2017 09 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. »  2017 11

無事三年生に進級

kage

2017/04/01 (Sat)

まず最初にお断りしておきますが、本エントリーはいわゆる「エイプリルフール」ネタではありません。今年も新年度を迎えて、私がめでたく三年生に進級できたことは紛れもない事実なのです。と意識的にもったいぶった表現をしてはみたものの、タイトルからお分かりのとおり本エントリーはちょうど1年前に書いた「無事二年生に進級」の続編ですので、この「三年生」がいったい何を意味するのか?すでにお気付きの方もおられるでしょう。昨年のエントリーにも書いたとおり、この「三年生」とはガンの手術日から再発することなく無事に3年目に突入したことを示すガン患者独特の言い回しなのでした。私の場合は手術日がたまたま年度末に近い3月30日でしたので、本当の新入学シーズンと重なったわけです。こちらのエントリーでご紹介したグラフからもお分かりのとおり、大腸ガンの5年生存率と10年生存率はほとんど変わりませんので、一般的に手術後5年間再発なしで「完治」とみなされることになります。すなわち、現在の私は手術後5年間の経過観察措置の状態にあり、誠にありがたいことに新年度入りとほぼ同時に無事3年目に突入できました。とはいえ昨年はちょうどこのタイミングで手術後1年の大腸内視鏡検査という「進級試験」がありましたので、進級の感慨もまたひとしおだったのですが、こちらのエントリーでご報告したとおり今年はそれもなくなりましたので(正確には手術後2年目にはそもそも検査の必要はなかった)、今ひとつ進級の実感が湧きません。ですから今回のタイトルが持つ意味に正確を期すのであれば、今月下旬に予定されている腫瘍マーカー測定の結果が出るまで待つべきだったのかも知れませんが、新年度入りのタイミングでどうしても記事にしたかった私の気持ちに免じて何卒ご容赦くださいませ。

このような次第で、現在の私が把握している検査データはこちらのエントリーでご報告した1月下旬の数値が最新です。その後はブログネタにできるような新たなデータは得られておりません。そこで今回は特別に私個人が昨年支払った医療費自己負担額を公開いたします。身を切ってブログネタにするのは安易な手段かも知れませんが、これが病気や治療費でお悩みの方にとって少しでも参考になるのであれば幸いです。私自身もガン発覚後に情報を求めてネット検索しまくりましたが、医療費に関する情報はあまり得られなかった記憶がありますので。

私個人が昨年1年間で支払った医療費の自己負担額(項目別)

外科 39,970円
内科 13,650円
薬局 25,240円
歯科  4,170円
治験  2,320円

合計 85,350円


ご覧のとおり総額で10万円に満たなかったため、昨年分の確定申告で医療費控除を受けることはできませんでした。もっとも控除を受けることが治療の目的ではなく、自己負担額が少ないに越したことはありませんので、「医療費控除を受けられなくて残念」とは微塵も思っておりません。現実問題としてもし仮に自己負担額が11万円で医療費控除の対象になったとしても、実際に課税所得から差し引かれるのは11万円-10万円=1万円に過ぎず、減税額は微々たるものですので。

それでは項目別にその内容を少々説明しておきましょう。まず一番負担額が大きかった外科ですが、これは100%ガン検診の費用です。具体的には大腸内視鏡検査1回、CTスキャン(造影剤あり)2回、採血(腫瘍マーカー測定)+問診4回となります。先にも書いたとおり、今年は大腸内視鏡検査がありませんでしたので自己負担額も若干少なくなるでしょう。約4万円というこの金額が多いと見るか少ないと見るかは人それぞれの価値判断で異なるとは思いますが、私自身の正直な印象は「大腸ガンの手術を受けても異常がなければこの程度で済むのか」というものでした。

次に内科ですが、これは100%糖尿病治療の費用です。具体的には3ヵ月毎(=年4回)の採血+検尿+問診です。糖尿病の治療ではありますが、採血や検尿では肝機能もチェックされ、コレステロール値や中性脂肪値の上昇についても常に厳しい指導が入ります。2年前の入院時には、食事は少量+超薄味の糖尿病対応食で手術の前後は点滴だけで命をつなぐ飲まず食わずの生活を余儀なくされたため結果的に大幅ダイエットとなったのですが、その後2年を経てまた徐々に体重が増加し、今では内科の担当医からダイエットを厳命される状態に逆戻りしてしまいました。とはいえガン発覚以前と比べて明らかに生活や食事の習慣は改善していますので、つい先日3月末の内科外来定期診察においては「肝臓の状態は治療を始めてから一番いいです」と言ってもらえました。もちろん糖尿病の方も薬を服用していれば血糖値は正常で、尿の糖反応もマイナスです。

3番目の薬局も100%糖尿病治療の費用です。具体的には糖尿病の治療薬2種類とコレステロールを下げる薬1種類の代金となります。この費用が他と異なる点は、外科や内科の費用は固定費のようなものであるのに対して、薬剤費は私の努力次第で減らすことが可能なことです。現実に昨年は血糖値の改善が続いたため一度薬の量が減らされ、自己負担額も減りましたので。しかしその反動か血糖値はまた元に戻ってしまい、結局薬の量も元に戻されましたが。さらにコレステロール値や中性脂肪値が上昇したため新たな薬を処方され、結果的に自己負担額が増えてしまうというオマケも付いてしまいましたが。とはいえ一昨年は術後補助化学療法(抗ガン剤治療)のため5週間毎に7万円強の自己負担が生じていましたので、それと比べると多少の増減は誤差の範囲とも思えてしまいます。しかし薬剤費を含む医療費の増加は日本が抱える重大な問題ですので、今年はまた薬の量を減らせるように努力を続けて参る所存です。

その次の歯科は金属の詰め物が外れてしまったための治療費で、昨年はこれが2回ありました。最後の治験はこちらのエントリーでご報告した某抗ガン剤のジェネリック薬承認に必要な臨床試験に協力するために必要だった事前検診の費用です。なおこの費用はその後治験協力費の名目で全額補填されました。

以上が昨年私が支払った医療費自己負担額のすべてです。客観的に見て年間85,350円という金額は決して少なくありませんよね。生活や食事の習慣に留意して健康を維持できていたらこの費用も必要なかったのですから、投資でリターンを目指す前にまずこのマイナス効果を何とかできなかったのかと後悔の念を禁じ得ません。今の私が皆さんにアドバイスできることがあるとすれば、過去にも書いたとおり健康こそが人生で最大の宝物であるということです。ぜひ私を反面教師として、くれぐれも健康にはご留意ください。

今は私の中で手術から「まだ2年」と「もう2年」という相反する思いが同居しております。そんな私の感情とは関係なく時は刻刻と過ぎゆき、このまま異常がなければ今年の6月末には「完治」までの折り返し点を迎えることになります。そして来年の今頃、「無事四年生に進級」というエントリーを書けるよう、今後とも私は生活習慣や食習慣の改善に努力を惜しみません(有言実行を目指します)。

(Sponsored Link)

関連記事

コメントフォーム

kage


URL:




Comment:

Password:

Secret:

管理者にだけ表示を許可する

この記事へのトラックバック