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さわかみファンド現状報告

kage

2015/06/30 (Tue)

月日が流れるのは本当に早いもので、今日で2015年も半分が終わり、明日からはもう後半戦に突入です。しかしながら私はいまだに保有するさわかみファンドの売却に踏み切ることができず、結果的に今年のNISA枠もまったく手つかずのまま残してあります。もっとも昨年のNISA枠を使い切ったのが9月(「今年のNISA投資を完了」でご報告しております)だったことを思えば、まだまだ焦る時期ではないことも確かです。とはいえ、ちょうど1ヵ月前の「さわかみファンド現状報告」に書いた「現在米国株が調整の気配を見せているため今年に限っては「Sell in June(6月に売れ)」となる可能性もなきにしもあらずですが」が月末を目前にして現実のものとなってしまいましたので、やはり当初想定していた「有名な相場格言である「Sell in May(5月に売れ)」に従ってみようかな?と取らぬ狸の皮算用をしているところです」に素直に従っていれば良かったという後悔の念も心の片隅に少しだけ抱えております。しかしながら将来の値動きは誰にも分からないのですから、今さら過去を嘆いてみてもどうしようもないのですが。

そして昨日の日本株大暴落を受けた後の損益が下記(左)です。ご参考までに1カ月前の損益も下記(右)に並べて掲載しておきます。ご覧のとおりこの1ヵ月間で含み益を47,094円減らす結果となってしまいました。

さわかみファンド  さわかみ損益

それではこの1ヵ月間のさわかみファンドの値動きをeMAXIS TOPIXインデックス(このファンドは設定来一度も分配金を吐き出していないため当ブログでは疑似TOPIX配当込み指数として採用しております)と比較してみましょう。なお下記比較チャートはいつものようにYahoo!ファイナンスからお借りしております。

比較チャート1ヵ月

青:さわかみファンド
赤:eMAXIS TOPIXインデックス

ご覧のとおり6月22日を境に大きくeMAXIS TOPIXインデックスに劣後する結果になっています。この日は日経平均株価が253円95銭高しているのですが、市況解説を見ると「業種別株価指数(33業種)は、銀行業、保険業、医薬品の上昇が目立った」とあります。すなわち先月の「さわかみファンド現状報告」にも書いたとおり、さわかみファンドが銀行を一切組み入れていないことがマイナス効果として現れた結果ではないでしょうか?ちなみにさわかみファンドの保険業組み入れ率もわずか0.1%です。

それでは比較期間を6ヵ月に延ばしてみるとどうなるでしょう?

比較チャート6ヵ月

青:さわかみファンド
赤:eMAXIS TOPIXインデックス

ご覧のとおり最初の2ヵ月間はさわかみファンドがわずかにリードしていましたが、2月中旬に逆転を許した後はその差が拡大する一方です。この結果を見せ付けられると、私がうじうじとさわかみファンドの売却時期に迷っていることの愚かさを思い知らされますね。なぜなら売却時期を先に延ばせば延ばすほどeMAXIS TOPIXインデックスとの差は拡大する一方なのですから。

それでは明日直ちに売却注文を出すか?と問われれば、今はまだ素直にYesと答えられない気持ちであることもまた事実です。ご承知のとおり現状は世界中がギリシャ問題で動揺している真っ直中でありますので、買い時ではあっても決して売り時ではないと私は思っています。なぜなら私の素人考えではギリシャ問題は早晩収束に向かうと判断しているからです。具体的にはギリシャが緊縮策を受け入れれば市場は好感するはずですし、もし拒否してもそのままでは財政が立ちゆかなくなる事は自明の理ですからいずれ財政破綻してアジア通貨危機時の韓国のようにIMF管理下で現在の提案より厳しい緊縮策を受け入れざるを得なくなるというシナリオが考えられます。さらにこれは甘い考えかもしれませんが、ドイツにとってもギリシャを切り捨ててしまうことは市場の喪失や為替のユーロ高につながるためにできれば回避したいはずだと思いますので、ギリギリのところで何らかの妥協案が成立するのでは?と密かに期待しております。そもそもギリシャの経済規模は神奈川県と同じ程度らしいですから、ギリシャ問題をきっかけにリーマンショック級の経済危機が起きる可能性は極めて低いと私は判断しております。

むしろ心配なのは今日になって飛び込んで来たプエルトリコ債務不履行(デフォルト)のニュースです。プエルトリコはギリシャと違って国家ではなく米国の自治領です。ですからイメージとしては2013年のデトロイト市の財政破綻に近い事例かも知れませんね(規模は違いますが日本で例えるなら北海道夕張市)。ただ私が心配しているのは今回債務不履行に陥ったプエルトリコの債券が高利回りの国内債券扱いで米国の投資信託にかなり多く組み入れられているという報道です。これがサブプライムローンの悪しき先例を想起させます。もし今回の債務不履行で金融市場が混乱すればその影響は機関投資家だけでなく、広く個人投資家にも及ぶため警戒が必要かも知れません。ちなみに日本にもプエルトリコ債を組み入れている投資信託は存在します。一例を挙げればGS(ゴールドマン・サックス)債券戦略ファンド(愛称:ザ・ボンド)があります。皆さんももし米国の地方債を投資対象にしている投資信託をお持ちであれば、念のためにプエルトリコ債を組み入れていないかをご確認されることをお勧めいたします。

もしギリシャ問題やプエルトリコ問題が解決したとしても、その後には金融市場にとっておそらく今年最大の山場になるであろう米国の利上げが控えています。つまり最終的には「絶好の売り時や買い時は誰にも分からない」という身も蓋もない結論に行き着くわけですね。そうと知りながら私は来月もさわかみファンドの絶好の売り時を探して無駄な努力を継続するつもりです。

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