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ひふみ投信定期積立経過報告

kage

2016/08/20 (Sat)

今月もまたご報告が大変遅くなってしまいましたが、8月15日(月)はひふみ投信の定期積立約定日でした。そこでいつものようにひふみ投信設立時からの同額の定期積立を行っている私の運用成績をご報告させていただきます。なお毎回のご報告に書いているとおり下記運用成績は定期積立の他に猫パンチ投資(スポット購入)2発分を含んだ結果です(猫パンチ投資2発の詳細はこちらで公開しています)。

<ご参考>ひふみ投信定期定額積み立て+猫パンチ投資2発の指数
●取得単価 : 15,613円 (先月より84円上昇)
●約定価額 : 32,035円 (先月より676円下落)
●騰落率 : +105.2% (先月より5.4%悪化)


先月の定時報告で私は、「とりあえず目先の基準価額3万円割れは回避できたと考えてよいのではないでしょうか?もちろん英国のEU離脱交渉はこれからが本番ですので決して楽観できないことは重々承知しておりますが」と書いておりました。しかし現実の相場ではそのような根拠無き楽観が通用するはずもなく、ひふみ投信の基準価額は8月5日(金)の30,276円や8月8日(月)の30,289円など3万円割れ寸前まで下落してしまったのです。この1ヵ月間に英国のEU離脱(Brexit)ショックの再燃があったわけでもないのに、ひふみ投信は何故このような大逆風に晒されることになったのでしょうか?実はその背景には日銀のETF購入額積み増しがありました。常識的に考えれば日銀のETF購入額積み増しは株価にとって追い風になるはずですが、ひふみ投信に限っては反対に向かい風になってしまったようです。これは国内個別株投資を実践しておられる方なら肌感覚で実感されていると思いますが、国内株の現状は日経平均株価のようなインデックス指数(=その構成銘柄)だけが高く、ひふみ投信に比較的多く組み入れられている中・小型・新興株などの多くが売り込まれており、ひふみ投信が苦戦するのも仕方がありません。もっともひふみ投信の運用チームもこの状況をただ手をこまねいて傍観しているわけではなく、先月末時点で組み入れ比率第2位にいきなり日経平均構成銘柄のソニーがランクインしてくるなどそれなりの対応も見られるのですが、いかんせんその効果はまだ基準価額に現れていません。結果的に今週末の基準価額は31,091円となり、騰落率(私個人の運用成績)は資産倍増ライン(+100%)を割り込んだ+99.1%となっています。

このようにひふみ投信は苦戦の日々が続いていますが、資産形成応援団応援金は着実に積み上がり700円目前になっています。この調子で積み上がれば、次回の買付日(10月5日)には1,000円超え確実ですね。

応援金

NISA口座で保有しているひふみプラスも苦戦が続いていますが(同じ運用なので当然ですが)、トータル損益がまだプラスであるだけでもありがたいと思うことにしています。

ひふみプラス

NISA投資本命の個別株の方は相変わらず状況が続いています。日銀のETF購入額積み増しの恩恵がないことは言うまでもありません。仕方なくこちらもトータル損益がまだプラスであるだけでもありがたいのだと無理矢理にでも考えるようにしています。

NISA

冒頭で日銀のETF購入額積み増しの影響でひふみ投信が苦戦していると書きましたが、過去1ヵ月の比較チャートでその実情を確認しておきましょう。なお下記の比較チャートはいつものようにYahoo!ファイナンスからお借りしてきました。

ひふみ投信01

赤:日経平均株価
緑:TOPIX
青:ひふみ投信


ご覧のとおり8月に入ってからその差の拡大が一目瞭然です。同じインデックス指数でもTOPIXより日経平均株価が高いことから、今は大型株優位の状況であると推測できます。

それではこの比較チャートに他のアクティブファンドをいくつか追加してみるとどうなるでしょうか?なお追加するファンドの選択基準は単なる私の思い付きです。

ひふみ投信02

黒:日経平均株価
緑:さわかみファンド
橙:セゾン資産形成の達人ファンド
赤:SBI 中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ 〈DC年金〉
青:ひふみ投信


ご覧のとおり、見事なまでに日経平均株価に対して枕を並べて討ち死に状態です。日銀のETF購入額積み増しなどの材料で相場が大きく動く時こそアクティブファンド運用の腕の見せ所であるのに、この体たらくは誠に嘆かわしい限りです。しかしそれでも何とか健闘しているのがさわかみファンドとセゾン資産形成の達人ファンドで、さわかみファンドなどは「コストの高いインデックスファンド」と揶揄される特徴が今はプラスに働いているようですね。反対に中・小型・新興銘柄の組入比率が大きいSBI 中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ 〈DC年金〉とひふみ投信は大苦戦となっています。

これまでの常識で考えると、為替市場でドル円が1ドル=100円を割れても日経平均株価が下がらない状況には違和感を覚えずにはいられません。しかしこれからも日銀のETF購入額積み増しに短期筋(=ヘッジファンドなどの投機家)が乗ってくるようなら、ひふみ投信と日経平均株価の差は拡大する一方でしょう。この難しい局面においてひふみ投信の運用チームがどのような決断を下すのか?私も受益者の一人として、そして投資家の端くれとしても、大いに注目しております。

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ひふみ投信

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