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山崎バズーカ第11弾炸裂 後編

kage

2017/09/10 (Sun)

それでは前編に引き続き、後編も放送の一部を文字に起こしてご紹介させていただきます。なお毎度のご注意となり誠に恐縮ですが、以下に掲載する出演者のご発言は私の判断で言い回しを変えておりますので、ご本人の真意とズレてしまっている可能性のあることをあらかじめご承知置きください。

次のテーマは「どうしたら貯金ができるのか」。

1万人の家計を見直してきたファイナンシャルプランナー横山光昭さんによると貯金ができない人には共通の特徴があるとのこと。

横山さん:お金を貯められない人にはいろいろと原因がある。管理ができない(自らのお金の状況が把握できていない)、物欲が強い、だらしがないとか。これを総じて大きく言えば、分かってはいるけれども変われない(行動ができない)ことが特徴。お金の管理をしっかりしたいから家計簿を付けようと張り切って始めても途中で挫折してしまうケースが多々ある。そういった方々に共通しているのは張り切り過ぎ。例えば完璧を求めて1円単位で狂いのないお金の管理を目指せば疲れてしまう。

 

横山さん流、貯金が苦手な人のための貯金テクニックとは?

・少しずつ自信を付ける必要があるので、例えば3ヵ月で10万円を目標にするとか、夏休みの旅行費用を目的するなどして、小さな目標を何度も達成することで自信を付ける。
・家計の支出は固定費(家賃や保険料など毎月支払う金額が変わらない)と流動費(食費や娯楽費など毎月支払う金額が変わる)に大別できる。固定費の見直しができれば少々気を緩めてもその効果は継続する。例えば低金利を利用して住宅ローンの借り換えをすれば、毎月の固定費を抑えられる可能性もある。
・流動費を抑えるためには1ヵ月という長期間より1週間単位で管理する方が成果が出やすい。
・お金の流れは全然分からない(=把握できていない)が変わりたいという人にはクレジットカード禁止が有効。3ヵ月程度でもいいので、現金決済により現金が減っていく過程を実感する。

横山さんが相談を受ける中で感じる大事なこととは?

・大人になってからお金の意識を変えることはなかなか難しい。子供の頃から親子でお金の話をすることは下手な教育よりよほど大事。

子供のマネー教育を提唱するキッズ・マネー・ステーションの八木陽子さんにお話を伺った。マネー教育で教えていることとは?

・まずお金の大切さを教えることが重要。1円玉も大切ということで子供たちに1円玉1,000枚(1kg)を持たせる。もしお父さんのお給料が30万円なら300kgにもなると教える。
・お金の使い方としては電子マネーで買い物をする模擬体験をしてもらう。中に入っているのは500円だよとか300円しかないよと事前にかなりしっかりと教え込んでいても使い切ったり足りなくなる子供がいて、それを大人になってやってしまうと怖いことになると疑似体験で危険性を教える。
・お金は「ありがとう」と引き換えにもらえるものだと教える。将来好きなことをやっているだけだと「ありがとう」とは言われないしお金ももらえない。お金には「ありがとう」という「他者性」もあるのだと知ってもらう。

しかし日本ではマネー教育にネガティブなイメージがつきまとう。

八木さん:親から子に資産の使い方を教えるのは家族にとって大事な課題のはず。しかし日本の風土的にお金のことを話すのはタブーという感覚があり、家庭の中であまりお金のことを話さない。このため今の保護者の世代もマネー教育を受けていないし、子供にどうやって伝えていいのかも分からない。節税とかでたくさんお金を残すことには取り組んでいる可能性はあるが、例えたくさん残せたとしてもちゃんとマネー教育をしていなければ次の世代で資産が全部なくなることもある。だからこそお金と教育はセットだと思う。

20歳から貯金をしているという鈴木奈々さんに対して山崎さん:それだけお金を貯めていると金融マン(自分を指しながら)に狙われますね。

鈴木奈々さん:ないない、それはない。でも貯金はした方がいいですよね?

山崎さん:貯金はした方がいいです。おそらく保険ではない形でお金を増やす方がいいとは思うが、まず貯金ができるというのは立派なこと。

岩城さん:(鈴木奈々さんのように)貯金をしなければいけないという気持ちになることがまず大事。特に女性は死ぬほど長生きするので(スタジオ爆笑)、今の収入を全部使ってしまうのは間違い。生活費と将来の備えをバランス良く配分していくことをまず決意しなければならない。貯められない人の特徴は貯めては下ろし貯めては下ろしを繰り返していること。そうなる理由は臨時支出があるから言うが、人生の中で本当の臨時支出などそうそうないはず。たいていの支出は事前に想像が付く。それらを想定して貯金額を決め、残りで生活する。奈々さんも生活費の残りを貯金するのではなく、保険を止めて月々の貯金額を決めて残りで生活すればもっと素晴らしい。

山崎さん:貯蓄分をまず始めに確保しないとなかなか貯まらないというのは私自身も実感する。貯金するよりまず飲んでしまうタイプなので。貯金に必要な金額は人それぞれだが、厚生年金がある一般的なサラリーマンだと手取りの年収の20%前後が多い。貯める先も確定拠出年金やNISAなど税制上優遇されている制度も選択肢に入れる。奈々さんなどは確定拠出年金を使えばものすごく得をするはず。税金だけで年間数十万円得するはず。そちらにお金を持っていって計画的に貯めるのがいいのではないか。

鈴木奈々さん:じゃあ保険は止めた方がいいということですか?

山崎さん:保険は止めた方がいいです。

田村淳さん:止めます?

鈴木奈々さん:えー。

田村淳さん:担当者、来てください。鈴木奈々さんの担当者。もう解約しますから。来週ここでハンコ突いて解約します。

鈴木奈々さん:ちょっと待って。考える。ちゃんと考えます。もうちょっと考えます。

子供のマネー教育についてはどう思うかと問われて岩城さん:とても大事なことだと思う。ビックリするような話があって、母親が「手持ちのお金がないのよ」と言ったら小学生の子供が「お母さん、ATMに行こうよ」と言ったとのこと。その子にとってお金は労働の対価ではなく、ATMに行けばもらえるという認識だった。

山崎さん:算数や数学でもっとお金を計算する授業があった方がいい。実際お金の計算をキチンとできない子供が多い。さらにお金が絡むと人を信用してはいけませんよということも教える必要がやはりあると思う。他人が何か勧めてくるということは、その人が儲かるからだという社会の仕組みを子供の頃から教える必要がある。お金を適切に扱うことは生活の基礎技術の一つなのでキチンと教えた方がいい。

阿部さん:私も若い頃男性にお金を取られたことがあるので、それはキチンと息子に言おうと思います。

田村淳さん:こんなにしっかりしている阿部ちゃんでもお金をだまし取られるので、お金の勉強は小さい頃からしっかりとしていただきたいと思います。

今週のキキタイ世論調査。テーマは「あなたのお宅の“保険料”高いと思いますか?」。結果は1.高い 2,715ポイント、2.高くない 893ポイント、3.保険未加入 917ポイント。

田村淳さん:1.高い、2.高くないは保険に加入しているということですからね。

山崎さん:カモが群れで飛んでいるという。

保険外交員に不安を煽られいろいろな保険に入ってしまったが安心を買ったと思って自分を納得させているという49歳男性の意見に対して山崎さん:自分をごまかしているということですね。

以前外資系生保にいたという51歳女性の必要最小限(保証額1,000万円)の掛け捨て保険だけなので月々2,200円の保険料は高くないという意見に対して山崎さん:保険を知っているとその程度しか入らないということですよね。

鈴木奈々の今日のソーカツ。鈴木奈々さんが今日一番気になった言葉は「私はカモです!!」。気を付けまーす。

阿部さん:明るいカモ。

田村淳さん:日本で一番潔いカモ。来週鈴木奈々は保険に入っているでしょうか?

以上で後編も終了です。個人的には貯金ができない理由のひとつには今回のテーマであった保険もあるのではないか?と感じます。保険料の支払い負担が大きく、貯蓄まで手が回らないという。前編で山崎さんが指摘されていたように、本当に保障が必要なのは子供が生まれてから10年から20年とすれば、社会人になってまず始めるべきは保険ではなく貯蓄なり投資なりですよね。それで順調に資産が積み上がれば、もしかすると一生保険とは無縁の生活を送ることだって可能かも知れませんし。生命保険加入者の中には保障額をできるだけ増やすことが家族に対する誠意だと勘違いしている方もおられるようですが、適正な保障額にして浮いたお金で家族サービスをしたり、自己投資に回してスキルを磨き収入アップを果たす方が真の誠意ではないでしょうか?手数料などのコストに関しても投資信託なら対面販売で販売手数料3%が取られるなんてバカバカしいと思われる方がこと保険になると無頓着になってしまうのは本当に不思議です。例えば保険料の原価を公開しているライフネット生命のこちらのページをご覧ください。ネット生保で保険料が安いライフネット生命の掛け捨て型ですら手数料比率は24%から38%にもなるのですよ。この現実を目の当たりにすると前編で山崎さんが言われていた「保険は“損な賭け”なので、必要最小限の金額で泣く泣く掛けるもの」がいかに正論であるかがよく分かりますね。日本人が世界一保険好きな民族であるがゆえに保険が売れ、販売増に応じて広告も増えるため、ますますマスコミで真実を語れなくなるという悪循環も私たちにとっては不幸に思えます。そういう意味で数ある保険をまとめてボッタクリ金融商品として情け容赦なくぶった斬った今回の放送は、私たちにとって本当に貴重な機会でした。

番組冒頭で岩城みずほさんは山崎さんのことを「口が悪くてハラハラする」とおっしゃっていましたが、岩城さんの発言も表現は穏やかなものの、山崎さんに負けず劣らず切れ味鋭くズバリ核心を突くものばかりでした。ぜひ次回もこのコンビでボッタクリ金融商品を斬りまくって欲しいものです。

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