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外科外来定期通院日

kage

2017/07/08 (Sat)

本日は3ヵ月に一度の外科外来定期通院日でした。診察の具体的な内容は腫瘍マーカー測定のための採血と、その結果を聞くための問診です。結果から先に申し上げますと、誠にありがたいことに今回も「異常なし」でした。ご参考までに(というよりはむしろ私自身の備忘録として)昨日測定した腫瘍マーカーの数値をご紹介しておきましょう。なお腫瘍マーカーの詳細につきましては過去のエントリー「腫瘍マーカー」をご参照ください。

・CEA 2.9 (基準値 5.0以下) ng/ml
・CA19-9 28.9 (基準値 37.0以下) U/ml


前回(3ヵ月前)の結果と比較するといずれの数値も少々上昇していますが、基準値内であることは間違いありませんのであえて気にしないことにします。過去のエントリーでもたびたび書いておりますが、腫瘍マーカーの信頼度はあくまでも参考程度ですので。すなわち、腫瘍マーカーの役割はさらなる精密検査の必要があるかどうかを判断するための「体温計」のようなものですね。とはいえ私自身は過去にガンを発症して現在は手術後5年間の経過観察措置中の身ですから例え腫瘍マーカーの数値が基準値内であっても定期的な精密検査は欠かせません。前回(3ヵ月前)のエントリーでご報告したとおり、今日の診察時に半年に一度のCTスキャン(造影剤あり)と人生3度目の大腸内視鏡検査の予定が確定しましたので、その日程に合わせてこれまでの経緯と今後のスケジュールも改訂しておきます。

2015年

1月下旬:健康診断受診。オプションで大腸ガン検査も受ける。
2月上旬:便から血液反応が出て要精密検査となる。
2月中旬:人生初の大腸内視鏡検査を受診。腫瘍が発見される。
2月中旬:消化器内科を受診。各種精密検査の予定を組まれる。
2月下旬から3月上旬:各種精密検査を受診。
3月中旬:消化器外科を受診。即日入院。
3月下旬:大腸切除手術。
4月上旬:退院。
4月下旬:術後1ヵ月検診。術後補助化学療法(抗ガン剤治療)を勧められる。
5月中旬:術後補助化学療法開始。
12月上旬:術後補助化学療法終了。

2016年

1月中旬:CTスキャン(造影剤あり)受診。
4月上旬:人生2度目の大腸内視鏡検査を受診(手術後1年)。
7月下旬:CTスキャン(造影剤あり)受診。

2017年

1月下旬:CTスキャン(造影剤あり)受診。
7月中旬:CTスキャン(造影剤あり)受診予定。
8月上旬:人生3度目の大腸内視鏡検査を受診予定(手術後2年4ヵ月)。

過去のエントリーにも書いたとおり、私の大腸ガンは手術後の病理検査の結果、幸いにもリンパ節への転移を認めずステージ2という判断になりました(もしリンパ節への転移があればステージ3になります)。しかしながら静脈へのガン細胞流出が認められたため、担当医から術後補助化学療法(抗ガン剤治療)を勧められたという経緯があります。一般的に大腸ガンの場合はガン細胞が静脈から流出すると肝臓へ転移する危険性が高まるとされます。ですから私にとって半年に一度のCTスキャン(造影剤あり)はガンが肝臓に転移していないことを確認するためにも大切な検査なのです。また年に一度の大腸内視鏡検査は再発の有無を極めて高い信頼度で確認できる上に、もし再発の要因となり得るポリープが発見された場合にはいち早くそれを除去できるため、前回の検査で「異常なし」と診断された時の安心感はまた格別なものがありました。今回、一度は不要と判断された手術後2年目(正確には上記のとおり2年4ヵ月となりますが)の検査が復活したことで、また格別の安心感を得られるチャンスをいただけたと前向きに捉えたいと思います。もし仮に「ガン再発」という最悪の結果が判明したとしても、それはそれで早期発見・早期治療につながるわけですから。ただ過去にも何度か書いたとおり、大腸内視鏡検査は事前準備がなにかと大変ですので、またあの経験を繰り返すのかと思うと多少気が重くなるのは否めません。とはいえこれも現状が「異常なし」だからこそ味わえる「ぜいたくな悩み」なのかも知れませんね。

このように今の私にとって各種精密検査は極めて重要な意味を持つのですが、手術を要するような大きな病気に関しては結局のところ「開けてみなければわからない」現実が存在することも否定できません。実際に私の場合でも切除した患部を病理検査に回した結果、手術前の病名「ステージ1のS状結腸ガン」が「ステージ2の直腸ガン」に変更されましたので。腫瘍の位置など事前の内視鏡検査・CTスキャン(造影剤あり)・注腸検査(バリウムを飲んで胃のレントゲン撮影をするのと同じ仕組みで肛門からバリウムを注入します)などで正確に把握できそうなものなのですが、実際のところは「開けてみなければわからない」のですね。結果的に私のガンは大腸の筋肉層を超えて表面に露出する寸前まで進行していました。もし表面に露出すればそこから腹腔内に直接転移する可能性もありましたし、腸管に穴が開いて腸液が腹腔内に漏れ出して大変なことになる危険性さえあったのです。そんな状況にあるともつゆ知らず私は手術直前まで「血糖値を下げるための運動」と称して毎日外出許可をもらって入院中の病院から自宅まで徒歩で往復を続けていました。下記はその行程で撮影したもので、民家の裏庭に咲き誇る菜の花です。改めてデータを確認してみると、手術の8日前となる2015年3月22日に撮影しておりました。ちなみに私は今日も通院のためにこの民家の前を往復してきましたが、今では立派な家庭菜園になっています。

菜の花

今にして思えばこの時の私はお腹の中に爆発寸前の時限爆弾を抱えたまま毎日病院を抜け出していたわけで、事実を知れば知るほどゾッとさせられます。このように静かに病魔が体の中を蝕みある日突然…という事態も実際に起こることですので、縁あって当ブログをご訪問いただいた皆さまにおかれましてはぜひご自身の体力を過信することなく定期検診を欠かさず、もし異常が指摘された時には迷わず精密検査を受けられますように。これが不摂生と慢心からガンを発症してしまった「しくじり先生」からの切なる願いです。

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