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小林麻央さん

kage

2017/06/23 (Fri)

乳ガンで闘病中だったフリーアナウンサーの小林麻央さんが昨夜亡くなられました。34歳の若さでした。私自身もガン患者という立場ですので、この一報を聞いて大きな衝撃を受けたことは言うまでもありません。ただ私は麻央さんの詳しい病状を知っているわけではなく報道されていない深い事情も多々あると拝察いたしますので、あえてこれ以上は踏み込まず軽々しい言及は慎みたいと思います。今はただ痛みや苦しみを忘れて安らかにお眠りください。

皆さんご承知のとおり、ガンは人生設計を根底から覆しかねない忌まわしい病気です。その原因は遺伝もあるでしょう。あるいはたまたま運が悪かっただけかも知れません。しかし私が深く自覚している原因は自分自身の不摂生です。すなわちこれは生活習慣の改善である程度ガンの予防はできるということを意味するわけで、この重要性を今一度皆さんに認識していただきたく本エントリーを書いている次第です。闘病の実情を伝えることによりガンに対する社会的理解を深める(あるいは警鐘を鳴らす)というのは、おそらく小林麻央さんのご遺志でもあったと思いますので。

そもそも人間の体にはガン細胞を異物として排除する免疫システムが備わっています。しかし何らかの理由(不摂生、疲労、ストレスなど)で免疫力が低下すると、一部のガン細胞が生き残り増殖を始めてしまうのです。それでも年齢が若い内は少々不規則な生活を続けても、暴飲暴食を繰り返しても、仕事や私生活でストレスを抱えても、まだ何とかなるのかも知れません。しかし歳を重ねるに従ってガン発症のリスクが確実に高まっていることはぜひ肝に銘じておいてください。すなわちガン予防のために重要なのは肉体面と精神面共に健全な状態を維持することなのです。肉体面においては体力の低下が免疫力の低下につながりますので、適度な運動が欠かせません(運動不足は大敵)。そして精神面においては何よりもストレスの解消が大切です。とはいえ現代社会においてストレスフリーの生活はまず無理ですので、抱えたストレスをいかに発散するかが重要になるということですね。ただストレスの発散方法は人それぞれですので、ぜひご自分に合った方法をいくつか見付けて、定期的にそれを実行してください。

しかし誠に残念なことにこれらの対策でガンを完全に防ぐことはできません。もし不幸にしてガンになってしまった場合、次に大切なのは言うまでもなく早期発見・早期治療です。医療技術の進歩もあり、早期発見できれば完治の可能性が格段に高まりますので。しかし発見が遅れると治療のためにきつい抗ガン剤や放射線を使うことになり、結果的に体力が低下(=免疫力が低下)するという厳しい現実があります。さらに病状が深刻になればなるほど不安によるストレスも増すため、ますます完治が遠のいてしまいますので。ですからガン患者の私が「しくじり先生」として申し上げたいのは、定期検診を欠かさないこと、ガン検診の機会があれば積極的に受診すること、少しでも気になる症状があればすぐに病院に行くこと、などです。私は便に血が混じるという自覚症状がありながら、それが常にではなく時々だったことから放置してしまい、後々大変なことになってしまいました。過去のエントリーにも書いたとおり、ステージ2(5段階のちょうど中間)の私でも入院・手術・抗ガン剤治療・定期検診で身体・生活・金銭面で大きな負担になっていますから。

「ガンに備える」と書くとまず始めにガン保険や医療保険を思い浮かべる方が多いのかも知れません。しかし実際の優先度でいえば先に書いた生活習慣の改善や早期発見の努力の方がはるかに重要であることは間違いないでしょう。縁あって当ブログをご訪問いただいた皆さんには、ぜひこの順番を間違えないでいただきたいというのが「しくじり先生」からの切なる願いです。

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