額は33,900円(支援者11人)。

続いてITビジネスに詳しいライター武者良太さんにクラウドファンディングの実例を伺った。

武者さん:日本ではこの間1億円を超えた例も出た。これは折りたたみ式の電動バイク(原付バイク)で駐輪場やガソリンが不要というもの。商品(プロダクト)の場合は市販される前に安く手に入ることが多い。だから新しいもの好きの人たちが集まりやすい。日本の例だと飲食店が新店舗をオープンする際に1年間優先的に予約が取れたり割安なコースを注文できるなどのリターンを提示して最初の顧客に投資をしてもらうケースなども多い。面白い例ではライブハウスのトイレの改装費用集めで支援者限定のライブをリターンにしたこと。

クラウドファンディングの注意点は?

武者さん:一般的な市販品は厳しい耐久テストなどを経て世に出るが、クラウドファンディングでは試作段階でテストを経ていない商品もある。また支援先の会社が倒産してお金が戻ってこなかった実例もある。

田村淳さん:俺もやってますよ「ポルカ」。プライベートで運動会開いているんですけど、それで使う大玉転がしの大玉が欲しいから運動会参加者で大玉を買いませんかと呼びかけたら集まりましたから。お金を出してくれた人は大玉に名前を書きます。だから自分の名前の入った大玉をみんなで転がすとかっていうのもできますから。

鈴木奈々さん:身近に困っているシングルマザーの方とかがいるんですよ。引っ越したくてもなかなか引っ越せないだったりとか。そういう人もいいんですか?

田村淳さん:でもリターンは必要ですよ。さっきのADちゃんも自分が引っ越した新居のレポートを出すんだよね。何にもないのにお金だけ出さないから。

鈴木奈々さん:でもそういうことをすればいいということですよね?いいことを聞きました。教えてあげたいです。困っている人に。

田村淳さん:でも岩城さん、クラウドファンディングといってもいろいろありますからね。

岩城さん:そうなんですよね。注意しないといけないこともあります。融資型のクラウドファンディングは社会的にも役立つということで人気がある。リターンに惹かれて申し込む人も多い。しかし運営会社が実際にはどこにお金を出しているのかわからない。もしかすると出していないのかも知れない。実際にそういうことがあって行政指導が入ったこともある。250万円も出してパーになったという実例もあるので注意が必要。

田村淳さん:山崎さん、どう捉えていますか?クラウドファンディング。

山崎さん:仕組み自体は良いもので、これを嫌う必要はない。仮想通貨と同じで技術や仕組みは活用すべきものなのだが、そこに関わる人間には時々悪い人がいるのでそれに注意しなければならないということはある。この種のお金を出す話においては出したお金がどこに保管されて何に使われるかというお金の流れをよく理解しておくことが必要。また何か物を買おうと思ったり約束を果たしてもらおうと思っていたのにそれが果たせなくなった時に、支援先がどのようなリスクを取ってくれているのかも重要。例えば約束が果たせないことで評判が低下することが支援先にとって非常にマズイことであればクラウドファンディングでお金を出す時にちょっと安心。しかし相手が元々信用のない人だったり恥をかいてもどうでもいいような人だとたくさんのお金を渡すのは心配。(田村淳さんのように)世間的な体面を大切にしている方の大玉購入ならきっと間違いはないだろうというような判断は必要。これはお金を貸す時にどのような担保があるかとか投資する時にどのくらいの信用があるかを判断するのと同じ。クラウドファンディングを利用して社会貢献もできてリターンにも期待できますと言って詐欺を設計することもできる。そこは気を付けないといけない。

田村淳さん:どうですか?鈴木さん。自分でやってみたいですか?

鈴木奈々さん:タレントさんとかで写真集を出すためにクラウドファンディングをやっている方がいるんですよ。私も出したいんですよね。

田村淳さん:やろうよ!それ。

鈴木奈々さん:えー!ちょっと脱いじゃおうかな。

田村淳さん:ヌード!?そこそこ集まりそうですけどね。俺に仕切らせてくれたら。俺が撮るっていう。

鈴木奈々さん:嫌だ、嫌だ、嫌だ。嫌だー!

鈴木奈々の今日のソーカツは「お金にも働いてもらおう」。

鈴木奈々さん:私も保険、見直したいと思います。イェーイ!

「私はすぐに他人の言葉を鵜呑みにしてしまうのですが、保険屋さんのこの言葉には気を付けろという甘い言葉があれば教えてください」という視聴者からのメッセージに対して岩城さん:「貯金よりお得ですよ」。今は金利が凄く低いのでみんなそう言うが、おそらく奈々さんの保険も凄く長い間、何十年も元本割れしていると思う。貯金はお金入れても元本割れは絶対にしない。比べる方が間違っている。

山崎さん:「保険は損得で考えるものではない」とか「安心」を前面に押し出してくると、損得から目をそらせようとするケースがやはり多い。まず心配を提示しておいて、それを解決するために安心をフワッと持ってくる。これが彼等の基本的な手口。健康食品とか薬とか霊感の壺とかとまったく同じ。

田村淳さん:不安を煽って。

山崎さん:不安をまず煽って膨らませておいて、そして安心。

田村淳さん:保険屋さん、壺扱いされてますよー。

阿部哲子さん:それでもスポンサーをしてくださるという保険会社さんがいればね。信じたい。私は信じたい。私は信じる。安心も大事。

田村淳さん:ヨッ!バランサー(阿部哲子アナに向かって)。でもそれを判断するのは皆さんですから。いろんな意見を聞いて判断するのは皆さんです。皆さんは保険をどう思いますか?

阿部哲子さん:信じる。信じる。

以上で「山崎バズーカ第12弾炸裂」はすべて終了です。今回のバズーカの破壊力はいかがだったでしょうか?クラウドファンディングは誰でも手軽に資金調達の道が開けるため無限の可能性を秘めているとは思うのですが、まだ一般的な認知度も低く、依然として黎明期を抜け出せていない印象です。加えてクラウドファンディングを巡る法整備も整っていないため、番組で指摘されたようなさまざまなリスクを内包していることも否定できません。とはいえ規制でガチガチに固めてしまっては、誰でも手軽に資金調達できるという本来のメリットが失われかねませんのでバランスが難しいところです。いずれにせよクラウドファンディングについても投資と同じで私たち一人ひとりが金融リテラシーを高めて自己防衛することが欠かせないようですね。いつも山崎さんが注意喚起しておられるように、ことお金に関しては簡単に他人の言うことを信用してはいけませんので。

保険については番組の最後でまたお二人のバズーカが炸裂しましたね。もし鈴木奈々さんが本気で保険の見直しをするつもりなら、この番組で密着レポートすれば面白いのにとふと思いました。もちろんやらせは厳禁ですので、ご本人が本気で見直しをしたいと思うことが前提条件になりますが。iDeCo(個人型確定拠出年金)についてもまず現在の貯蓄を置き換える形で元本確保型商品だけを組み入れて、まずは税制優遇のメリットを実感してもらうのがいいような気がします。そもそもiDeCo(個人型確定拠出年金)は所得が多い人ほど得をする制度ですので、芸能人に実感してもらうのは良いアピールになるかも知れません。あと最後の阿部哲子さんの発言についても現在のテレビ業界が置かれている実情を如実に映しているように感じました。すなわちテレビ局にとって保険会社はテレビCMをたくさん出してくれる上得意であり、MXテレビとしてもそのCMは喉から手が出るほど欲しいのが現実なのでしょう。しかしもし本当に保険会社がスポンサーになれば、「山崎バズーカ」が封印されてしまうであろうことは容易に想像が付きます。そう考えるとスポンサーというしがらみを抱えるマスコミが必ずしも真実を伝えていない(伝えられない)という悲しい現実を見たような気がしました。

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