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ようやく高値更新

kage

2015/04/11 (Sat)

昨日、日経平均株価が15年ぶりに一時2万円の大台を超えましたが、今回のタイトルはそれを指すものではありません。それではいったい何が「ようやく高値更新」したのか?と申しますと、3月21日に書いた「いまだ高値更新に至らず」と同様に私がSBI証券で保有しているインデックスファンド群のトータル成績を指しております。これらのトータル成績が過去最高値を超えたのは厳密には4月9日(木)時点の基準価額でしたので、「一夜限りの夢」を書いた昨年12月9日からちょうど4ヵ月後の出来事ということになりますね。ちなみに下記左が昨年12月9日時点、中が今年3月21日時点、右が現時点の損益です。ご覧のとおりトータルの評価額が初めて90万円を超えました。

SBI20141209 SBI20150321 SBI20150411

4ヵ月前と現在の成績を比較してみると、いくつか特徴的な動きに気付きます。具体的には、1.株式インデックスファンドは総じて堅調、2.中でも新興国株式が好調、3.しかし世界経済インデックスファンドは逆に値下がり、などです。それではここで改めて、いつものようにYahoo!ファイナンスからお借りしてきたチャートを使ってこれら4ファンドの過去1年間の値動きを確認しておきましょうか。

eMAXIS全世界株式インデックス
eMAXIS全世界株式インデックス

ご覧のとおり全世界株式は昨年12月から多少の波はあるにせよ、ほぼ高値圏での横ばいになっていますね。

eMAXIS新興国株式インデックス
eMAXIS新興国株式インデックス

一方で新興国株式はこれまでのレンジを明確に上抜ける強い動きになっています。

SMTグローバル株式インデックス
SMTグローバル株式インデックス

先進国株式は基本的に全世界株式の値動きと同じで、上下の幅を多少大きくした印象ですね。

世界経済インデックスファンド
世界経済インデックスファンド

世界経済インデックスファンドも先進国株式と同じような値動きなのですが、他の株式ファンドとは違って昨年12月の高値を超えることができていません。

新興国株式は米国の中央銀行に相当するFRBのテーパリング(量的緩和縮小)で世界的な資金の流れが変わったことでしばらく上値が重い状況が続いていましたが、今度は欧州中央銀行(ECB)が量的緩和に踏み切ったことで再度資金の流れが向かっているのかも知れませんね。また株式が好調なのに世界経済インデックスファンドの基準価額が上昇していないという現実は、とりもなおさず債券が値下がりしていることを示唆しています。ご承知のとおり米国の金融政策は量的緩和を終了して次の一手は利上げとなりますので債券価格にとっては逆風となります(金利の上昇=債券価格の下落となりますので)。また欧州中央銀行(ECB)が量的緩和に踏み切ったことで欧州各国の金利も低下に拍車がかかり、信頼度の高いドイツやスイスの国債ではマイナス金利が拡大しています。つまり欧州においては金利の低下=債券価格の上昇もそろそろ終着駅に到達しつつあると考えるのが自然でしょう。そして日本では依然として日本銀行がジャンジャンバリバリ国債の買い入れを進めて低金利を維持していますので、いずれ市場を激しく歪めたツケを支払わされることになると覚悟しておく必要があるように思います。いずれにせよこれからの債券投資では十分なリターンを期待することが難しくなりますので、金融緩和でジャブジャブにあふれた世界のマネーが国債などの安全資産から株式などのリスク資産へ歴史的な大移動を起こす「グレートローテーション」が現実になるかも知れないとハイリスク投機家として大いに期待しているところです。

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