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ひふみ投信定期積立経過報告

kage

2017/03/19 (Sun)

今月もまたご報告が大変遅くなってしまいましたが、3月13日(月)はひふみ投信の定期積立約定日でした。そこでいつものようにひふみ投信設立時からの同額の定期積立を行っている私の運用成績をご報告させていただきます。なお毎回のご報告に書いているとおり下記運用成績は定期積立の他に猫パンチ投資(スポット購入)2発分を含んだ結果です(猫パンチ投資2発の詳細はこちらで公開しています)。

<ご参考>ひふみ投信定期定額積み立て+猫パンチ投資2発の指数
●取得単価 : 16,230 円 (先月より92円上昇)
●約定価額 : 38,900 円 (先月より1,300円上昇)
●騰落率 : +139.7% (先月より6.7%改善)


こちらのエントリーでご報告したとおり、私は今月に入って個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)のスイッチングを実施してひふみ投信の姉妹ファンドであるひふみ年金を買い増しました。その理由は先のエントリーにも書いたとおり、3月13日(月)から正式運用が始まった「JPX日経中小型株指数」がひふみシスターズの追い風になるのでは?と考えたからです。しかし投資に限らず人生は何事も思惑どおりにはいかないもの。奇しくも今月の定期積み立て投資約定日と重なった今週月曜日(3月13日)に、2月10日から続いていた日経ジャスダック平均株価の連騰記録が途切れてしまったのです(結局連騰記録は「21」止まりでした)。さらにひふみ投信にとって最悪だったのは、先月末時点で組入比率第2位だったGMOペイメントゲートウェイ(証券コード:3769)が個人情報流出の可能性を発表したことでストップ安比例配分(いわゆる「ストップ安はりつけの刑」です)となってしまったこと。これによりひふみ投信の基準価額も前日比-354円(-0.9%)となったのです。こんな場合でもいつもなら「安くたくさん買えてラッキー!」と精一杯の強がりを言うところなのですが、今回ばかりは前営業日の3月10日にひふみ年金の買い付けが約定していたため「高値掴みになってしまった」という残念な気持ちが頭の中を埋め尽くしてしまいました。

しかし「案ずるより産むが易し」とでも申しましょうか、一昨日(3月17日)時点でひふみ投信の基準価額は39,309円にまで回復しており、1週間前のひふみ年金約定日(3月10日)の39,254円を上回っているのです。つまり今にしてみれば3月10日の買い付けは決して高値掴みなどではなかったということになるわけですね。逆に3月13日の定期積み立て投資による買い付けは奇跡的に絶好の買いチャンスをピンポイントでヒットできたわけです。結果論で投資を語っても無意味であることは重々承知しておりますが、それでもあえて言わせてください。今月の定期積み立て投資は本当に「安くたくさん買えてラッキー!」だったと。もっとも実際のところ、今月の約定価額は先月より1,300円も高いので絶対値で見れば全然安くはないんですよね。まあそこは相対値の感覚ということでお許しください。

基準価額の上昇を受けて資産形成応援団応援金も順調に積み上がり、ついに1,000円の大台を超えてきました。なお来月はまたこの応援金で買い付けが実行されますので、次回のご報告は一度ゼロクリアされた後の数値となることをあらかじめご承知置きください。

応援金

NISA口座で保有しているひふみプラスの運用も順調で、私個人の運用成績を示す損益率も+30%を超えてきました。ちなみに先月の成績は+25.56%でしたので、ちょうど5.0%改善している計算になりますね。年単位の運用が前提のNISA投資で目先の値動きに一喜一憂しても無意味であることは重々承知しておりますが、それでも1ヵ月で+5%とは驚きの成果ですね。あと先月はマイナスだったiFree 日経225インデックスが黒字転換してくれたことも個人的には嬉しい限りです。損益額は微々たるものなので無視しても構わないのですが、プラスとマイナスでは気分的に天と地の差がありますからね。

ひふみプラス

NISA投資本命の個別株の方もおかげさまで損益が大幅に改善しました。しかし改善したらしたでまた新たな「欲」が出てくるもので、(NEXT FUNDS)東証REIT指数連動型上場投信(証券コード:1343)の損益がいまだにマイナスであることと、一昨年に投資した銘柄(上から二段目)の損益率がなかなか改善しないことに不満を感じています。まあこれも先月の状況から見れば贅沢な悩みなんですけどね。

NISA

個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)で保有するひふみ年金については先にも触れたとおり、3月10日の比較的高いところで追加買い付けが行われたため、トータルの損益率は先月の+10.9%から+10.4%に悪化しています。もっとも指図を出してから完了するまで時間がかかる確定拠出年金のスイッチングにおいては買い付けのタイミングが吉と出るか凶と出るかは運を天に任せるしかありませんので目先の成績悪化を悔やんでも仕方ありません。多少の波はあるにせよこれからもひふみシスターズが設定来高値更新を更新してくれるのであれば、結局のところは「買いたい時が買い時」と考えても差し支えないわけで、多少巡り合わせが悪くても後から見れば誤差の範囲になるのでしょう。実際に今にしてみれば、月曜日の「高値掴みをしてしまった」という残念な気持ちは一体何だったんだ?と思いますしね。

ひふみ年金

冒頭でも触れた「JPX日経中小型株指数」ですが、せっかくの機会ですのでその内容について確認しておきましょう。JPX(日本取引所グループ)のWebサイトに掲載されている「JPX日経中小型株指数の狙い」は下記のとおりです。

これまで、中小型株の動向を示す日本株指数は、時価総額や売買代金などの流動性指標によるものであり、資本の効率性や財務状況などの観点で銘柄選定を行う指標は一般的ではありませんでした。
当指数は、JPX日経インデックス400で導入した「投資者にとって投資魅力の高い会社」を構成銘柄とするとのコンセプトを中小型株に適用することで、資本の効率的活用や投資者を意識した経営を行っている企業を選定するとともに、こうした意識をより広範な企業に普及・促進を図ることを目指すものです。併せて、こうした企業への投資者の投資ニーズにこたえることを企図しています。
また、銘柄選定に際しては、銘柄ごとの市場流動性も考慮することで、新指数に連動した資産運用を可能とするための実務的要請に応えることも目指します。


すなわち、ザックリとした理解ではJPX日経インデックス400の中小型株版と考えて差し支えないようですね。ただし構成銘柄数は半分の200になっていますし、銘柄選定基準も多少異なりますが。同指数はまだ運用が始まったばかりで、ネット上をいくら探し回ってみてもチャートが存在しません。そこでJPXが公表している資料(ファクトシート)から切り取って参りました。下記は時系列グラフとパフォーマンスの部分で、いずれも昨年末時点のものです。

JPX01

ご覧のとおり、明らかにJPX日経インデックス400を上回る成績を残していますね。単年で見ても全勝ですし。累積リターン(トータルリターン)と標準偏差(リスク)については過去のエントリー「リスクとリターン」「投資信託格付けチェック」「セゾン投信定期積立経過報告」などで主要投資信託間の比較をしていますのでよろしければご参照ください(ただし基準日が異なる点にはご注意ください)。ちなみにひふみ投信については昨年12月度の月報(ひふみのあゆみ)を見れば年末時点の数値が分かりますのでご参考までにご紹介しておきますと、過去3年の累積リターン(トータルリターン)は13.4%で標準偏差(リスク)は14.1%でした。これに対してJPX日経中小型株指数は過去3年の累積リターン(トータルリターン)は11.49%で標準偏差(リスク)は15.84%ですので、個人的にはインデックス指数なのに大健闘しているという印象を持ちました。また過去5年では累積リターン(トータルリターン)22.18%が標準偏差(リスク)18.00%を上回っており(これは期待以上のリターンを得ていることを意味します)、投資対象としても極めて効率的であることが分かります。なお一昨日3月17日(金)時点のひふみ投信のデータをモーニングスターのWebサイトで調べてみると、過去5年の累積リターン(トータルリターン)は24.48%で標準偏差(リスク)は15.48%でした。こちらもJPX日経中小型株指数は大健闘と言えるのではないでしょうか?

次にご紹介するのはウェート上位10銘柄と市場別銘柄数と3年平均ROEの部分で、こちらも昨年末時点のものです。

JPX02

ウェート第1位の東京精密はSBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(愛称:jrevive)の組み入れ銘柄ですね。また同8位のカドカワは一時ひふみ投信の組み入れ上位に顔を出していました。また同2位の岡三証券グループは私自身が顧客でもあります(岡三オンライン証券に口座を開設していますので)。あと同6位の不二越は個人的には値動きの激しいいわゆる仕手銘柄という印象を強く持っており、同10位の東京製鐵はかつて私も保有していた時期があり印象深いです。市場別銘柄数を見ると、圧倒的に東証一部が多いのですね。やはり東証一部に昇格できるくらいの企業でなければ選定基準のクリアは難しいのでしょうか?3年平均ROE(自己資本利益率)の18.2はJPX日経インデックス400の12.5を大きく上回っており、投資対象としても魅力的であることを示しています。

JPX日経中小型株指数関連の投資信託としてはニッセイアセットマネジメントが指数の運用開始と同時に「ニッセイJPX日経中小型株アクティブファンド」を設定しています。また指数との連動を目指すETFも三菱UFJ国際投信が4月5日に「MAXIS JPX 日経中小型株指数上場投信」を上場させる予定ですので、インデックス投資家の皆さんもぜひポートフォリオの一部に組み込んでみてはいかがでしょうか?その動きが広がれば必ずやひふみ投信の追い風になるでしょうから、何卒よろしくお願い申し上げます。

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