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ETFでハイリスク投機 シーズン5 経過報告

kage

2015/06/22 (Mon)

前回のエントリーで高らかに発動を宣言したETFでハイリスク投機 シーズン5ですが、本日も決済を行わず継続中です。そもそも本日は日経平均株価が上がっても下がっても様子見の方針で始めから決済を行うつもりはサラサラなかったのですが、予想外の株高により現在の損益は下記のとおりに改善しております。

1570_20150622

前回のエントリーでご報告したとおりこの買いポジションを建てたのは先週の木曜日でしたので、当日を含めてまだ3営業日しか経過していない計算になります。すなわち現状はわずか3営業日で+4%の利益を生んでいるわけで、この結果は正直出来過ぎです。今回の買いポジションの決済はしばらく引っ張ってみるつもりでしたが、もし明日の日経平均株価も上昇するようなら欲張らずに利益確定(返済売り)に踏み切るかも知れません。

ETFでハイリスク投機 シーズン5の完結を急ぐべき理由は、「欲を出すとろくな事がないから」だけではありません。過去のETFでハイリスク投機シリーズで何度か書いたとおり信用取引は証券会社からお金を借りて株を買う(あるいは証券会社から現物株を借りて売る)仕組みになっていますので、ポジションを持つ限りは土日祝日を含めて毎日金利や手数料がかかることになります。保有している限り毎日コストがかかるのは投資信託も同じなのですが、信用取引の金利は投資信託の信託報酬よりも遙かに高いため(私が使っているSBI証券の制度信用取引にかかる金利は年利2.80%です)「信用取引の決済は早ければ早いほど良い」との結論に至るわけです。

それではETFでハイリスク投機では具体的にどのくらいのコストがかかるのか?その実例をご紹介しましょう。下記はETFでハイリスク投機 シーズン4時の取引報告書の一例です。

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ご覧のとおり4月15日に1570を16,990円で2単位購入し、4月22日に17,270円ですべて決済しています。この時に確定した利益は17,270円×2-16,990円×2=560円でした。そこから購入時の手数料(14円+消費税1円)+売却時の手数料(14円+消費税1円)+保有した8日分の金利(20円)=50円を差し引き、逆日歩(10円)を加えた520円が私の受け取る利益となりました(実際にはここからさらに譲渡益税が差し引かれます)。ちなみに逆日歩(ぎゃくひぶ)とは空売りが増え過ぎた時に売るために借りる株を調達するのにかかる手数料のことで、売り方が支払い、買い方がもらうことになります。この時はたまたま逆日歩が発生したお陰で結果的に支払い金利は半減したわけですね。このように逆日歩は信用取引の買い方にとっては嬉しいオマケのようなものですが、時にそのオマケが信用金利を上回ってしまうこともあるのです。実際に6年以上前に書いたこちらのエントリーで、私自身が信用取引でTOPIX連動型上場投資信託(1306)を買った際に金利を上回る逆日歩を受け取った実例をご紹介しています。もちろんこのような逆転現象は一時的なものなのですが、条件が揃えば現物で買うより信用で買った方が有利になることもあるということですね。

このように信用取引は投資信託より遙かに高コストですので長期保有には適しません。しかし上記取引報告書をご覧いただければお分かりのとおり、そのコスト明細がすべて明示されているだけにシビアなコスト管理が可能になるというメリットもあります。これに対して投資信託は日々公開される基準価額はすべてのコストが差し引かれた後の数字であり、実際のコストを計算するためには決算後に発行される運用報告書を待たなければなりません。これでは個人投資家になかなかコスト意識は芽生えませんよね。願わくば投資信託でも信用取引報告書を見習って売却時にこれまで支払ったコストの総額を明記して欲しいものです(保有中にも明示されればなお可)。毎日コストを差し引いて基準価額を算出しているのですから、そのコスト分を別途明示することはやろうと思えば簡単にできるはずですよね。それでもさまざまなしがらみでそれが無理ならせめて信託報酬から販売店分だけでも切り離して自由化して欲しいと思います。そうすれば金融機関同士で競争が生じてコストダウン圧力が働くことになるでしょうから。

以上、最後の方は少々脱線してしまいましたが、本エントリーで私が申し上げたかったのは「信用取引は高コストだが費用の詳細が明示されているだけ投資信託よりまだ良心的だ」という意見でありました。

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