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セゾン投信定期積立経過報告

kage

2016/01/24 (Sun)

今月もまたご報告が遅れてしまいましたが、1月21日(木)はセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの定期積立約定日でした。そこでいつものようにセゾン投信設立時から同一金額の定期積立のみを行っている(=定期積立の増額やスポット買いを一切行っていない)私の運用成績を公開させていただきます。

<ご参考>セゾン投信設立時より定額で定期積立のみを続けた場合の指数
●個別元本 : 9,059円 (先月比23円上昇)
●約定価額 : 12,408円 (先月比808円下落)
●騰落率 : +36.8% (先月比9.3%悪化)


実は本エントリーも約定日翌日の22日(金)には書き始めておりました。しかし前回のエントリーを1週間近く下書き状態のまま放置していたため更新順番待ちの形となりご報告が遅れてしまいました。このように私がブログを更新する気力を失った理由を上記の数字が如実に語ってくれています。ご覧のとおりこの1週間でさらに深刻化した世界同時株安の影響で今月の約定価額は先月より808円も下落した12,408円となり、騰落率(=私個人の運用成績)も先月比マイナス9.3%の大幅悪化となりました。わずか2ヵ月前の定時報告時には+50%を超えていたことを思えば今般の世界同時株安の被害がいかに甚大だったかがお分かりいただけると思います。このように短い間に相場環境が急激に悪化してしまったのは複雑な要因が絡み合った結果なのですが、日課としている投資情報収集の中で私自身が「なるほどな」と思った相場解説がありました。それは「機関投資家がリスク回避の動きを鮮明にすればするほど市場の流動性が低下して相対的にヘッジファンドやプログラム売買の存在感が増し、結果的に相場が一方通行になる」というものでした。さしずめ金曜日の日経平均株価などは一方通行の矢印が反転した結果なのでしょう。こうなると各種経済指標や株価指標は無意味になりますので、いくら基準価額が下がって安くなったいっても絶好の買い場を判断するのは至難の業です。結果的に今月の定期積み立ては絶好の押し目買いになった可能性がありますが、自分の判断で果たしてあのタイミングで買えたか?と問われれば私は自信を持って「NO」と答えます。結局のところ絶好の買い場は後になってみなければ分からないのですから、定期積み立て投資で運を天に任せるのが合理的なのかも知れませんね。

それではここで改めてセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの過去10年の値動きを確認してみましょう。なお下記チャートはいつものようにYahoo!ファイナンスからお借りしたものです。

SVGBF

ご覧のとおり直近では昨年夏と現在で2本の長い陰線が出現しており、その被害が甚大であったことを示しています。これにより昨年の上昇分は帳消しとなり、基準価額は一昨年後半の水準に逆戻りしてしまいました。しかしそれでも2008年夏のリーマンショック時に比べれば今回の下落などまだ「かわいいもの」ですよね。リーマンショックはその直撃による被害が甚大だっただけでなく、後遺症にも苦しめられました。ご覧のとおりその後の基準価額は約4年間も8,000円前後を上限とした横ばいを続けています。そしてようやく長いトンネルを抜けてリーマンショック前の水準を回復したのはアベノミクス第一の矢であった日銀の大規模金融緩和(いわゆる黒田バズーカ第一弾)が行われた2013年春のことでした。もし仮に今回の世界同時株安がリーマンショック級経済危機の序章に過ぎないのであれば、私たち個人投資家はこれからまた5年近くに渡る忍耐の日々を求められることになるのかも知れません。

しかしあえて逆転の発想をしてみれば、忍耐の日々が5年程度で終わるのであれば長期投資にとってはむしろ幸いであると考えることもできます。昨年夏と今般の世界同時株安の大打撃を受けてもなお私個人の運用成績が依然として+30%を上回っている大きな理由はリーマンショックの後遺症で基準価額の低迷が続いた4年間ずっと積み立て投資を継続することで個別元本を引き下げることができたからに他なりません。冒頭でご報告したように現在の私個人の個別元本は9,059円ですが、いまだに設定時の10,000円を大きく下回っている理由はリーマンショック後にコツコツと積み上げた「貯金」があるからなのです。世界経済は過去のいかなる戦争や経済危機においても一度として崩壊したことはなく、しばらくすると力強く復活を遂げて成長を続けてきました。未来のことは誰にも分かりませんがこれからの世界経済も過去と同様にしぶとく成長を続けると信じられるのであればどのような暴落を経験してもぜひ投資を継続してください。反対に今度こそ世界経済は崩壊すると思うのであれば今すぐ投資から足を洗うべきです。ただし本当に世界経済が崩壊するのであればいくら多額の現金を持っていても何も買えないという状況になると思いますが。

あとこれは単なる気休めに過ぎませんが逆転の発想で価値の基準を変えてみるというのはいかがでしょう?私たちは日本で暮らしているためどうしても日本円を価値評価の基準として考えてしまいますがこれを変えてみるのです。ただし同じ通貨の米ドルやユーロでは面白くないのでここはもっと大胆な発想で「もし仮に世界の価値判断の基準が原油価格だったなら」と考えてみてください。きっと私たちの投資資産の評価額は現在でも右肩上がりに増加しているはずですよね。このように保有資産の評価額は日本円というある一面から見ただけの相対的な評価であると考えることもできます。それに評価額は相場環境により常に変動するためどうしても「時の運」的な要素が含まれてしまいますし。一方で長期積み立て投資においては売却をしない限り保有資産の量(個別株なら株数、投資信託なら口数)は着実に積み上がり続けるという絶対的な真実があり、いかなる暴落に遭遇しようとも量が減ることは決してないのです。結局のところ評価額が大切になるのは売却する時だけなのですから、資産形成期においては評価額を過度に気にすることなく資産の量が着実に積み上がることを喜びたいものですね(自戒を込めて)。

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