2017 03 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30. »  2017 05

外科外来定期通院日

kage

2016/10/08 (Sat)

本日は3ヵ月に一度の外科外来定期通院日でした。内容はいつもどおりの採血(血液検査)と問診(実際には腫瘍マーカー測定の結果を聞くだけ)です。結果から先に申し上げますと、誠にありがたいことに今回も「異常なし」でした。ご参考までに(というよりはむしろ私自身の備忘録として)本日測定した腫瘍マーカーの数値をご紹介しておきましょう。なお腫瘍マーカーの詳細につきましては過去のエントリー「腫瘍マーカー」をご参照ください。

・CEA 2.4 (基準値 5.0以下) ng/ml
・CA19-9 24.9 (基準値 37.0以下) U/ml


冒頭にも書いたとおり外科外来の定期通院日は3ヵ月おきですので、次回は年明けの1月となります。これが何を意味するかと申しますと、前回の定期通院日(7月)から早くも半年(6ヵ月)が経過するため、またCTスキャン(造影剤あり)を受診しなければなりません。ちなみに今回は前回の反省を生かして私の方から希望してCTスキャンの受診日に採血の予定を入れてもらいましたので、無駄な通院日と待ち時間を減らすことができそうです。具体的には定期通院日とCTスキャンの結果を聞くための通院日をまとめることで通院日を1日減らすことができ、CTスキャンの受診日に採血を受けることで定期通院日に採血の結果が出るまで待たされる無駄な時間を削減することができるのです。

このように次回の定期通院日とCTスキャン受診日は理想的なスケジュールとなったのですが、それでもなかなか完璧とまではいきません。実はCTスキャンの予約時間が診察開始時刻直後のためその前に採血を済ませることが難しいのです。CTスキャンではガン細胞が映りやすいように体に造影剤を入れますから、その前に採血を済ませたいところなのですが。念のために担当医に相談してみたところ、造影剤を入れた後でも腫瘍マーカーの測定に支障はないとのことでしたが、できることなら事前に採血を済ませて欲しいとのことでした。私が通院する総合病院では診察開始時刻が午前9時で採血の開始は午前8時半ごろですので理論上は可能なのですが、朝一番は受付の順番待ちをする患者が多数いるため8時半に病院に着いても遅いのです。ちなみに受付開始時刻は午前8時ですが、この綱渡り的なスケジュールを成功させるためには午前7時半ごろには病院に着いて整理券をもらっておく必要がありそうです(まず整理券の順番で受付を済ませ、その後で採血の受付に向かうシステムになっています)。これでは定期通院日に採血の結果を待つ時間を削減してもCTスキャンの予約日にいつもより早く通院しなければならないため損なのか得なのかよく分からない微妙な結果になってしまいました。

何はともあれ今日の通院で年明けのCTスキャン(造影剤あり)が決まりましたので、それに合わせてこれまでの経緯を更新しておきます。

2015年

1月下旬:健康診断受診。オプションで大腸ガン検査も受ける。
2月上旬:便から血液反応が出て要精密検査となる。
2月中旬:人生初の大腸内視鏡検査を受診。腫瘍が発見される。
2月中旬:消化器内科を受診。各種精密検査の予定を組まれる。
2月下旬から3月上旬:各種精密検査を受診。
3月中旬:消化器外科を受診。即日入院。
3月下旬:大腸切除手術。
4月上旬:退院。
4月下旬:術後1ヵ月検診。術後補助化学療法を勧められる。
5月中旬:術後補助化学療法開始。
12月上旬:術後補助化学療法終了。

2016年

1月中旬:CTスキャン(造影剤あり)受診。
4月上旬:人生2度目の大腸内視鏡検査を受診。
7月下旬:CTスキャン(造影剤あり)受診。

2017年

1月下旬:CTスキャン(造影剤あり)受診予定。

最近はどの検査でも「異常なし」が続いており日常生活も健常者とまったく変わらないため、自分がガン患者であるという現実をついつい忘れてしまいそうになりますが、ほんの10ヵ月前までは抗ガン剤治療(術後補助化学療法)を受けていた身ですから油断は禁物ですね。最近は乳ガンで闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央さんがブログを開設して情報発信を始めたこともあり、ガンに対する関心や理解が進んできているように思えるのですが、それでも個人的に「まだまだだな」と思うこともあります。例えば今月に入って小林麻央さんはブログで自身のガンの進行度が「ステージ4」であることを明らかにしました。これを受けて「ガンの進行度がステージ4であることを初めて明かした」というような報道がされました。しかし私の認識は「以前肺や骨に転移があることを明らかにした時点でステージ4であることはすでに分かっていたでしょう」というもので、これらの報道には違和感を覚えたのです。一方で小林麻央さんが手術を受けたことは私には驚きでした。なぜなら一般的にステージ4のガンでは手術は行われないからです(ご本人のブログによると根治手術ではなく、局所コントロール、QOL[生活の質]のための手術だったそうですね)。実際に私も担当医から「手術を受けられることは幸運だと思って欲しい」と言われましたから。もっともこれらの違和感や驚きは私自身がガン患者であるからこその感覚であり、ガン発覚前の私なら何の違和感もなくこれらの報道を受け入れていたのでしょうね。このあたりが個人的にガンに対する関心や理解が「まだまだだな」と思う所以であります。

ちなみに私の大腸ガンの進行度はステージ2でした。以前「大腸ガンの種類と進行度」でもご紹介しましたが、ガンの進行度を示すステージは0から4の5段階があります。すなわちステージ4は5段階の最上位であることを示しており、ステージ2は5段階のちょうど真ん中であることを示しているわけです。なおステージ0はガンがないという意味ではなく、ガンはあるがごく初期の段階であることを示していますのでお間違いなきよう。

7月31日付のエントリー「CTスキャン(造影剤あり)検査の結果」でご紹介した毎日新聞の記事によると、ステージ4の乳ガン患者の10年生存率は15.6%です。間違いなくこれは厳しい数字ではありますが、大腸ガンの8.0%に比べれば2倍近い希望がある数字と考えることもできます。この数字が0%でない限り希望はあるわけですから、10年後も生きていることは決して奇跡などではありません。だから小林麻央さんも奇跡を起こす必要などないのです。ガンと闘うためには治療が大切であることは言うまでもありませんが、同時に自分自身が本来持つ免疫力を高めることも重要です。しかし実際にはこの2つが利益相反の関係にあり、ガンとの闘いを困難にしているという実情もあります。実際にガン治療に高い効果が期待される抗ガン剤や放射線治療は副作用も強く、患者の体力を情け容赦なく奪っていきますから。ステージ4の治療ではこのあたりのバランスが難しいとは思いますが、小林麻央さんに対する多くの人たちの応援や祈りは必ずやプラスの面に働くと私は信じております。なぜならこれらが精神的なストレスを多少なりとも軽減してくれると思えるからです。ストレスが免疫力を低下させることは科学的に証明されていますから。ですから奇跡を起こそうなどと思い詰めずに、常に明るい未来をイメージしてガンと闘ってください。私も完治(5年間再発なし)を目指して頑張ります。

(Sponsored Link)

関連記事

コメントフォーム

kage


URL:




Comment:

Password:

Secret:

管理者にだけ表示を許可する

この記事へのトラックバック