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ひふみ投信定期積立経過報告

kage

2016/12/17 (Sat)

今月もまたご報告が大幅に遅れてしまいましたが、12月12日(月)はひふみ投信の定期積立約定日でした。そこでいつものようにひふみ投信設立時からの同額の定期積立を行っている私の運用成績をご報告させていただきます。なお毎回のご報告に書いているとおり下記運用成績は定期積立の他に猫パンチ投資(スポット購入)2発分を含んだ結果です(猫パンチ投資2発の詳細はこちらで公開しています)。

<ご参考>ひふみ投信定期定額積み立て+猫パンチ投資2発の指数
●取得単価 : 15,958円 (先月より86円上昇)
●約定価額 : 34,619円 (先月より950円上昇)
●騰落率 : +116.9% (先月より4.8%改善)


先月の定時報告を書いたのは全世界が注目していた米大統領選挙の結果が判明してから1週間後のことでしたが、事前に予想されていた「トランプ・ショック」に襲われたのは結局日本の市場だけであり、翌日の日本株が「逆トランプ・ショック」により大幅高になったことを驚きと共に記しています。皆さんすでにご承知のとおりこの予想外の動きは現在進行形であり、「トランプ・ラリー」と称される明確なトレンドとなりました。この明確なトレンド転換によりほんの数ヵ月前までは「夢のまた夢」とも思えたダウ平均株価2万ドル・日経平均株価2万円・1ドル=120円などが完全に射程圏内に入っています。この「トランプ・ラリー」は多くの方々が想像するとおり期待先行型で、現在の世界的な株高+ドル高は少々速度違反(=期待を過度に織り込んでいる)気味なのかも知れません。しかしいずれ現実が期待に追い付く可能性も決してゼロではありませんし、さらには現実が期待を上回りアベノミクスならぬトランプノミクスによる大相場が到来する可能性だって完全には否定できないでしょう。そう考えると投資における売買タイミングの判断は本当に難しく思えてきます。特に現在のように明確なトレンド転換で相場が大きく動いている時には。実際にトランプ・ショックの翌日に株価が急騰する中27,469円で約定して「高値掴みになった」と大いに落胆していたひふみプラスの基準価額は昨日時点で28,578円になっていますし。こんな時こそ投資タイミングを一切考えない積み立て投資を検討する良い機会なのかも知れませんね。

「トランプ・ラリー」の恩恵で基準価額が上昇したため資産形成応援団応援金の増加スピードにも加速がかかり、先月の200円台から今月は一気に400円台に乗せてきました。もちろんこれは日々支払うコストの絶対額が増えていることと表裏一体なのですが、ひふみ投信のようなアクティブファンドにとって基準価額の上昇は運営側と受益者のお互いにメリットがありますのでここは素直に喜んでおきたいと思います。

応援金

NISA口座で保有中のひふみプラスも「トランプ・ラリー」の恩恵を受けて損益率は+16.56%まで改善してきました。これは受益者としては素直に嬉しいことなのですが、今年のNISA投資枠を使い残している身としては「トランプ・ラリー」のせいで投資タイミングを完全に失ってしまい、「痛し痒し」という状況です。

ひふみプラス

前回からご報告の対象に加えた「ひふみ年金」については引き続き投資額を非公開とさせていただきますが、トータルの損益率は先月の+0.2%から+3.1%に改善しております。

ひふみ年金

NISA投資本命の個別株についてはご覧のとおり先月より大幅に含み益額が減ってしまいました。正直これは面白くないのですが、これらの銘柄についてはしばらく売るつもりはありませんので目先の値動きに一喜一憂しても無意味だと自分で自分を納得させています。

NISA

冒頭でご報告したとおり今月の定期積み立て投資約定日は12月12日(月)だったのですが、翌13日(火)はひふみ投信にとって記念すべき日となりました。ズバリそれは設定来高値を更新したことです。これを受けて運用責任者の藤野さんも下記のようなつぶやきをしておられました。



繰り返しになりますが、ひふみ投信のようなアクティブファンドにとって基準価額の上昇は運営側と受益者のお互いにメリットがありますのでここは素直に喜んでおきたいと思います。設定来高値を更新したということは取りも直さずひふみ投信の受益者は誰一人損をしていないことを意味するわけで、これはアクティブファンドの理想型と言えるでしょう。基準価額35,000円超えについても設定時に一括投資していれば資産が3.5倍に増えたわけで、これは本当にすごいことだと思います。さらに私のように毎月何も考えずにただひたすら積み立て投資を継続しただけでも「資産倍増」(=騰落率+100%超え)が達成できているのですから、受益者としてはありがたい限りです。

ひふみ投信の基準価額はその後も上昇を続け、昨日時点で35,092円となり再び設定来最高値を更新しています。しかし私たち受益者はこれを手放しに喜んではなりません。なぜなら先月の定時報告でも指摘したとおり、ひふみ投信は世界的な「トランプ・ラリー」の大波に全然乗れていないからです。論より証拠でいつものようにYahoo!ファイナンスからお借りしてきた比較チャートをご覧ください。まずは過去1ヵ月から。なお以下のチャートではすべて青がひふみ投信赤がTOPIXです。

hifumi_topix_1m

ご覧のとおりひふみ投信はTOPIXに完敗です。ひふみ投信にはベンチマーク指数が存在せずTOPIXと競っているわけではないのですが、いくら何でもこれほど差が開いてしまっては結果責任が問われるところでしょう。とはいえわずか1ヵ月だけを見て責任を問うというのも酷なので次に過去3ヵ月の状況も確認してみましょう。

hifumi_topix_3m

ご覧のとおり日本の市場だけが「トランプ・ショック」に襲われたあの日(11月9日)を境に状況が一変していることが一目瞭然です。特に11月下旬から差の拡大が顕著で、受益者としては歯がゆい思いを禁じ得ません。それでは次に過去半年(6ヵ月)の比較チャートを見てみましょう。

hifumi_topix_6m

これを見ると総じてひふみ投信が苦戦を強いられている現実がよく分かります。前半は日銀の金融政策による大型銘柄主導相場に翻弄され、後半は「トランプ・ラリー」よる大型銘柄主導相場にもてあそばれるという、ひふみ投信にとっては踏んだり蹴ったりの半年となってしまいました。それでは最後に過去1年の実績も確認しておきましょう。

hifumi_topix_1y

時間軸をここまで広げることでようやくひふみ投信優位の構図が見えてきました。しかし直近のTOPIXの猛追もすごい勢いですね。ひふみ投信が描くチャートは起伏が少なく安定的で、「守りながら増やす」投資方針が実現できているように見えます。ただしこと積み立て投資に限ってはTOPIXが描くチャートのように低迷が長く続き、最後の最後で急騰するパターンが理想的ですので、必ずしもひふみ投信の方が優位とはならないところが投資の難しいところです。実際にこのチャートでTOPIXはゼロからスタートして長く低迷を続けた後にまたゼロに戻っただけですが、この間積み立て投資をしていれば低迷期に安く買えたためトータルではひふみ投信より大きな利益になっているはずですから。とはいえこれは過去1年の結果を知っているからこそ言えることであり、大切な資産をリスクに晒し続けている立場としてはひふみ投信のように少しずつでも設定来最高値を更新し続けてくれた方がありがたいと考えることもできます。このあたりの感覚は人それぞれであり、結局TOPIXとひふみ投信のどちらを選ぶのが良かったのか?の判断は皆さんにお任せします。

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ひふみ投信

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