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一夜限りの夢

kage

2014/12/09 (Tue)

このところ世界的な株高と為替の円安が順調に進行していたため、私が保有する投資信託の運用成績も絶好調だったのですが、昨日の米国株の下落をきっかけにさすがに調整局面に入ったようです。このため私がSBI証券でBuy&Holdしている投資信託の運用成績も明日には下落することが確実であるため、目先のピークを付けた記念として本エントリーを立てた次第です。ご覧のとおり本日時点でトータルの含み益が40万円を超えたのですが、これも一夜限りの夢となりました。

SBI20141209

ちなみに下記は今から約1年前のクリスマス(2013年12月25日)時点の運用成績です。これらの投資信託はこの1年間まったくの放置状態でしたが、ここまで含み益が膨らむとは正直予想もしていませんでした。

SBI証券

これらの投資信託の中身はほとんど外貨建て資産ですので、この1年間の円安進行が含み益拡大の大きな要因になったことは言うまでもありません。それを考えるとここまでの絶好調ぶりを単純に喜んでばかりはいられなくなります。なぜならこの絶好調の裏側には、「この世に無リスク資産は存在しない」で触れた日本円の相対的価値の暴落があるからです。

私たちは日本で生活して日常的に日本円を使っているため、どうしても日本円を基準にモノの価値を量る癖が付いてしまっています。しかしたまには異なる基準でモノの価値を量ってみると、また違う世界が見えてくるかもしれません。その一例としてご紹介したいのが下記のチャートです。これは「MarketNewsline」というサイトからお借りしてきたドル建て日経平均株価の2年チャートです。

ドル建て日経平均株価

ご承知のとおり、直近の日経平均株価は「黒田バズーカ第2弾」以来順調に上昇を続け、昨日は約7年4か月ぶりに一時18,000円を超えました。しかしその好調な日経平均株価をドル建てで見てみると、なんとあの5.23ショック時(2013年5月23日の大暴落)の高値をいまだに超えていないのです。つまりドルを基準にして日経平均株価を見ると、あの日(2013年5月23日の大暴落)以来全然上がっておらず、その裏側でドルに対する日本円の価値が暴落したということなのです。

以前「アベノミクスがもたらす日本の未来」に書いたとおり、私個人としてはアベノミクスが成功するにせよ失敗するにせよ、私たちを待ち受けている未来はインフレの時代だと思っています。実際に円安で日本円の価値が下がった影響で、今日も牛丼大手の吉野家が値上げを発表しました。アベノミクスがデフレからの脱却を目指している以上、これからもこのような値上げは続くことでしょう。今はまだ原油価格の暴落で円安の弊害が一部相殺されていますが、この状態が未来永劫続くとはとても思えません。少なくとも現時点で金融資産を日本円だけで持つことは、資産運用ではタブーとされている「卵をひとつのカゴに盛る」行為に他ならないと私は感じております。

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