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確定拠出年金のスイッチングを実施

kage

2017/07/29 (Sat)

タイトルにあるとおり、このところすっかり月末月初の恒例行事となっている個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)のスイッチングを本日実施いたしましたので謹んでご報告申し上げます。ちなみに今回も意図的に8月1日(火)の基準価額で売却注文が約定することを狙ってスイッチングの指図を実行しました。その理由は前回のエントリーにも書いたとおり、最近の日本株には「1日は高い」というアノマリー(根拠のない経験則)があるそうなので、それなら為替も円安になりやすいのでは?と考えたためです。なおその内容は下記のとおりこれまでとまったく変わりはありません。具体的には今回もセレブライフ・ストーリー2055を取り崩してiFree 8資産バランスの購入に充てます。引き続き口数は非公開とさせていただきますが、今回もこれまでと同等の「お試し買い」のレベルです。過去のエントリーにたびたび書いているとおり、この「お試し買いレベル」で今後も継続してスイッチングを実施すると仮定すると完全移行まで3年以上もかかってしまう計算になるのですが、その間にもっと魅力的なスイッチング対象が登場する可能性も大いにありますので、引き続きブログネタ確保の観点からもこのペースを維持するつもりです。

スイッチング

このように毎月淡々と取り崩しを進めているセレブライフ・ストーリー2055ですが、直近は新興国の好調さに支えられて運用成績も順調に推移しています。このため私も心おきなくいわゆる「やれやれ売り」を繰り出すことができるのですが、客観的な評価は果たしてどうなのだろう?とふと気になりました。そこで前回のエントリーで使ったリスク(標準偏差)とリターン(トータルリターン)を基準とした成績表にセレブライフ・ストーリー2055を加えて比較してみましょう。さらに今回はベンチマークとして投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2016で13位に食い込んだ野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型も加えました。なお前回同様に比較期間は過去3年のみとさせていただきます。これはアベノミクス開始前までさかのぼる過去5年では運用成績が底上げされ過ぎ、リーマンショック前までさかのぼる過去10年ではボロボロになり過ぎるためです。なお今回も比較に必要な下記データはすべてモーニングスターのサイトから引用させていただきました。いつも個人投資家にとって大変貴重なデータをご提供いただき、心より厚く御礼申し上げます。なお前回の比較で使用したデータも一応最新の値を確認済みで、結果はまったく同じでした。それでは早速主なバランスファンドの成績表(過去3年間)をご覧ください。

(過去3年間の実績)トータル
リターン
標準偏差シャープ
レシオ
セゾン・バンガード・グローバル・バランスファンド5.5911.220.50
世界経済インデックスファンド4.2211.280.37
eMAXIS バランス(8資産均等型)5.379.730.55
SBI資産設計オープン(資産成長型)5.909.410.62
マネックス資産設計ファンド<育成型>6.039.170.65
セレブライフ・ストーリー20552.9810.810.27
野村インデックスF・内外7資産バランス・為替ヘッジ型5.686.470.87

そして今回も上記データを使ってエクセルでグラフを作成してみました。

 主なバランスファンドのリスク・リターン(3年) その1   主なバランスファンドのリスク・リターン(3年) その2 

上記左の図においては水色の線がリスクとリターンがバランスする水準を示しています。今回もすべてのファンドが水色の線の右下に位置しており、残念ながら取ったリスクに見合ったリターンが得られていないという結果になりました。上記右の図は起点から引いた線の角度が立っているほど投資効率が優れていると判断できるのですが、今回新たに追加した2ファンドが見事に明暗を分ける結果となっています。一応今回も念のため以下に順位を書いておきます。

1.野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型
2.マネックス資産設計ファンド<育成型>
3.SBI資産設計オープン(資産成長型)
4.eMAXIS バランス(8資産均等型)
5.セゾン・バンガード・グローバル・バランスファンド
6.世界経済インデックスファンド
7.
セレブライフ・ストーリー2055

セレブライフ・ストーリー2055には新興国資産の組入比率が突出して高いという特徴があるのですが、ご覧のとおり過去3年においてはそれが完全に裏目に出る形となり、前回最下位となった世界経済インデックスファンドのさらに下という大変残念な結果となりました。すなわちこれは、過去3年の国際分散投資において新興国が大きなリスク要因となっていたという現実を示しているといえるでしょう。また同じ期間には為替変動も大きなリスク要因となっており、それを示すためのベンチマークとして野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型を加えた次第です。ご覧のとおり、同ファンドは為替ヘッジにより為替変動リスクを回避するすることにより、他のバランスファンドより効率的な運用ができていることが一目瞭然です。過去のエントリーにも書いたとおり、そもそも私はそれまでポートフォリオの中心に据えていたSBI資産設計オープン(資産成長型)(愛称:スゴ6)からセレブライフ・ストーリー2055に乗り換えた経緯があるのですが、結果論でいえばその選択は失敗だったという判断になります。単純にトータルリターンだけを比較しても2.39%の差が出ているのですから、無駄な動きはせずにそのままおとなしく保有を続けていた方が良い結果が得られていましたので。

ハイリスク投機家を自認する私は基本的にリスクの高い新興国投資は大好きですし、為替リスクも積極的に取りに行くタイプです。しかし過去3年の結果論においてはそのスタンスは完全に裏目に出てしまいました。だからといってこれからの3年も同様とは限らないのが投資の難しいところで、私も今さら自分の投資スタイルを大きく変えようとは思っていません。ただ過去3年間における新興国投資は高いリスクを取ってもそれに見合うリターンは得られず、為替リスクについても運用成績に与える影響が極めて大きかったという事実だけは冷静かつ真摯に受け止めたいと思っています。投資においては「過去は未来を証明しない」が常識ですが、だからといって過去の反省をしなくていいという理論にはならないはずですよね?ファンドのリスクとリターンは誰でも簡単に確認することができますので、皆さんもぜひご自分のこれまでの投資は果たして効率的であったのか?を調べてみてください。

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