2017 04 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. »  2017 06

ひふみ投信定期積立経過報告

kage

2017/05/20 (Sat)

今月もまたご報告が大変遅くなってしまいましたが、5月15日(月)はひふみ投信の定期積立約定日でした。そこでいつものようにひふみ投信設立時からの同額の定期積立を行っている私の運用成績をご報告させていただきます。なお毎回のご報告に書いているとおり下記運用成績は定期積立の他に猫パンチ投資(スポット購入)2発分を含んだ結果です(猫パンチ投資2発の詳細はこちらで公開しています)。

<ご参考>ひふみ投信定期定額積み立て+猫パンチ投資2発の指数
●取得単価 : 16,423 円 (先月より93円上昇)
●約定価額 : 40,746 円 (先月より3,349円上昇)
●騰落率 : +148.1% (先月より19.1%改善)


先月の定時報告を書いた4月15日時点では地政学的リスクと欧州政治リスクの高まりにより、世界経済は時ならぬ暗雲に覆われていました。しかしその後しばらくすると「いったいあれは何だったの?」と言いたくなるような手のひら返しで、市場のムードが一転してリスク・オンに傾いたことは皆さんご承知のとおりです。そこですっかりいい気になった私は、ちょうど一週間前に書いた「ブログネタ用ファンドの現状報告」で「完全放置しているファンドの含み益が過去最高レベルだ」と能天気に喜んでいたのですが、今度は突然「トランプ・リスク」が顕在化して、頭から冷や水を浴びせられる形となりました。今月の定期積み立て投資約定日となった5月15日はこの「トランプ・リスク」顕在化前でしたので、結果的に目先の高値で掴んでしまうという、受益者にとっては誠に残念な結果となってしまいました。ちなみに現時点の基準価額は40,472円で、ここから計算した騰落率(私個人の運用成績)は146.4%となります。それでも先月の約定価額より3,000円以上高い水準にあることは紛れもない事実ですので、現状を冷静かつ客観的に評価するならば、「万々歳」ということになるのでしょうね。今後もいろいろなリスクが降って湧いて市場に混乱をもたらすと思いますが、過去にも書いたとおり私の持論は「何の不安もなく投資できる環境はバブルである」ですので、少々のリスクは「投資チャンスをもたらす貴重な要因」であるとあえて前向きに捉えたいと考えております。とはいえリーマン・ショック級の特大リスクはもちろん願い下げですが。

先月の買い付けでいったんゼロクリアされた資産形成応援団応援金ですが、基準価額4万円超えの追い風も受けて早くも300円を超えています。この調子でいけば、次回(10月)の買付金額は2千円超えがほぼ確実ですね(取らぬ狸の皮算用にならなければいいのですが)。

応援金

NISA口座で保有するひふみプラスの方も絶好調で、損益率は先月の+22.46%から+34.45%に急回復しています。また昨年末のNISA枠消化期限ギリギリで駆け込み購入したiFree日経225インデックスも黒字転換してくれてホッと一安心です。投資額が少なく影響は微々たるものであるとはいえ、含み益と含み損では気分が全然違いますからね。

ひふみプラス

NISA投資本命の個別株投資は決算発表シーズンを迎えて明暗がハッキリ分かれる形になっています。ご覧のとおり昨年末のNISA枠消化期限ギリギリで駆け込み購入した下の2銘柄は、一方が好決算で含み益が増加したのに対して、もう一方は失望決算であえなく含み損に転落してしまいました。また一番投資額が大きいドリームインキュベータも、ひふみ投信運営元のレオス・キャピタルワークス社から大量保有報告書が出るという追い風がありながら、失望決算で含み益を大きく減らしてしまいました。このように決算発表期の株価が乱高下する傾向は近年ますます激しくなっており、個別株投資の難しさを痛感させられます。

NISA

SBI証券 確定拠出年金積立プラン(個人型401K)で保有しているひふみ年金も運用成績が急回復しています(同じマザーファンドで運用されているので当然ですが)。ご覧のとおり損益率は先月の+3.6%から今月は+13.7%と、一気に10%以上も改善しました。先月の定時報告では「もし今月後半も引き続き軟調な展開が続くようであれば、月末月初に予定している定期スイッチングでひふみ年金の買い増しも検討したいと思います」と書いておりましたが、その後状況が一転してリスクオンムードに変わったため、スイッチングは実施しておりません。

ひふみ年金

上でレオス社からドリームインキュベータの大量保有報告書が出されたと書きましたが、実は今回が初めてではありません。今から2年弱前にも一度出されており、当ブログでも「ドリームインキュベータ」という記事にしておりました。その後保有比率を減らしたため売買の報告義務はなくなったのですが、第8期運用報告書を見ると期末(2016年9月30日)時点でもしっかりと保有していたことが分かります。私が「将来有望」と判断して投資した銘柄がひふみ投信に組み入れられるのは正直嬉しいのですが、投資対象が重複してしまうという難点もあり、さらに今回は失望決算により運用成績悪化の要因となっているため、(私の責任ではありませんが)少々心苦しさを感じております。このモヤモヤ感を払拭するためには、ドリームインキュベータにしっかりと結果を出してもらうしかないですね。

レオス社の大量保有報告書については5月3日付の「ひふみ投信が運用方針を転換?」でも触れておりますが、ご参考までにその後の提出状況も確認しておきましょう(なお大量保有報告書はEDINETで誰でも検索できます)。

5月 9日
BEENOS(証券コード:3328) 保有割合 5.03%
ドリームインキュベータ(証券コード:4310) 保有割合 5.19%

5月10日
スミダコーポレーション(証券コード:6817) 保有割合 6.96% → 8.53%

5月11日
セプテーニ・ホールディングス(証券コード:4293) 保有割合 6.08% → 7.60%
ほぼ日(証券コード:3560) 保有割合 5.08% → 6.27%

5月17日
メック(証券コード:4971) 保有割合 5.28% → 6.59%


ひふみ投信が運用方針を転換?」でもご紹介したほぼ日はレオス社の大量保有報告書提出をきっかけに株価が急騰しましたので、個人的には「ここで一部利益確定するのもアリだな」と思っていましたが、実際にはさらに買い増していたのですね。このように大量保有報告書はレオス社の直近の投資動向をチェックできる貴重な情報源なのですが、お世辞にも大手とは言えないレオス社の買い付けで5%を超える投資対象は時価総額が小さい銘柄ばかりですので、ひふみ投信全体の運用成績に及ぼす影響は極めて小さいこともまた事実でしょう。ですからこれらの情報は、あくまでも参考程度とお考えください。

ひふみ投信の組み入れ銘柄開示については、最新の月報(ひふみのあゆみ)で下記のような案内がありました。

今後の銘柄紹介について

※ひふみ投信マザーファンドの純資産が拡大する中で、運用品質を維持しながらより多くのお客様に、ひふみの運用哲学や運用状況、投資先企業ご紹介させて頂くため、今まで基準日時点の組入上位20銘柄を開示しておりましたが、2017年5月度の「ひふみのあゆみ」より、基準日時点の組入上位10銘柄と基準日の3ヶ月前の月末時点組入上位30銘柄の開示へと変更させて頂きます。引き続き、長期投資の大切さ・素晴らしさ・楽しさをお伝えしながら、より一層、高い品質の運用と情報提供・お客様サポートに尽力してまいります。何卒ご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。


10+30=40で開示総数は増えていますが、30銘柄は3ヵ月前のものですので、投資情報としての価値は明らかに低下しますね。しかし生き馬の目を抜くような投資の世界で手の内を見せて戦うのは明らかに不利ですので、これがひふみ投信の運用にとってプラスになるのなら、私もこの「改悪」を我慢しましょう。ちなみに今回の変更は受益者以外も閲覧可能な簡易版にも適用されるようですので、受益者以外にとっては明らかに「改善」となりますね。ただしこれにより、受益者の特典(優位性)は完全に失われることになりますが。

顧客本位を標榜する運用会社にとって、情報の積極的な開示による透明性の確保が何よりも重要であることは言うまでもありません。しかし、こと銘柄選択となるとアクティブファンドの成績を大きく左右する重要機密情報にもなりますので、今回の決定も致し方ないと私は思います。運用資産規模が膨らむと世間の注目も風当たりも強くなりますが、関係者各位におかれましてはぜひ文句の付けようがないような結果を出して自らの価値を証明してください。

(Sponsored Link)



関連記事

コメントフォーム

kage


URL:




Comment:

Password:

Secret:

管理者にだけ表示を許可する

この記事へのトラックバック