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投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2016

kage

2017/01/17 (Tue)

こちらのエントリーで私自身が投票したことをご報告していた「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2016」の結果が発表されました。そこでいつものようにあまり参考にはならないと思いますが私の投票内容を公表して言い訳をさせていただきたいと思います。なお「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2016」の投票結果につきましては下記公式サイトをご参照下さい(このエントリーを書いている時点ではまだ掲載されていませんが近日中に更新されるはずです)。また発表会当日の模様については実際に参加された投信ブロガーの皆さんがすでに記事にされておりますので、そちらをご覧いただくと臨場感を味わえると思います。

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2016

皆さんの記事を拝読しますと、ランキングが発表される前に金融庁の森信親長官からのメッセージが読み上げられ、会場は大いに盛り上がったようですね。何の後ろ楯もない個人の投信ブロガーによる手作りのアワードに対して金融庁長官からメッセージが届くとは、私も驚愕しました。メッセージの全文は上記リンク先に掲載されていますが、日本に真っ当な投資を根付かせたいという思いがヒシヒシと伝わってきます。ただ根っからの天の邪鬼である私はどうしても言葉の裏を読もうとしてしまいます。少子高齢化の急速な進行で経済成長が期待できない日本にとって個人の金融資産1,700兆円は最後の希望であること。日本経済はもはや大企業が牽引できなくなっており、新たな成長の種を育てることが急務であること。しかし我が国にはかつてのライブドア事件のように出る杭を抜いて叩き潰す悪弊があり、江戸時代から続く「お金を働かせるのは卑しいことだ」という考え方も根強く残っています。ギリシャも真っ青な巨額の借金を抱え、誰もが将来の社会保障に不安を感じているこの国において、この1,700兆円が動くかどうかで私たち国民一人ひとりの将来も大きく左右されることになるのでしょう。もちろんリスクを取ることが必ずしも正解とは限りませんが、リスクを取って成長の種をまかなければ明るい未来像は描けません。もしかすると金融庁は国民のためではなく国の将来を考えて1,700兆円を動かそうとしているのかも知れませんが、経済成長と国民生活は表裏一体の関係ですから本音などどうでもいいのです。少なくとも金融庁が本気で国民の意識改革に取り組もうとしていることだけは今回のメッセージでハッキリと分かりました。

私の深読み(妄想?)はこのあたりにして、ここからいよいよ本題に入ります。私が選んだ「Fund of the Year 2016」は下記のファンドで、持ち点5点を一括して投票しました。

ひふみ投信(レオス・キャピタルワークス):5ポイント

投票理由は毎度おなじみの「私の大切な資産を守りながら増やしてくれたことを評価」でした。前回のエントリーでもご報告したとおり、設定以来ほぼ毎月の積み立て投資だけで投資資金が2倍以上に増えている実績は本当にすごいことだと思います。もちろん投資の世界においては「過去の実績は未来を保障しない」が常識ではありますが、過去の実績も適正に評価していただきたいというのがアクティブ運用派である私のささやかな願いです。

思い返してみれば、私は「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2011」から5回連続でひふみ投信に票を投じてきましたが、持ち点すべてを一括して投票したのは今回が初めてです。前回前々回はNISA口座で保有しているという理由からひふみプラスにも1点を振り分けておりましたが昨年は新たに個人型確定拠出年金(iDeCo)口座でひふみ年金の保有も始めましたので、今回はひふみ投信3点・ひふみプラス1点・ひふみ年金1点という配点が順当だったかも知れません。しかしそうしなかった理由は票を分散させてしまってはひふみ投信の順位が下がると思ったからです。すなわち、正直なところ今回は意図的にひふみ投信の順位を押し上げようと考えました。これはどうしても存在感が薄くなりがちなアクティブファンドの注目度を増すために私なりに考えた苦肉の策です。今や純資産総額ではひふみプラスが上回っていますが、そこは「長女」に敬意を表しました。しかし結果的にひふみプラスは昨年より得票を伸ばし、ひふみ年金の登場もあってさらに票が分散してしまい、私のささやかな抵抗も空しくひふみ投信は昨年より順位を下げてしまいました。まさに「下手の考え休むに似たり」ですね。しかしそれでも「捨てる神あれば拾う神あり」です。ひふみ投信+ひふみプラス+ひふみ年金の得票が2位を上回るということで10周年特別賞が送られたとのこと。私も受益者の端くれとして特別賞の受賞を大いに喜んでおりますが、あらかじめそうと分かっていたらおとなしくひふみ投信3点・ひふみプラス1点・ひふみ年金1点の配点にしていたのにとも思いました。

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2016」第1位はダントツの得票で<換金・購入手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドが選ばれたとのこと。私自身個人型確定拠出年金(iDeCo)口座で姉妹ファンドのDCニッセイ外国株式インデックスを保有していますのでこの受賞は喜ばしいことに違いはないのですが、それでも2位とこれだけの大差が付いてしまうことには少々違和感を覚えずにはいられません。同ファンドは積極的なコストダウンが評価されたのでしょうが、言うまでもなくインデックスファンドの目的はベンチマーク指数と正確に連動することであり、コストダウンはそのための一手段でしかありません。ご承知のとおり同ファンドは昨年指数との連動性に関して「事故」を起こしており、ここまでの高評価を受けるとは私には予想外でした。これは昨年も書いたことですが、もし仮にコスト低減だけで圧倒的な票を集めることができるのであれば、本アワードの存在意義は揺らいでしまうと私は本気で心配しております。

本アワードの評価基準は決してコストでだけではありません。「投信ブロガーが選ぶ! Low-cost Fund of the Year」ではないのです。聞くところによると今回は記念すべき第10回でありながら前回より投票者が減ってしまったそうですね。もしその理由が「どうせ低コストというだけで選ばれるんでしょ」という諦めにあったとしたら、それはとても残念で寂しいことです。次回こそはさらに多種多様な意見が集まることを心より願ってやみません。

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