2017 06 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. »  2017 08

外科外来定期通院日

kage

2017/01/29 (Sun)

昨日は3ヵ月に一度の外科外来定期通院日でした。診察の具体的な内容は1週間前の1月21日(土)に受診したCTスキャン(造影剤あり)と採血(腫瘍マーカー測定)の結果を聞くための問診です。結果から先に申し上げますと、誠にありがたいことに今回も「異常なし」でした。ご参考までに(というよりはむしろ私自身の備忘録として)1週間前に測定した腫瘍マーカーの数値をご紹介しておきましょう。なお腫瘍マーカーの詳細につきましては過去のエントリー「腫瘍マーカー」をご参照ください。

・CEA 3.0 (基準値 5.0以下) ng/ml
・CA19-9 30.2 (基準値 37.0以下) U/ml


前回(3ヵ月前)の数値がCEA 2.4 ng/ml、CA19-9 24.9 U/mlであったことを思えば、今回の測定結果は明らかに大幅上昇しており気になるところですが、基準値以内に収まっていますのであえて深くは考えないことにします。そもそも腫瘍マーカーはガン検診における目安のひとつに過ぎず、過度に気にする必要はありませんので(かと言って無視してもいけませんが)。とはいえ心に不安を抱えているとどうしても思考パターンがネガティブ方向に傾きがちになることもまた事実です。実は先週受診したCTスキャン(造影剤あり)でも不安をかき立てられる出来事がありました。それは検査が終わって付き添いの看護師さんから「お疲れさまでした」と声をかけられた時のこと。隣の操作室から担当医が出てきて「済みませんがもう一度撮影させてください」と言われたのです。この時私の脳裏を駆け抜けたのは「もしかしてガンの再発が疑われる反応が現れたのか?」という不安でした。しかし結果は「異常なし」でしたので、私の不安は杞憂に終わったわけです。投資においても常に最悪の事態を想定しておくことは極めて重要ですが、対象が命に関わる健康問題となると最悪の事態はできるだけ考えたくないというのが正直な気持ちです。

昨日の診察では想定外の事実も判明しました。と言っても悪い内容ではなく、3ヵ月後の4月にあると思っていた人生3度目の大腸内視鏡検査がないという事実です。私は勝手に大腸内視鏡検査は1年に1回と思い込んでいたのですが、担当医によると手術から1年後の次は2年後(つまり来年)でよいとのこと。当然あるものと思っていた検査がなくなり、私はすっかり拍子抜けしてしまいました。大腸内視鏡検査は事前準備が何かと面倒なので予定が先延ばしになることは素直にありがたいのですが、「異常なし」を確認できる機会が減るという意味では少々残念でもあります。

何はともあれ事前に想定していたスケジュールに変更が生じたため、これまでの経緯と今後のスケジュールを更新しておきます。なお今後も「異常なし」が続くという希望的観測に基づき、一気に来年の予定まで書き込んでおきました。

2015年

1月下旬:健康診断受診。オプションで大腸ガン検査も受ける。
2月上旬:便から血液反応が出て要精密検査となる。
2月中旬:人生初の大腸内視鏡検査を受診。腫瘍が発見される。
2月中旬:消化器内科を受診。各種精密検査の予定を組まれる。
2月下旬から3月上旬:各種精密検査を受診。
3月中旬:消化器外科を受診。即日入院。
3月下旬:大腸切除手術。
4月上旬:退院。
4月下旬:術後1ヵ月検診。術後補助化学療法(抗ガン剤治療)を勧められる。
5月中旬:術後補助化学療法開始。
12月上旬:術後補助化学療法終了。

2016年

1月中旬:CTスキャン(造影剤あり)受診。
4月上旬:人生2度目の大腸内視鏡検査を受診(手術後1年)。
7月下旬:CTスキャン(造影剤あり)受診。

2017年

1月下旬:CTスキャン(造影剤あり)受診。
7月下旬:CTスキャン(造影剤あり)受診予定。

2018年

1月下旬:CTスキャン(造影剤あり)受診予定。
4月上旬:人生3度目の大腸内視鏡検査を受診予定(手術後3年)。
7月下旬:CTスキャン(造影剤あり)受診予定。

今回のCTスキャン(造影剤あり)については3ヵ月前のエントリーで体に造影剤を入れる前に腫瘍マーカー測定のための採血を済ませるために綱渡り的なスケジュールをこなす必要があることを書いておりました。具体的には採血開始時刻AM8:30からCTスキャン予約時刻AM9:10までの40分が勝負となるわけです。40分もあれば余裕だろう?と思われるかも知れませんが、私が通院している大きな総合病院ではその前に受付の順番待ちという大きな関門が立ちはだかっているため簡単ではありません。受付開始時刻はAM8:00なのですが、その時刻に合わせて病院に到着したのではCTスキャンの予約時刻であるAM9:10までに採血を済ませることができない可能性が極めて高いのです。そこで私は気合いを入れてAM7:15分頃に病院に到着しました。その結果受付待ちの順番は19番となり、結果的にAM8:40頃には採血が終了し、見事に「綱渡り」を成功させることができたのです。

政府は昨年4月から紹介状なしで大病院を受診する際の特別料金を5,000円以上に引き上げ大病院への集中緩和を図っていますが、私の実感ではほとんど効果がないように思えます。私が通院する大病院では会計受付の隣に初診受付があるのですが、いつも患者であふれています。結果的に私は上記のような「綱渡り」を強いられ、診察においても毎回かなり長時間待たされます。大病院に患者が集中する背景には多くの人に「大病院なら安心」という漠然とした思いがあるからではないでしょうか?確かに大病院なら最新の設備が整っていますし、その道の権威的な名医も多いでしょう。しかし一人ひとりの患者に細かいケアができているのか?という観点では大いに疑問が残ります。患者が多過ぎる上に外来診察の担当医は定期的に変わるため、個々の状況を把握することはとてもできません。結果として診察はその場限りでカルテのデータを見て行われることになり、ほとんど流れ作業です。もしかすると外来診察担当医の感覚も工業製品の修理に近いのかも知れませんね。ですから私が考える理想型は、長い付き合いのかかりつけ医を持ち、本当に必要な時だけ紹介状を書いてもらい大病院を受診するというものです。これには私たち一人ひとりの意識改革が必要であり、一朝一夕に解決できる問題ではないかも知れません。しかしこれから本格的な少子高齢化時代を迎える私たちにとっては投資に対する意識改革と同様に極めて重要なポイントであると思います。このままでは高齢者人口の増加により早晩総合病院は機能不全に陥ってしまいかねませんので。

(Sponsored Link)

関連記事

コメントフォーム

kage


URL:




Comment:

Password:

Secret:

管理者にだけ表示を許可する

この記事へのトラックバック