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ひふみ投信定期積立経過報告

kage

2015/08/13 (Thu)

昨日はひふみ投信の定期積立約定日でした。そこでいつものようにひふみ投信設立時からの同額の定期積立を行っている私の運用成績をご報告させていただきます。なお毎回のご報告に書いているとおり下記運用成績は定期積立の他に猫パンチ投資(スポット購入)2発分を含んだ結果です(猫パンチ投資2発の詳細はこちらで公開しています)。

<ご参考>ひふみ投信定期定額積み立て+猫パンチ投資2発の指数
●取得単価 : 14,532円 (先月より101円上昇)
●約定価額 : 34,333円 (先月より1,566円上昇)
●騰落率 : +136.3% (先月より5.1%改善)


先月の定時報告では世界経済のかく乱要因だったギリシャ債務危機と上海株急落が何とかかんとか落ち着いてくれてとりあえずホッと一息付けたことを書いていたのですが、今月の定期積み立て約定日を前にして今度は降って湧いたように中国人民銀行による人民元切り下げが行われ世界の市場を大きくかき回す結果となりました。結局人民元の切り下げは今日まで3日連続で行われ、日本株もその余波を大きく受けることになったのはご承知のとおりです。日経平均株価は21,000円目前から一時20,300円まで下落したのですが、さすがにこの下落は少々過剰反応気味であったと多くの市場参加者が判断したためか、今日は3日連続で人民元の切り下げが行われても日経平均株価は反発しました。しかし中小型株や新興株は今日も弱い展開が続き、ひふみ投信の基準価額は今回の約定価額よりさらに102円下落しています。そういう意味では「約定するのが1日早かったよ」と言いたいところなのですが、騰落率(私個人の運用成績)は先月より5%以上も改善しているのですからそんな贅沢を言ってはいけませんよね。

資産形成応援団応援金は先月より100円以上増加し、約440円にまで積み上がっています。

応援金

昨年のNISA枠の端数で買い付けたひふみプラスも先月の損益(騰落率)25%目前から30%超まで成績を伸ばしています。

ひふみプラス

NISA本命の個別株は完全に一頃の勢いを失ってしまいましたが、それでも何とか先月よりも含み益を増やしてくれました。なお今年のNISA投資についてはまだ行動を起こしていません。昨年は9月に投資していきなり翌月に大きな調整局面を迎えることになってしまいましたので、今年も10月まで待ってみようかな?と漠然と考えているところです。

NISA

さて、話題を人民元の切り下げに戻しますと、そもそも論で言えばこれまで中国人民銀行が人民元の対ドルレートを大きく変動しないように管理していたこと自体が異常なのであって、変動幅を2%に拡大したことは自由な為替取引に向けた第一歩として評価されるべきであろうと私は考えます。一部では「いよいよ中国も通貨安競争に参入か?」と報じられていますが、少なくともいまだに量的緩和策を継続している日本やユーロ圏にはそれを止める権利はありませんよね。それに今回の人民元切り下げの背景には中国が人民元をIMFの特別引き出し権(SDR)構成通貨に採用して欲しいとの思惑があるとも報じられており、中国が人民元を米ドル・ユーロ・日本円に続く国際通貨として認めてもらうために為替操作を徐々に撤廃していくとすれば世界経済にとっては歓迎すべき動きでしょう。しかし市場は往々にして将来のポジティブ要因より目先のネガティブ要因に大きく反応してしまう傾向があります。それはあたかも幼子が駄々をこねるようなもので、そうなってしまうともう短期的な大きなうねりに身を任せるしかなくなってしまいます。そこでいくら「市場のこの反応は間違っている!」と叫んでみても無意味です。人民元の突然の切り下げで日経平均株価が急落したことは紛れもない事実ですので、「相場で起こっていることはすべて正しい」と思ってその現実を粛々と受け止めるしかありません。

このように市場が往々にして駄々っ子のような反応をするため、私は今年最大の市場かく乱要因である米国の利上げを警戒しています。こちらもそもそも論で言えば金融危機以降ずっとゼロ金利が続いていること自体が異常なのであって、利上げは正常な金融政策に戻ることを意味し、また利上げができるほど米国経済が回復した証拠ともなるため、本来なら市場にとってはポジティブ要因でしょう。しかし現状では中国の景気後退懸念から原油を始めとした商品価格が大きく下落しており、米国のインフレ率を抑える結果になっています。このような状況で9月に利上げをするのかしないのかは米国の中央銀行に当たるFRBにとって結構シビアな判断になると思われます。それだけに市場が過剰反応する可能性も高まると考えて、私は今年のNISA投資を10月まで待ってみようかな?と考えている次第です。もちろん将来の値動きは誰にも分かりませんので、FRBが利上げを小刻みにゆっくりと行うことに市場が安心して株価が急騰するシナリオも十分に考えられます。しかし絶好の買い場は後になってみないと分からないというのもまた相場の真理ですので、今はどのような結果になろうとも甘んじてそれを受け入れるという覚悟で10月まで待つという判断をしているところです。ただしこの毎月の定時報告を読み返してみれば分かるとおり、最近の世界経済は短期間で雰囲気が激変していまいますので、今年のNISA投資については臨機応変に対応して行きたいと思っています。もし優柔不断にしてズルズルと投資の決断ができなかった場合でも10月をタイムリミットに設定するつもりです。

下記はいつものようにYahoo!ファイナンスからお借りしてきたひふみ投信の1年チャートです。ご覧のとおり昨年10月の調整局面以降はほぼ右肩上がりの美しいチャートを描いています。

ひふみ投信1年チャート

この結果を見ると今年のNISAの投資タイミングに悩んでいることが馬鹿馬鹿しく思えてきますね。なぜならもし昨年末にさわかみファンドをすべて売却して今年最初の営業日である1月5日にひふみ投信を購入していたら、現時点ですでに+20%を超えるパフォーマンスを叩き出しているはずなのですから。ひふみ投信の7月度の月報「ひふみのあゆみ」によると今月は現金比率を少し増やして「守り」のスタンスに傾けるとのこと。もしかすると何も考えずに今すぐひふみプラスに全額投資するのが後々になってみれば「正解」になるのかも知れませんね。

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ひふみ投信

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