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若林栄四先生の為替&株式相場大予言 パート7

kage

2016/10/02 (Sun)

伝説の為替ディーラー・若林栄四先生の大予言シリーズも回を重ねてパート7となりました。前回の「パート6」でご紹介したのは奇しくも英国のEU離脱(Brexit)ショック当日(6月24日)の放送でした。あれから3ヵ月余りが経過して世界経済もようやく落ち着きを取り戻した感がある先週金曜日、またもや若林栄四先生がストックボイスにご出演されたのを発見したのです。これは早速ブログネタにせねばなるまいと思い公開されている放送の動画を閲覧しながら取り急ぎ文字起こしをしましたが、今回は特に「大予言」のタイトルにふさわしい内容だったように思います。なお放送当日の模様はYouTubeでアーカイブ公開されておりますので、下記のリンクからご覧ください。

若林栄四大先生

ゲスト9月30日 ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 若林栄四 さん

それでは誠に僭越ながら今回も若林栄四さんの「大予言」をブログネタにさせていただきます。なお以下のまとめには私なりの解釈で表現を変えた部分が多々ありますので、正確さを重視される方はぜひ上記リンクから実際に放送された動画をご確認ください。

Q:米国市場に対してはかなり慎重に見ておられたが変わりはないか?
若林:僕が思っていたほどドドンと落ちてはいないがダウ平均株価18,000ドル水準はもう1年10ヵ月続いている。2014年12月に18,100ドルを付けてその後2度ほど15,000ドル台に下落しているが高値はほとんど更新していない。これが示しているのは、これ以上上がれない相場、下げを待っている、ということ。ただし日柄がなかなか来ないので今のところは横ばいを続けていると。おそらく大統領選挙、FED(連邦準備制度)の利上げのいずれかで下落が来るのではないか?

Q:PER(株価収益率)が18.5倍という歴史的高水準を維持し続けている点をどう見るか?
若林:これは世界中で金利水準が低下し、(債券の)リターンが落ちているため高配当株に猛烈に資金が入ることで起きている。もちろんFEDによる4兆ドルの介入もあった。世界中でイールド(利回り)が落ちている中で2~3%の配当利回りがある株は買われている。しかしそれも利益水準を考えるとこれ以上上がれない所まで来ている。イールド・シーキング(直訳すると「利回りを捜し求める」)もそろそろ限界だろう。

Q:配当貴族銘柄に代表される高配当利回り株の高値が続くことは考えられないか?
若林:歴史的に見てもPER18倍は高い水準。普通は一旦16倍程度にまで低下する。そうなるとダウ平均株価は16,000ドル程度になる。この程度の調整があっても全然不思議ではない。

Q:11月8日の米大統領選挙結果に関わらず一連のシナリオに変化はないのか?
若林:あり得ないことだが万が一トランプ氏が大統領になったら株価は暴落する。世界経済が暴落すると僕は思う。ただしあの人は大統領候補として余りにも酷すぎるのでそれはないだろう。一方でクリントン氏が大統領になれば「やれやれ」の安心感が出て1ヵ月ほどはラリーするかも知れない。しかしその後はやはり企業収益が上がらなければ株価も上がらない。今は(企業収益が)ドンドン下がっている状態なのでPER18倍を維持するのは難しいだろう。

Q:米国企業が5四半期連続で減益なのに株価が高値水準を維持しているのはやはり金融緩和の効果か?
若林:そうだと思う。世界的なゼロ金利によるイールド・シーキングで米国株に資金が集まっている。

Q:米国は12月利上げの可能性が濃厚と言われているが、それがトリガー(引きがね)を引くことになるのか?
若林:おそらくそうなるのではないかと僕は見ている。だから12月まで米国株は戻り高値を試す展開になるかも知れないが、12月14日がFOMCの結果発表日なのでこのあたりが危ない。おそらく0.25%の利上げになると思うが、もしやらなければ誰もFEDなんて信用しなくなる。ここまで狼少年を続けていると今でさえジャネット・イエレン(FRB議長)の評判は滅茶苦茶悪い。ウォールストリートでは誰もあんなおばさん(筆者注:若林先生の表現です)は信用しないよという感じ。債券王と称されるピムコのビル・グロス氏(筆者注:グロス氏は2年前にピムコを退社しています)は9月に利上げが見送られた時に「開いた口がふさがらない」という反応をした。だから12月は(利上げを)やらざるを得ないだろう。

Q:そうなると日本株はどうなるのか?
若林:今日の期末日に(筆者注:放送日が9月30日でした)日経平均株価16,400円水準だと四半期足で見てどうしようもないくらい下に切れている。これが17,000円くらいまで戻していたならもしかすると?とも思えたのだが。期末に16,400円ではどう見てもこの先は下。ただし15,000円水準は結構固めているので、米国株の下落やFEDの利上げをきっかけにもう一度15,000円割れを試しにいく展開になるのではないか。過去に14,800円を2回付けているのでもう一度それをやりにいく構えに入りつつあるイメージ。

Q:ただし日本株のRERは13~14倍と米国株に比べて低いが。
若林:だから米国株に比べて下がり方がチョロいのだろう。ただし米国株が下落を始めると凄い円高が来るのでその影響がどうなるか?

Q:為替トレンドのイメージは?
若林:僕は来年の3~4月までは円高かな?と思っている。ドル円の1ドル=100円はものすごいサポート水準なので頑張っているが、もし米国株が18,000ドルを割り込みダダッと下落を始めれば100円は保たない。来年の3~4月は90~95円のイメージ。そこでとりあえず止まると見ている。

Q:その後日本株は復活する?
若林:以前は日本株にはポジティブだったがこの夏いろいろと考えてやはりダメだという結論に達して今ちょうど本を書いているところ。ダメな点は、官製相場的な雰囲気、黒田日銀の失敗など。日銀は自分で失敗とは言っていないがどう見ても失敗。旧日本軍がガダルカナル島の敗戦を転進と言い換えたようなもの。ただし次に来る日銀の政策は僕の予想ではおそらくヘリコプター・マネー。これをやると株は暴騰すると僕は見ている。これは高橋是清が1931年にやったのと同じ。そこからの8年間は日本株は暴騰する。(バブル期の最高値を超えて)新高値を付けるのではないか?と僕は思っている。日経平均株価4万円というのが僕のイメージ。ただしその前に1万円まで下落するかも知れない。1万円に至るまで5~6年かかるので暴騰はその後。その間に紆余曲折はあるだろうが、もし17,000円に戻したら絶好の売り場になるような相場。今でも18,000円を予想する人がいるがそんな所までは行かない。上下を繰り返しながら2022年に1万円になって、その後4万円まで暴騰するというのが僕のシナリオ。だから相当先は長い。2030年に4万円。今は世界同時デフレの状態なので日本だけが28兆円をばらまいてもダメ。相場的に日本株は2003年と2022年にダブルボトムを付けて大相場になる。

以上、若林栄四先生の大予言の数々をご紹介しましたがいかがだったでしょうか?今年は英国のEU離脱(Brexit)というまさかの出来事が起こりましたので、若林先生の予想が外れてドナルド・トランプ大統領ショックが世界経済を襲いはしないかと個人的には戦々恐々としています(杞憂に終わることを切に願っていますが)。12月に実施濃厚と言われる米国の利上げが債券・為替・株式などにどの程度のインパクトを与えるのか?についても気になりますね。日銀のインフレ率2%目標や米FRBの年内2回利上げ予定が実現不可能になっており、中央銀行が市場の信用を失い「狼少年」化する影響も心配です。日本株に関しても若林先生が「官製相場」とご指摘されたとおり、日銀や年金の買いが市場を歪めているしっぺ返しがいつか来るのではないか?という懸念もあります。つまりは世界経済を取り巻く現状は問題山積で、とても安心して投資できる状況ではないということですね。

それでも若林先生の「大予言」を信じるのであれば、今はすべてのリスク資産から資金を引き揚げて6年後の2022年に集中投資すれば最良の結果が得られるかも知れません。しかし毎度のご注意となりますが、この「大予言」は貴重なお告げになるかも知れませんし、悪魔のささやきになる可能性もありますので、信じるか信じないかは皆さんの判断にお任せします。ご参考までに付け加えさせていただくと、過去のエントリーをお読みいただければお分かりのとおり、若林さんは一貫して米国株には弱気のスタンスを貫いておられます。しかしながらダウ平均株価やS&P500指数はその予想に反して英国のEU離脱(Brexit)ショックで一時的に大きく下落したものの、現時点では史上最高値圏に戻っています。加えてナスダック総合指数もITバブル時の高値を上回り史上最高値を更新しました。下がる下がると言い続けていればいつかは的中するのでしょうが、参考にする際にはご注意を。日本株についても一旦下げた後にバブル期の高値を更新するという予言は同じなのですが、その時期がドンドン後ずれしていますしね。また若林栄四さんの「大予言」の根拠は基本的に相場のリズムですので、この点も参考にする際にはご留意ください。

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この記事へのコメント

kage

阿呆や

Posted at 20:22:11 2016/10/25 by

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kage


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