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セゾン投信定期積立経過報告

kage

2015/02/24 (Tue)

昨日はセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの定期積立約定日でした。そこでいつものようにセゾン投信設立時から同一金額の定期積立のみを行っている(=定期積立の増額やスポット買いを一切行っていない)私の運用成績を公開させていただきます。

<ご参考>セゾン投信設立時より定額で定期積立のみを続けた場合の指数
●個別元本 : 8,725円 (先月比33円上昇)
●約定価額 : 13,509円 (先月比278円上昇)
●騰落率 : +54.7% (先月比2.6%改善)


ちょうど1ヵ月前に書いた先月の定時報告では下げ止まらない原油価格の影響で世界的に株価が軟調に推移したり、為替市場で起きたスイスショックのとばっちりで円高が進んだことを愚痴っていたのですが、今では世界の株価も原油安にあまり反応しなくなり、ロシア危機もギリシャ危機もどこ吹く風で日米の株価は高値を追っています。そして為替もまたいつの間にか1ドル=120円前後に戻ってきました。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ではありませんが、このような現状を見るとわずか1ヵ月前のあの混乱はいったい何だったのかと文句のひとつも言いたくなりますよね。もっともその混乱があったお陰で先月は思いがけず安い基準価額で定期積立ができたのですから、むしろあの時の混乱には感謝すべきなのかも知れませんが。いずれにせよ投資の世界は常に「一寸先は闇」であることだけは肝に銘じておかなければなりませんね。

このところ私はセゾン投信ツッコミ担当を勝手に自認しており、セゾン投信に対して辛口の意見を書くことも多いですが決してセゾン投信を嫌いになったわけではありません。過去のツッコミエントリーにも書いたとおり、セゾン投信が創業時の理念を忘れずに運用を続けるのであればこれからも末永く応援を続けていきたいと思っております。これに対しては「応援して運用成績が上がるわけでもないのだから応援することには何の意味もない」とのご意見もあろうかと思います。しかし私は応援することには大いに意義があると真剣に考えています。もし仮にセゾン投信がなくなってしまえば、それは個人投資家にとって間違いなく不幸なことでしょう。これは他の直販系投信についても同様です。誰もが「応援なんて無駄」と考えれば、ただでさえ経営基盤が脆弱な直販系投信は早晩消えゆく運命となるでしょう。そうなってしまってから失ったものがいかに大切な存在だったかに気付いても手遅れです。もちろん直販系であればすべて応援する価値があるとは私も思っていません。そこはそれぞれの理念、運用方法、成績、受益者とのコミュニケーションなどを総合的に勘案して応援できるかどうかを判断すればいいのです。少なくとも私は、セゾン投信は個人投資家にとっての大切な選択肢であるとの認識で応援する価値があると思っております。

加えてセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドのようなインデックスファンドにはまた別の側面で応援する意義があります。それは応援する同志が増えればそれに比例して預かり資産も増加し、結果的に運用が効率化されてコストダウンが可能になるというメリットが生まれることです。このように応援する同志が集まって投資信託(ファンド)を支えるという構図は、直販系だからこそ実現できると言っても過言ではないでしょう。従来型の投資信託(ファンド)では証券会社や銀行が手数料稼ぎのために回転売買を勧めた経緯もあり、個人投資家になかなか長期保有の思考が根付かないことは残念なことです。結果的に日本では次から次へと新しい投資信託(ファンド)が生まれるという笑うに笑えない状況になってしまいました。思いを共有する同志が集まり投資信託(ファンド)を支え合い、大きく育つことで応援したことが巡り巡って自分に返ってくるという実証実験となる意味でも直販系投信は貴重な存在であると私は考えます。

インデックス投資家の皆さんはコストに非常にシビアな方が多く、新たに低コストのインデックスファンドが登場したら乗り換える(あるいは新規投資先を変更する)という事例をよく耳にします。インデックスファンドにとってコストは確実にベンチマーク指数からマイナス乖離する要因となりますので、一見これは合理的な行動のように見えます。しかしすべてのインデックス投資家が低コストファンドが登場するたびに乗り換えたり投資先を変更していたら結果的に安定的に預かり資産を増やすファンドが生まれにくくなります。もしかすると受動的に低コストファンドを追いかけるより、能動的に低コストファンドを育てようと考えて行動した方が良い結果が生まれるかも知れませんね。先にも述べたとおりインデックス運用には「数こそ力」という側面がありますので、インデックス投資家の皆さんにこそ「応援(=支えて育てる)」という思考が重要になるのではないでしょうか?

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