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外科外来定期通院日

kage

2017/04/23 (Sun)

昨日は3ヵ月に一度の外科外来定期通院日でした。診察の具体的な内容は採血(腫瘍マーカー測定)の結果を聞くための問診です。結果から先に申し上げますと、誠にありがたいことに今回も「異常なし」でした。ご参考までに(というよりはむしろ私自身の備忘録として)昨日測定した腫瘍マーカーの数値をご紹介しておきましょう。なお腫瘍マーカーの詳細につきましては過去のエントリー「腫瘍マーカー」をご参照ください。

・CEA 2.7 (基準値 5.0以下) ng/ml
・CA19-9 26.7 (基準値 37.0以下) U/ml


前回(3ヵ月前)の数値が基準値内とはいえ大幅に上昇したため「もしやこれはガン再発の兆候か?」と密かに心配していたのですが、今回はまた以前の水準に低下してくれてホッと一安心しております。前回も書いたとおり、いくら頭では腫瘍マーカーの数値は参考程度の信頼性だと理解していても、実際にガンが発症した身としてはどうしても思考がネガティブ側に偏向してしまいますので。なにはともあれこのように腫瘍マーカーの数値も改善しましたので、4月1日に見切り発車的に書いた「無事三年生に進級」の内容をこれで裏付けることができ、こちらもホッと一安心です。過去のエントリーでも書いたとおり、ガン発症の主な要因の一つがストレスですので(ストレスが体の免疫力を低下させることは科学的に証明されています)可能な限りストレスフリーの生活を送りたいところなのですが、過去にガンを発症したという事実自体が大きなストレス要因となっていますのでなかなか容易ではありません。それでも2年前の今頃と比べると格段にストレスが低下していることもまた事実です。あの頃は手術後1ヵ月検診が目前に迫り、「病理検査でリンパ節への転移が見つかったらどうしよう」とネガティブな思考が脳裏を埋め尽くしていましたので。

今回の診察では前回(3ヵ月前)に引き続き思いがけない出来事がいくつかありました。もちろんその内容は前回同様に病状に関するものではありません。思いがけない出来事の一つ目はまた担当医が変わったことです。私が通院しているのは大きな総合病院ですので定期的に担当医が変わるのは普通のことなのですが、今回は事前に案内もなく突然の変更でした。ちなみに前回(1年前)は1月の診察時に次回4月の診察では担当医が変更になる旨の案内がありましたので。病院でも4月は異動の季節ですので、診察室の前に掲示されている外科外来担当医一覧表を見てもメンバーが一新されていることが分かりました。前回の担当医は若手で人当たりのいい人でしたが、この1年間は外来診察の研修というような位置付けだったのかも知れませんね。

ここで過去の担当医についてまとめておきますと、一人目は実際に私の手術を執刀してくださった中堅医師でした。しかし外来診察の担当日が平日の水曜日だったため、術後補助化学療法(抗ガン剤治療)実施の途中で私の方から希望して土曜日の診察に変更してもらいました(当時は術後補助化学療法のサイクルに合わせて5週間に1度の診察でしたので平日通院はなかなか厳しいものがありましたので)。これにより土曜日担当の若手医師が二人目の担当医となったわけです。しかし昨年4月の異動で一人目の担当医だった中堅医師が外来診察担当から外れ、その後釜に二人目の担当医が座ることになったため、さらに若手の医師が三人目の担当医となったわけです。ちなみに今回の異動では二人目の担当医の名前も外科外来担当医一覧表から消えていました。そして三人目の担当医も外来担当1年でお役ご免となったため、新たに四人目の担当医のお世話になる運びとなりました。大病院ではこのようにコロコロと担当医が変わるため、自分の病状をよく分かってくれている担当医と長いお付き合いができない点が明らかなデメリットといえるでしょう。

そして今回の担当医変更が思いがけない出来事の二つ目を産むことになりました。実は今回の担当医と前回の担当医では診察方針が明らかに異なったのです。具体的には前回(3ヵ月前)の診察で不要とされた今年の大腸内視鏡検査を新担当医は必要(厳密には「やってもいい」)と判断したのです。このあたりの判断は医師によって異なるとの説明でした。実際に私の周囲にも過去に大腸ポリープが発見されて以来毎年欠かさずに大腸内視鏡検査を受けている人もいますので、慎重を期すのなら毎年でもいいのでしょうね。というわけで前回掲載した今後のスケジュールは根本的に見直しを迫られることになりました。具体的には次回7月上旬の定期診察はまた腫瘍マーカー測定のみで、その時に改めてCTスキャン(造影剤あり)と人生3度目の大腸内視鏡検査の計画を立てましょうということになったのです。このためこれまでの経緯と今後のスケジュールも改訂しておきます。

2015年

1月下旬:健康診断受診。オプションで大腸ガン検査も受ける。
2月上旬:便から血液反応が出て要精密検査となる。
2月中旬:人生初の大腸内視鏡検査を受診。腫瘍が発見される。
2月中旬:消化器内科を受診。各種精密検査の予定を組まれる。
2月下旬から3月上旬:各種精密検査を受診。
3月中旬:消化器外科を受診。即日入院。
3月下旬:大腸切除手術。
4月上旬:退院。
4月下旬:術後1ヵ月検診。術後補助化学療法(抗ガン剤治療)を勧められる。
5月中旬:術後補助化学療法開始。
12月上旬:術後補助化学療法終了。

2016年

1月中旬:CTスキャン(造影剤あり)受診。
4月上旬:人生2度目の大腸内視鏡検査を受診(手術後1年)。
7月下旬:CTスキャン(造影剤あり)受診。

2017年

1月下旬:CTスキャン(造影剤あり)受診。
7月以降:CTスキャン(造影剤あり)受診予定。
7月以降:人生3度目の大腸内視鏡検査を受診予定(手術後2年)。

このように私の受診スケジュールはなかなか定まらずバタバタしていますが、今年も春を迎えて桜はいつもどおりに咲き、そして散っていきました。そこで本エントリーの締め括りとして2枚の桜の写真を掲載しておきます。

桜2015 桜2017

ちなみにこの2枚の写真はまったく同じ桜の木を撮影したものです。左の写真は今から2年前に外科病棟から隣の公園にある桜の木を撮影したもので、右の写真は昨日公園から病棟をバックに撮影したものです。2年前にこの写真を撮影した頃の私は、手術後の激痛と闘いながら毎日病棟の廊下で歩行訓練を行っていました。この写真はエレベーターホール横の窓から隣の公園を撮影したもので、雨が桜の花を散らしている様子を写しています。結果的にこの年の私は、満開の桜を病棟の窓から見ることしかできませんでした。そして昨日、公園側から同じ桜を撮影した時に、病棟の窓からこちらを見ている人影に気付きました。今もこの病棟には多くの患者さんが入院されていることでしょう。その患者さんたちは今年も同じように咲き誇り、そして散りゆく桜を見てどう感じたのでしょうか?桜の花が散る様を不吉な前兆と捉える方もおられるかも知れませんが、私は毎年繰り返される生命のサイクルに大いに勇気付けられております。

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