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若林栄四先生の為替&株式相場大予言 パート6

kage

2016/07/03 (Sun)

伝説の為替ディーラー・若林栄四先生の大予言シリーズは当ブログでは数少ない人気コンテンツですが、前回の「パート5」からもうすでに2年近くが経過しております。その後も時々思い出したように若林栄四先生の動向はチェックしていたのですが、今年6月にご帰国されるという情報を事前に察知して久しぶりにパート6の更新ができると楽しみに待っておりました。ところがその後ご承知のとおり市場が英国のEU離脱(Brexit)ショックで大混乱となり、若林栄四先生のことはすっかり記憶の彼方に吹き飛ばされておりました。あれから一週間が経過して市場も落ち着きを取り戻したこともありふと若林栄四先生のことを思い出し調べてみたところ、何と英国のEU離脱(Brexit)ショックで日本株が大暴落した6月24日にストックボイスにご出演しておられたのですね。この「絶妙のタイミング」に私は、「さすがに若林栄四先生、良くも悪くも引きが強い」という印象を強く受けました。なお当日の模様はYouTubeでアーカイブ公開されておりますので、下記のリンクからご覧ください。

若林栄四さん

6月24日ゲスト/ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 若林栄四さん

それでは誠に僭越ながら今回も若林栄四さんの「大予言」をブログネタにさせていただきます。なお以下のまとめには私なりの解釈で表現を変えた部分が多々ありますので、正確さを重視される方はぜひ上記リンクから実際に放送された動画をご確認ください。

英国国民投票の開票で離脱派優位ということで株価急落となっているがこれをどう見ているか?と問われて。

・相場が加速してきているので終わりが近いのではないか。株にしてもドル円にしても終わりが近付いているなという感じがする。あるいはもう終わっているのかも知れない。

それは円高+株安のトレンドが終わるということか?と問われて。

・いやトレンドは断然円高+株安なのだが、その中でのマイナー・トレンドが加速して終わろうとしている。これから1ヵ月とか1ヵ月半とか戻りを試して「さてその先はどうだ?」という展開になるのではないか?

放送時点で1ドル=105.75円だったドル円の水準感はどうか?と問われて。

・1ドル=102円まで行くとチャート的には一番キレイ。英国のEU離脱が決定的になれば102円とか101円とかやるだろうが102円以下はやり過ぎというのが私の見解。その後は1ドル=110円を目指して戻るというイメージ。

しかしそれは短期的なトレンドということか?と問われて。

・そのとおり。円高+株安のトレンドはまだ始まったばかり。昨年の6月に1ドル=125円を付けて前回の高値から16年10ヵ月というインターバルになった。つまり(今回のトレンドも同じインターバルになるとすると)その半分の8年くらい円高が続くと考えられる。ただ私は6年しか続かないと言っている。それでもその6年の内まだ1年しか経っていない。これからドルはどんどん下がる。ただし相場なので途中では上がったり下がったりするだろうが。

・今回の円高トレンドでは米国のリセッション(景気後退)が来年入ってくるのでドルの目先の下げも来年中旬まではきついのではないか?

・米国は経済のコントロールを完全に失っている。日本も黒田さん(日銀総裁)が完全に失敗した。ハッキリは言わないが誰が見ても失敗だ。世界中の先進国で中央銀行の政策が失敗している。それがハッキリするのが次は米FRBの番だということ。その前段階として今ジャネットさん(イエレンFRB議長)は完全にコントロールを失ってマーケットがどう動くか?あるいは景気がどうなるか?についてまったく自信がない。

・米国の雇用は良いので住宅市場なども良い。しかし国民が将来に不安を感じて個人の貯蓄率が上がっている。つまり収入が増えても遣わない。住宅も高くなり過ぎてビギナーには買えない状態。もうこれ以上経済を支えるものがないというのが現在の米国の状況。

米国は数字だけ見れば完全雇用に近いが?と問われて。

・完全雇用というのは日本と同じでベビーブーマー世代(日本では団塊の世代)が退職して新しい世代が労働力として市場に入ってくるが数ではベビーブーマー世代が圧倒的に多いので(日本では団塊の世代が250万人離職して120万人の新たな労働力が入ってくる)見かけの失業率は下がるということ。しかし労働環境はあまり改善していない。

・また米国でもパートタイマー(非正規雇用の短時間労働者)が多いので労働環境はあまり良くない状態。

・米国のベビーブーマー世代は日本の団塊の世代より長く18年間で8千万人いる。その人たちが毎日毎日何万人と辞めていく。

・米国株でもS&P500指数は史上最高値を更新するかも知れない。これまでの高値は2,134だが2,140が私の計算した高値レベル。それから10ポイントくらいは上に行くかも知れないがそれ以上はない。

・ダウ平均株価の方はすでに高値を付けている。あり得る上限は私の計算では18,269ドル。すでにこれを昨年5月に超えている。ひとつのインデックス(S&P500指数)は史上最高値を更新しても別のインデックス(ダウ平均株価)は更新できずその後下落していくベアリッシュ・ダイバージェンス(Bearish divergence、弱気の乖離)になる。

・今は1995年と同じでテクニカル指標のボリンジャーバンドや移動平均などがすべて縮小してきている。これはその後の暴騰と暴落の分かれ道。1995年の時は2000年に向けて暴騰した。今回は私の感じでは今年の12月くらいから暴落する。

・日本株については多少強気に見ていたが最近になってダメかなとも思うようになった。少なくとも年内は厳しいだろう。ただ来年になって米国がリセッション(景気後退)入りしてFRBが金融緩和に踏み切れば短期的に米国の株価は上昇して為替は円安になり日本株も結構上がると思う。日本株は割安ではあるので。それでも20,952円という直近の高値は超えられないだろう。

米国株が8年間の上昇トレンドを終えるとどのくらいの調整期間になるのか?との問いに対して。

・まあ10年。実際には8年から10年くらいだと思う。1973年の天井の時も8年から10年横ばいが続いた。前回はインフレでそうなったが今回はデフレが要因。

・米国は政治構造も変わりつつある。共和党は国民の支持を失ってほとんど死んでいる党。だからあんな変なヤツ(ドナルド・トランプ氏)が大統領候補に上がってくる。これからは民主党優位でリベラル色が強くなる世の中が30年続くのではないか?と私は思っている。

これまでは民主党政権下の方が米国の株式市場は活況だったようなイメージがあるが?と問われて。

・大統領と株式市場はまったく関係ない。もしヒラリー・クリントン氏が大統領になっても株価を上げるような政策は打ち出せないだろう。夫のビル・クリントン氏のように1995年から2000年の株価暴騰時にたまたま大統領をやっていた人は良かったねということ。実際には何もやっていない。この前までの安倍さんも同じ。大統領や首相が株価を上げているわけではない。

以上、若林栄四先生の最新「大予言」をご紹介させていただきましたがいかがだったでしょうか?放送時点のドル円が1ドル=105.75円だったことからおそらくご出演は午前中だったと思われますが、ご承知のとおりその後のドル円は一時1ドル=99円台まで円高ドル安が進みました。あの時点で「102円以下はやり過ぎ」とこの一週間のドル円水準を正確に「予言」されたあたりはさすがに伝説の為替ディーラーだけのことはあるなと感心しました。

最後に毎度のご注意となりますが、若林栄四さんの「大予言」は貴重なお告げになるかも知れませんし、悪魔のささやきになる可能性もありますので、信じるか信じないかは皆さんの判断にお任せします。ご参考までに付け加えさせていただくと、過去のエントリーをお読みいただければお分かりのとおり、若林さんは一貫して米国株には弱気のスタンスを貫いておられます。しかしながらダウ平均株価やS&P500指数はその予想に反して英国のEU離脱(Brexit)ショックで一時的に大きく下落したものの、現時点では史上最高値圏に戻っています。下がる下がると言い続けていればいつかは的中するのでしょうが、参考にする際にはご注意を。また若林栄四さんの「大予言」の根拠は基本的に相場のリズムですので、この点も参考にする際にはご留意ください。

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