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CTスキャン(造影剤あり)検査の結果

kage

2016/07/31 (Sun)

7月9日付のエントリー「外科外来定期通院日」でご報告していたとおり、私は先週の土曜日に半年に一度のCTスキャン(造影剤あり)を受診し、昨日その結果を聞いて参りました。まずその結果からご報告しますと、今回も「問題なし」でした。すなわちこれは、誠にありがたいことにガン再発の兆候が見られないことを意味しています。私が通院している大きな総合病院のCT検査室は表の「明るい通路」側と裏の「薄暗い通路」側の2ヵ所にあることは前回(半年前)のご報告でご紹介したとおりなのですが、今回の検査では受付時に表の「明るい通路」側で待つように指示されてそのままそこで受診しました。ちなみに過去2回の検査は、初回:裏の「薄暗い通路」側で待つよう指示されそのままそこで受診、2回目:裏の「薄暗い通路」側で待つように指示されるも機器のトラブルで表の「明るい通路」側で受診、というパターンでした。つまり(どうでもいいことではありますが)あと表の「明るい通路」側で待つように指示されて裏の「薄暗い通路」側で受診すればすべてのパターンを経験できるわけですね。CTスキャン(造影剤あり)検査は事前に時間指定の予約を入れるため、外来診療と違って待ち時間がほとんどないことがありがたい限りです。ちなみに今回は午前11時の予約だったのですが、余裕を持って30分前に受付を済ませたところすぐに呼ばれ、結果的に午前11時には検査が終了していました。もっともこれはたまたま当日のCT検査が少なかったこともあるのでしょうが。

ここまでほとんどどうでもいいことばかり書いて参りましたので、ひとつぐらい多少はお役に立つかも知れない情報もご紹介しておきましょう。それはCTスキャン(造影剤あり)検査の費用についてです。今、私の手元には今年1月に受診した2回目と先週受診した3回目の領収証があるのですが(ちなみに1回目の領収証は確定申告で医療費控除を受けるため税務署に提出しました)、2回目の自己負担額(3割)は9,050円で3回目は8,990円でした。前回とまったく同じ検査なのになぜ60円の差が出ているのだろう?と不思議に思って診療明細を調べてみると、造影剤(正式名称はイオパミロン注300シリンジ 61.24%100ml 1筒)の価格が少しだけ安くなっていました。それでも実はこの造影剤価格がCTスキャン(造影剤あり)検査費用の大部分を占めているのです。実際に診察明細に記載された点数で計算してみると、全体の約76.6%が造影剤の費用でした。すなわち8,990円中6,885円が造影剤の価格ということになるわけです。私はこの検査を年に2回(半年に1回)受けなければなりませんので、費用負担も結構バカになりません。ちなみに年に1回の大腸内視鏡検査の自己負担額(3割)は観察のみで約5,500円、観察+組織採取1ヵ所で約10,000円、ポリープ切除を行った場合はその大きさに応じて20,000円~の加算となっています。これに加えて3ヵ月毎(年に4回)の診察+腫瘍マーカー測定で3,650円かかりますので、年間の自己負担額(3割)は最低でも38,100円という計算になります。もっともこれだけの手間と出費のお陰で、もし仮に不幸にもガンが再発したとしても早期発見・早期治療が可能になるわけですから文句は言えませんね。

さて、ガンに関する話題といえば少し前に下記のような報道が流れたことを覚えておられるでしょうか?

がん 5年生存率62.1% 前回比3.5ポイント向上 06〜08年診断(毎日新聞より)

私自身紛れもないガン患者ですので、前回より改善したとはいえ5年生存率62.1%という現実は衝撃的でした。この数字を素直に受け止めるなら、私は37.9%の確率で2020年の東京オリンピックを見ることなくこの世を去ることになるのですから。もっともこの62.1%という数字はすべてのガン患者の平均であり(投資でいえば全世界株式インデックスのようなもの)、過度に悲観的になる必要はありません。上記の記事内に主なガンの種類別に5年生存率を紹介した一覧表がありましたので、下記に引用させていただきます。

5年生存率

ご覧のとおり、大腸ガン(男性)の5年生存率は72.2%となっています。これで私が東京オリンピックを見ることができる確率が10.1%改善しました。しかしこれでもまだ正確な確率とは言えません。何故ならガンの5年生存率はステージ(進行度)により大きく異なるからです。下記は毎日新聞の別の記事に掲載されていた図表ですが、ここにステージ(進行度)別の10年生存率が紹介されていました。

10年生存率

まずは上の線グラフにご注目ください。胃ガンと大腸ガンでは5年生存率と10年生存率にほとんど差がないことがお分かりいただけると思います。これこそが「手術後5年経過をもって完治と見なす」の根拠なのです。しかしその他のガンではこの判断が通用しないこともこの線グラフを見れば一目瞭然ですね。

次に下の一覧表にご注目ください。私はステージ2の大腸ガン患者ですので10年生存率は84.4%となります。今回は10年生存率であるにも関わらず、上記の5年生存率よりさらに12.2%改善しました。しかしこれでもなお正確な確率とは言えません。何故なら患者の年齢によっても生存率は大きく異なるからです。それでは私にとって現実的な確率とはいったいどれくらいなのか?といえば、以前「大腸ガンの種類と進行度」でご紹介した「同年代の健常者と比較した5年生存率は9割弱」という数字です。私はこの現実を冷静に受け止め、過度に悲観することなく、一方で「異常なし」との検査結果に楽観しないよう自分自身を戒めつつ、今後も生活習慣の改善に取り組んで行く所存です。

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