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ひふみ投信定期積立経過報告

kage

2016/09/18 (Sun)

ご報告が大変遅くなってしまいましたが、9月12日(月)はひふみ投信の定期積立約定日でした。そこでいつものようにひふみ投信設立時からの同額の定期積立を行っている私の運用成績をご報告させていただきます。なお毎回のご報告に書いているとおり下記運用成績は定期積立の他に猫パンチ投資(スポット購入)2発分を含んだ結果です(猫パンチ投資2発の詳細はこちらで公開しています)。

<ご参考>ひふみ投信定期定額積み立て+猫パンチ投資2発の指数
●取得単価 : 15,694円 (先月より81円上昇)
●約定価額 : 31,357円 (先月より678円下落)
●騰落率 : +99.8% (先月より5.4%悪化)


前回の日銀金融政策決定会合(7月28・29日)でETF購入額積み増しが決まって以降の日本株投資は以前に増して難解になってきているように思えます。もちろんこれはしがないハイリスク投機家に過ぎない私の個人的な印象に過ぎませんが。先月の定時報告を書いた8月20日時点の日本株は日銀のETF購入額積み増しに対する思惑が相場を下支えして為替市場で円高が進行しても日経平均株価は底堅いという不思議な相場環境になっていました。しかしそのような日銀の神通力がいつまでも続くわけもなく、9月5日を目先のピークにして直近は下落トレンドに転じています。この間ひふみ投信が得意とする中小型・新興銘柄は、日経平均株価が底堅い場面では完全に置いてけぼりを食らい、日経平均株価が下落トレンドに転じてからは律儀にお付き合いをするという状況で、結果的にひふみ投信の苦戦は今月も続くことになりました。これにより私個人の運用成績を示す騰落率はご覧のとおりあえなく資産倍増水準(=+100%)を割り込んでしまいました。ちなみに先週末時点の基準価額31,372円で計算した騰落率は99.9%ですから、定期積立約定日の成績とほとんど変わりはありません。

このようにひふみ投信は苦戦の日々が続いていますが、資産形成応援団応援金は着実に積み上がり800円を超えてきました。なお10月5日に次回の買付が予定されておりますので、来月の定時報告は一旦ゼロクリアされた後の数値となることをあらかじめご承知置きください。

応援金

NISA口座で保有しているひふみプラスの損益率は先月より0.95%改善しました。ひふみ投信と同じマザーファンドで同じ運用をしているはずなのになぜこちらは改善しているのか?と不思議に思われるかも知れませんが、これは単純に比較している基準日が異なることが理由です。具体的には冒頭でご紹介しているひふみ投信の騰落率は定期積立約定日(9月12日)のもので、下記ひふみプラスの損益率は週末金曜日(9月16日)のものです。ちなみに先月の定時報告にも書いたとおり、あのエントリーを書いた時点におけるひふみ投信の騰落率は+99.1%でしたので、それと現状を比較すれば「わずかに改善」という同じ結果になります。

ひふみプラス

NISA投資本命の個別株の方も相変わらずパッとしない状況が続いています。ただしそんな中でも昨年の投資銘柄の含み損が先月と比べて半減していることが地味に嬉しいです。もっとも含み損であることには変わりはないので、喜んでいる場合ではないことは重々承知しておりますが。

NISA

それでは今月も難解な日本株市場において苦戦が続くひふみ投信の足取りを比較チャートで確認してみましょう。まずは主要な日本株のインデックス指数となる日経平均株価とTOPIXとの比較です。下記左が過去1ヵ月間、右が過去3ヵ月です。なおこれらの比較チャートはいつものようにYahoo!ファイナンスからお借りしてきました。

Hifumi_1m Hifumi_3m

赤:日経平均株価
緑:TOPIX
青:ひふみ投信


ご覧のとおり、左の過去1ヵ月間比較チャートでは目立った差は出ていません。強いて好意的に見るならば、ひふみ投信はボラティリティ(基準価額の変動幅)が低いことから安定的な運用ができていたともいえそうです。もっともひふみ投信の運用方針は決して安定運用ではありませんので、参考ベンチマークであるTOPIXに負けている点は大いに反省していただきたいものです。一方右の過去3ヵ月間比較チャートに目を転じると、前回の日銀金融政策決定会合(7月28・29日)以降のひふみ投信の苦戦ぶりが明確になります。ご承知のとおりひふみ投信は相場下落局面における守備力に定評がありますが、今回のようなインデックス指数主導の相場展開には弱いことが改めて浮き彫りになったように感じました。

それでは次に他のアクティブ投信との比較を見てみましょう。なおラインナップは先月と同じです。ただしベンチマーク指数は先月の日経平均株価からTOPIXに変更しました。下記左が過去1ヵ月間、右が過去3ヵ月です。

TOPIX_1m TOPIX_3m

黒:日経平均株価
緑:さわかみファンド
橙:セゾン資産形成の達人ファンド
赤:SBI 中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ 〈DC年金〉
青:ひふみ投信


こちらも左の過去1ヵ月間比較チャートでは目立った差は出ていません。ひふみ投信は最後の最後でセゾン資産形成の達人ファンドを抜いて4ファンド中2位に浮上していますが、率直に言ってどんぐりの背比べの域を出ていません。一方右の過去3ヵ月間比較チャートに目を転じると、やはり中小型・新興銘柄を得意とするひふみ投信とSBI 中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ 〈DC年金〉の苦戦ぶりが顕著です。これに対してほぼ安定的にTOPIXを上回る成績を残して首位に立ったのは意外にも(筆者注:あくまでも私個人の印象です)セゾン資産形成の達人ファンドでした。また2位のさわかみファンドは見事なまでにTOPIXを追走しており、「コストが高いインデックスファンド」の面目躍如(もちろんこれは皮肉を込めた表現です)たる値動きですね。

アクティブファンドの評価基準は良くも悪くも結果がすべてです。セゾン資産形成の達人ファンドが高コストであることは当ブログでもたびたび指摘しておりますが、このように目に見える形で結果を示してもらえれば受益者も納得できるでしょう。要はコスト負担を凌駕して余りある実績を残してくれさえすればいいのです。ですから理由はどうあれひふみ投信の最近の運用結果に私たち受益者は決して満足できません。ひふみ投信運用チーム各位におかれましてはこの現状を真摯に受け止めつつ、その屈辱をバネにしてなお一層の奮起を大いに期待しております。

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ひふみ投信

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