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ひふみ投信定期積立経過報告

kage

2015/11/14 (Sat)

ご報告が遅くなってしまいましたが、一昨日はひふみ投信の定期積立約定日でした。そこでいつものようにひふみ投信設立時からの同額の定期積立を行っている私の運用成績をご報告させていただきます。なお毎回のご報告に書いているとおり下記運用成績は定期積立の他に猫パンチ投資(スポット購入)2発分を含んだ結果です(猫パンチ投資2発の詳細はこちらで公開しています)。

<ご参考>ひふみ投信定期定額積み立て+猫パンチ投資2発の指数
●取得単価 : 14,815円 (先月より94円上昇)
●約定価額 : 32,809円 (先月より980円上昇)
●騰落率 : +121.5% (先月より8.6%改善)


先月の定時報告で私は、運用チームの皆さまにおかれましてはなお一層のご奮闘をいただき、来月の定時報告に「今般の世界同時株安を振り返ってみれば結局のところ株価暴落のお陰で安くたくさん買えてラッキーだった」と書かせていただきたく、何卒よろしくお願い申し上げる次第ですと書いておりました。結果的に今月の約定価額は先月より980円も高い32,809円となり、私が希望していた通りに「株価暴落のお陰で安くたくさん買えてラッキー!」と精一杯の強がりを言っても差し支えない状況になったように思えます。しかしひふみ投信の現状を客観的かつ冷静に分析してみれば、10月以降の日本株戻り局面は日経平均株価やTOPIXといった代表的な指数構成銘柄が主導した形になっており、積極的に中小型株や新興市場銘柄を組み入れているひふみ投信にとっては株価上昇の追い風を受けにくい不利な相場環境となったようです。このため10月末時点の過去1ヵ月騰落率を見ると、TOPIX(配当込み)の+10.42%に対してひふみ投信は+4.27%と指数に完敗しているのが現実であり、受益者としても基準価額の上昇を手放しで喜ぶことはできません。とはいえ過去には指数は上昇しなくても中小型株や新興市場銘柄は元気一杯という局面も少なからずあったわけで、「今回はたまたま風向きが悪かった」と思って今後に期待するのが精神衛生上も良いような気がします。

先月一度ゼロクリアされた資産形成応援団応援金ですが、早くも約148円にまで育っています。今後とも5年前の定期積み立て投資分が毎月毎月資産形成応援団応援金の付与対象に加わってきますので、成長スピードは徐々に加速度を増していくはずです。

応援金

過去1ヵ月の運用成績がTOPIXに完敗したとはいえ基準価額は確実に上昇していますので、昨年と今年のNISA投資枠で買い付けたひふみプラスの方も損益率が+18.49%にまで回復してきました。

ひふみプラス

なお今年のNISA投資を終了でご報告したとおり、今年のNISA枠で最後に残った端数の900円分は投資信託の積み立て設定を使ってひふみプラスを買い付けましたので、ご覧のとおり残枠はキレイさっぱりなくなりゼロになっております。

NISA残枠

一方NISA投資の本命である個別株の方は今年の投資対象銘柄が相変わらずマイナス圏から抜け出せず、赤字決算を発表してもプラス圏で踏ん張っているドリームインキュベータの足を引っ張る形になっています。ご覧のとおり2銘柄トータルの損益率は+9%弱ですので、何も考えずに全額ひふみプラスに突っ込んでおけば良かったのかも知れません。もちろんそれは結果論に過ぎませんし、今後状況が一変する可能性も大いにありますので、後悔するだけ無駄というものです。

NISA

さて話題をひふみ投信に戻しますと、9月30日に終わった第7期の運用報告書(注意:リンク先はPDFファイルです)が公開されていますね。

運用報告書

この運用報告書最大の注目点は何と言っても9月末現在の全組み入れ銘柄が掲載されていることです。ひふみ投信の組み入れ銘柄は私自身も個別株投資やハイリスク投機の参考にさせていただいているのですが、ご承知のとおり月報(ひふみのあゆみ)で公開されるのは受益者で上位40銘柄、非受益者で上位10銘柄までです。それが運用報告書では非受益者でも全銘柄が確認できるのですから、ひふみ投信の成績の秘密をお知りになりたい方はぜひ参考になさってください。

それでは1年前の定時報告と同じく、ひふみ投信とさわかみファンドのコスト比較をしておきましょうか。なおさわかみファンドの数値は8月24日決算の第16期運用報告書(注意:リンク先はPDFファイルです)に掲載されたものです。

項目ひふみ投信さわかみ投信
(a)信託報酬
 (投信会社)
 (販売会社)
 (受託銀行)
318円
(146)
(146)
(26)
228円
(125)
(80)
(23)
(b)売買委託手数料
 (株式)
91円
(91)
2円
(2)
(c)監査費用1円
 合計410円232円

なおこの数値はいずれも1万口当たりの実績ですので、基準価額の異なる投信の間で絶対額を比較しても意味はありません。それぞれの期末の基準価額で計算したザックリとしたイメージでは、ひふみ投信の実際のコストは410円÷30,864円=1.328%、さわかみファンドの実際のコストは232円÷20,615円=1.125%となります。

あと同じく1年前の定時報告に書いていた下記の事項についてもご参考までにフォローしておきましょう。

P.3を見るとひふみ投信の分配原資が16,483円であることが分かります。つまり、ひふみ投信が分配金を出すつもりなら、最大16,483円まで可能ということです。またP.8を見ると今期の利益確定額は26億900万円で損失確定(損切り)額が4億900万円であることが分かります。差し引きの売買益は22億円となるわけで、これは掛け値無しに素晴らしいトレーディング能力だと思います。


P.5を見ると第7期末の分配金原資は20,864円(1万口あたり)であることが分かります。単純計算で昨年より4,381円増えており、もしこの増加分を今期の分配金に充当したと仮定すれば毎月365円の分配金を出すことができた計算になりますね。またP.9を見ると今期の利益確定額は27億7,038万円で損失確定(損切り)額が4億5,039万円であることが分かります。差し引きすると今期の売却益は23億1,999万円ということになります。私自身ハイリスク投機家としてかなり頻繁に売買を行いますが、例えばこれと同じ割合で1年間の利益確定額277万円に対して損失確定額45万円を実現できるか?と問われれば自信を持って「NO」と断言できます。であれば無駄な抵抗はせずにハイリスク投機資金全額をひふみ投信に託す方が合理的な判断になるのですが、私のハイリスク投機好きはほとんど病気に近いものですのでそうは単純に割り切れないところが悩みの種です。

最後に私からひふみ投信の中の方にお願いがあります。今般の第7期運用報告書公開についてはメールでお知らせをいただきましたが、できればニュースリリース一覧への掲載もご検討ください。間違いなくその方が顧客に対して親切だと思いますので。

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ひふみ投信

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