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ひふみ投信定期積立経過報告

kage

2015/06/15 (Mon)

先週金曜日はひふみ投信の定期積立約定日でした。そこでいつものようにひふみ投信設立時からの同額の定期積立を行っている私の運用成績をご報告させていただきます。なお毎回のご報告に書いているとおり下記運用成績は定期積立の他に猫パンチ投資(スポット購入)2発分を含んだ結果です(猫パンチ投資2発の詳細はこちらで公開しています)。

<ご参考>ひふみ投信定期定額積み立て+猫パンチ投資2発の指数
●取得単価 : 14,334円 (先月より98円上昇)
●約定価額 : 32,370円 (先月より1,399円上昇)
●騰落率 : +126.9% (先月より9.3%改善)


まず始めに毎度おなじみの釈明で恐縮ですが、先週金曜日の約定報告が本日になったのは決して私の怠慢が理由ではなく、レオス社のシステム上の理由で取引報告書の発行が週明けの本日になるためですので、くれぐれも誤解なきようにお願い申し上げます。さて、このところの日本株は日経平均株価が2万円の大台を回復した後にいわゆる高値持ち合い状態になり、上値が重い展開が続いています。しかし皆さんご承知のとおり、先月の定時報告後に日経平均株価が27年3ヵ月ぶりに12連騰を記録したこともあり、指数主導の上昇相場を苦手にしているひふみ投信もその恩恵を受ける形で今月の約定価額は先月より1,399円も高い32,370円となりました。これにより騰落率(=私個人の運用成績)も再び+120%台を回復しております。ちなみに金曜日の約定価額はひふみ投信の設定来最高値でした。なお本日の基準価額はさらに148円上昇して32,518円となっており、再び設定来最高値を更新しています。このような展開になってくれたことで先月の定時報告に「安くたくさん買えてラッキー!」と精一杯の強がりを書いたことが何とか格好が付く形になり、密かにホッと胸をなで下ろしています。

4月に一度ゼロクリアされた資産形成応援団応援金ですが、1ヵ月後(先月)には100円を超え、2ヵ月後(今月)には早くも200円を超えています。

応援金

昨年のNISA枠の端数で買い付けたひふみプラスも株高の追い風を受け、損益(騰落率)は23.3%まで上昇しています。

ひふみプラス

このようにひふみシスターズは順調に基準価額を切り上げてくれていますが、NISA本命の個別株は先月と比べて少ししか値上がりしませんでした。もっともあまり欲を出してもろくな事はありませんので、今はわずかであっても値上がりしたこと(=値下がりしなかったこと)を相場の神様に感謝したいと思います。

NISA

脱線ついでに、今月はNISA口座についても少し言及しておきたいと思います。個別株投資を実践されている方なら先刻ご承知のとおり、今月6月は3月期決算企業の株主総会集中月間であり、同時に配当支払い月間でもあります。ここで改めて確認しておきますが、NISA口座に入れた銘柄は配当金も非課税となります。しかしこれには条件があります。それは配当の受け取り方式を「株式数比例配分方式(証券口座ごとに受け取る方式)」に指定していることです。銀行口座や郵便局(ゆうちょ銀行)の窓口で受け取る方式のままではNISA口座に入れた銘柄でも配当金は非課税になりませんので、念のために今一度自分が指定している配当受け取り方式を確認されることをおすすめいたします。ただし、もし現時点で変更のし忘れに気付いても今回の配当を非課税にするにはもはや手遅れです。しかし次回以降の配当を非課税にするために、忘れずに変更の手続きをするようにしてください。また非課税となった配当は「非課税は諸刃の剣」でも触れたとおり証券税制の効力が及ばない治外法権の地に置かれることになりますので、配当所得にはカウントされません。ですから個別株や投資信託の確定損失と損益通算(相殺)することはできませんし、確定申告をして配当控除を受けることもできません。この点にはくれぐれもご留意ください。昨年の早い時期にNISA口座で買い付けを行っていればすでに昨年中に配当の受け取りを経験されているケースも多いとは思いますが、私のように昨年9月に買い付けを行ったケースでは今回が初めての配当受け取りとなりますので蛇足ながら言及させていただきました。

脱線が長くなってしまいましたが、話題をひふみ投信に戻しましょう。公式サイトのお知らせ欄にもあるとおり、ひふみ投信は株式会社格付投資情報センター(R&I)が選定する「R&I ファンド大賞 2015」の投資信託/国内株式部門で優秀ファンド賞、NISA/国内株式部門で最優秀ファンド賞を受賞しました。投資信託/国内株式 部門では今回で4年連続、NISA/国内株式部門では2年連続の受賞とのこと。私も受益者の端くれとしてこの受賞を共に喜びたいと思います。

2015年04月22日 「R&Iファンド大賞2015」優秀ファンド賞 受賞について

R&Iファンド大賞(格付投資情報センター)

ちなみに昨年の「R&I ファンド大賞 2014」でひふみ投信は投資信託/国内株式部門とNISA/国内株式部門の両方で最優秀ファンド賞を受賞しています。それが今年は投資信託/国内株式部門でスパークス・新・国際優良日本株ファンド(愛称:厳選投資)の後塵を拝する結果となってしまったことは誠に残念です。そこで興味本位で両ファンドのパフォーマンスを比較してみることにしました。なお比較チャートはいつものようにYahoo!ファイナンスからお借りしたもので、ベンチマーク指数もいつものようにeMAXIS TOPIXインデックス(当ファンドは設定来一度も分配金を吐き出していないため当ブログでは疑似TOPIX配当込み指数として採用しております)としました。またスパークス・新・国際優良日本株ファンドは第6期(2014/03/27)と第7期(2015/03/27)にそれぞれ分配金500円を吐き出していますので、その分だけ基準価額が低下している点にはご留意ください。それではまず過去1年間の比較をご覧ください。

R&Iファンド大賞 1年

赤:スパークス・新・国際優良日本株ファンド
緑:eMAXIS TOPIXインデックス
青:ひふみ投信

ご覧のとおり過去1年間の比較ではスパークス・新・国際優良日本株ファンドの圧勝です。これでは最優秀ファンド賞を譲ることになっても仕方ありませんね。少し厳しい見方をすれば、ひふみ投信はeMAXIS TOPIXインデックス(疑似TOPIX配当込み指数)にすら負けているので、今回は受賞を逃してそれを今後の発憤材料としてもらった方が私たち受益者にとって後々良い結果につながったのかも知れませんね。それでは次に比較期間を2年に延ばしてみましょう。

R&Iファンド大賞 2年

赤:スパークス・新・国際優良日本株ファンド
青:ひふみ投信
緑:eMAXIS TOPIXインデックス

ご覧のとおり前半はひふみ投信がリードしていたのですが、昨年秋にスパークス・新・国際優良日本株ファンドが逆転して差を付けています。ただし過去2年間では双方ともにeMAXIS TOPIXインデックス(疑似TOPIX配当込み指数)のパフォーマンスを大きく上回っており、アクティブファンドの面目躍如といえるでしょう。それでは比較期間をさらに5年に拡大してみましょう。

R&Iファンド大賞 5年

青:ひふみ投信
赤:スパークス・新・国際優良日本株ファンド
緑:eMAXIS TOPIXインデックス

ここでようやくひふみ投信がトップに躍り出ました。しかしご覧のとおり直近1年でスパークス・新・国際優良日本株ファンドの猛追を受けていることが分かります。もし来年ひふみ投信が最優秀ファンド賞の奪還を目指すのであれば、ここで今一度はちまきを締め直して圧倒的なパフォーマンスという結果でスパークス・新・国際優良日本株ファンドをねじ伏せるしかありませんね。それでは最後に設定来のパフォーマンスを比較してみましょう。

R&Iファンド大賞 10年

青:ひふみ投信
赤:スパークス・新・国際優良日本株ファンド
緑:eMAXIS TOPIXインデックス

ご覧のとおり設定日が一番古い(2008年3月27日)のがスパークス・新・国際優良日本株ファンドで、ひふみ投信とeMAXIS TOPIXインデックスは途中からの登場となっています。ここでようやくひふみ投信の受益者としては安心して見ていられる比較チャートになってくれましたね。個人的にはひふみ投信に最優秀ファンド賞の奪還を目指して欲しいという気持ちもあるのは事実ですが、それを最優先目標にするあまりに長期投資のスタンスが崩れてしまうのも困りますので、「優れた運用を続ければ結果は後から付いてくるものだ」と思って日々の運用に励んでいただければ幸いです。

投信ブロガーの末席を汚す存在でありながら誠にお恥ずかしいことに、私は今回初めてスパークス・新・国際優良日本株ファンド(愛称:厳選投資)の存在を知りました。最新の月報を確認してみると、組み入れ銘柄は東証1部の16銘柄だけなのですね。これは文字通り「厳選投資」です。信託報酬は年率1.7712%(税抜1.64%)と高めながら、過去1年の圧倒的なパフォーマンスという結果を出しているのはお世辞抜きに立派だと思います。もちろんそこには指数主導の上昇相場という大きな追い風があったことも事実ですが、個人的にはアクティブファンドは結果がすべてであると思っていますのでここは素直に負けを認めてスパークス・新・国際優良日本株ファンドに敬意を表したいと思います。願わくばひふみ投信とスパークス・新・国際優良日本株ファンドには今後とも高いレベルで競い合い、お互いに切磋琢磨しながら来年の最優秀ファンド賞を目指していただきたいものですね。

【追記】

先ほどテレビ東京系の経済情報番組「ワールド・ビジネス・サテライト(WBS)」でR&Iファンド大賞の授賞式会場の模様が放送されました。放送の内容はギリシャ危機が日本株に与える影響を運用のプロに聞くというもの。この問いに答えたのがレオス社の藤野さんとコモンズ投信の糸島さんでした。大手ではなくいわゆる独立系投信の運用担当者の声が放送されるとは、資産運用の世界も少しずつ変化(下克上と表現するのはまだ時期尚早か?)が始まっているのかも知れませんね。ちなみに問いに対する藤野さんの回答は「ギリシャ問題の多くをすでに市場は織り込み済み」で、糸島さんの回答は「ギリシャ問題より米国の利上げ時期の影響が大きい」でした。

【追々記】

WBSの公式サイトで上記放送内容が公開されています。公開は一週間限定ですので興味を持たれた方はお早めにチェックしてみてください。

日本株のプロが気にするのは?(WBSマーケット)

WBS

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ひふみ投信

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