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セゾン投信定期積立経過報告

kage

2014/11/22 (Sat)

昨日はセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの定期積立約定日でした。そこでいつものようにセゾン投信設立時から同一金額の定期積立のみを行っている(=定期積立の増額やスポット買いを一切行っていない)私の運用成績を公開させていただきます。

<ご参考>セゾン投信設立時より定額で定期積立のみを続けた場合の指数
●個別元本 : 8,626円 (先月比34円上昇)
●約定価額 : 13,369円 (先月比1,447円上昇)
●騰落率 : +54.8% (先月比16.2%改善)


何度も同じ事を言うなとお叱りを受けそうですが、10月31日の「黒田バズーカ第2弾」発射を境に相場環境が一変してしまいましたね。過去のデータを全て確認したわけではありませんが、わずか1ヵ月間で約定価額がこれだけ変わったのは初めてではないでしょうか?おかげさまで私個人の運用成績も一気に+50%を突破してきました。セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドを取り巻く現在の環境は、世界的な株高+円安進行+日銀の国債買いなど、見事なまでに全ての組入資産に対して追い風になっています。この状態を四文字熟語で表現すれば「順風満帆」となるわけですが、わずか1ヵ月前の不安な日々の記憶がまだ生々しく残っているだけに、順調過ぎるとかえって怖くなってくるから不思議ですね。

このように、現状は「絶好調」と言って差し支えないのですが、騰落率+50%超えを陰で支えたのは個別元本であることは忘れてはなりません。上記報告をご覧いただければお分かりのとおり、今月の約定価額が大幅に上昇しても、私の個別元本はまだ8千円台です。下記はいつものようにYahoo!ファイナンスからお借りしてきたセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの設定来チャートですが、リーマンショックの大暴落から東日本大震災を経てアベノミクスがスタートするまでの低迷期に毎月コツコツと買い付けを続けてきたからこそ個別元本が低下し、それが現在の騰落率に反映されていることを忘れてはいけませんね。

SVGBF

これは前回のエントリー「インデックスファンドで資産倍増を達成」も同じ理屈なのですが、結果として低迷期に安く買えたことが現在の好成績を実現できた重要なポイントです。それに加えてもうひとつ重要なポイントがあります。これも前回のエントリーと同じですが、途中で売却しなかったからこそ今があるという当然と言えば当然の理屈が重要なのです。前回のエントリーにも書きましたが、私は東日本大震災直後にリスク管理の甘さから「追証発生」という大失態をやらかしてしまいました。私の場合は長期投資分に手を付けずに何とか精算できましたが、追証額がもっと多ければ長期投資分も否応なく売却することになっていたでしょう。またこのような長期低迷に耐えられずに、セゾン号から降りてしまった人もいたでしょう。さらにはアベノミクスのおかげでようやく収支が黒字化したところで「ヤレヤレ売り」を出した人も少なからずいたはずです。セゾン号を降りた理由は人それぞれだと思いますが、途中で売却してしまった人は当然のことながら今の「絶好調」を享受できません。

それではとにかく売らなければ良いのか?といえば、もちろんそんなことはありません。世界経済の歴史がバブルの発生と崩壊の繰り返しである以上、バブル状態になった時は長期投資の途中でも売りを考えるべきだろうと私は考えます。もっとも本当にバブル状態になれば市場参加者全員が高揚感を覚え、誰もが「この状態は永遠に続くに違いない」と考えるものですから、そこで冷静に売ることはかなり困難だとは思いますが。

長期投資が成立する前提は、市場がおおむね合理的に動き、経済は多少の波はあるにせよ長期的には成長することですが、経済成長を牽引するエネルギーは「豊かなになりたい」とか「贅沢をしたい」という人間の欲望ですので、暴走を止めることは誰にもできません。特に現在の世界経済は日米欧の中央銀行が同時に金融緩和を行う前代未聞の市場実験が行われているわけですから、これからも過去の常識や経験がまったく役に立たない状況が数多く出てくるでしょう。そういう意味では長期投資を実践する個人投資家には後に続く人たちのために道を作る開拓者(パイオニア)の精神が求められるのではないかと最近考えているところです。

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