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腫瘍マーカー

kage

2015/09/08 (Tue)

前回のエントリーで糖尿病の判断にHbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー)の数値が使われることをご紹介しましたが、実はガンの有無を判断する際にも血液検査で調べる方法があるのです。それが今回の表題に掲げた「腫瘍マーカー」で、その特徴をザックリとご説明しますとガン細胞が生成して排出する独自の物質に反応するようになっています。そのため腫瘍マーカーの数値が高いと、ガンの存在が疑われることになります。ただし糖尿病の判断と大きく異なるのは、この数値はあくまでも参考に過ぎないということ。すなわち、腫瘍マーカーの数値が高くてもガンが存在しない場合もあるし、逆に数値が低くてもガンが存在する可能性もあるのです。ですから、腫瘍マーカーの数値が高かったからといって過度に悲観する必要はないし、逆に低かったからといって過度に楽観してもいけません。とはいえこの腫瘍マーカーはガンの診断や治療の分野で広く使われており、実際に私も検査しておりましたので、ご参考までにその結果をご紹介しましょう。

まず始めに腫瘍マーカーの検査方法について書いておきますと、必要なのは採血のみです。これは糖尿病のHbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー)検査も同様で、皆さんも過去に何度も経験があると思いますが所用時間はほんの数分です。そして採取した血液を検査に回すのですが、私が通院している総合病院は自前で血液検査ができるため、採血後1時間強で結果が出ます。しかし最初に腫瘍マーカーの検査を行った最寄りの病院(大腸の内視鏡検査を受けた病院です)は外部に検査を委託していたため、結果が出るまでに3日を要していました(検査結果に書いてあった検査日と報告日から計算しました)。

そして下記が大腸の内視鏡検査を受ける前に検査した腫瘍マーカーの結果です。

腫瘍マーカー20150131

検査項目にある「CEA」と「CA19-9」はいずれも消化器系のガンの診断に有用とされているものです。この時の私はまだお腹の中にステージ2の直腸ガンを抱えていたわけで、案の定CEAの数値が基準値を超えてガンの存在を警告しておりました。

そして下記が直近8月末の定期検診時に検査した腫瘍マーカーの結果です。

腫瘍マーカー20150826

ご覧のとおりCEAの数値が劇的に改善していることがお分かりいただけると思います。ちなみにCA19-9は特に膵臓と胆道のガンに対する反応率が高く、それに比べると大腸ガンの反応率は低いそうなのですが、それでも手術前の数値と比べると多少は改善していますね。

ちなみに現在私が月に一度の定期検診で受けているのはこの血液検査のみです。担当医はその内容を見て、抗ガン剤の副作用はないか?ガン再発の兆候はないか?を判断しているわけです。そういう意味ではこの腫瘍マーカーの結果が私にとっての唯一の安心材料なのです(再発の兆候がないことの根拠になるため)。ただし冒頭に書いたとおり腫瘍マーカーはあくまでも参考値であり、その結果を過信することはできません。ですから、本当に再発がないのかは抗ガン剤治療終了後に改めて受診予定のガン検診の結果を待たなければなりません。

このようにガンの有無を調べるベストの選択肢はガン検診なのですが、忙しくて受診の時間が取れないという方は是非腫瘍マーカーの検査をご検討ください。ガンは発見が早ければ早いほど完治の可能性が高まるのですから。

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