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米国のQE3が終了すると

kage

2014/10/10 (Fri)

大変なことになるのではないか?と以前から私は懸念しておりました。その理由は米国の株式市場がQE3(量的緩和第3弾)によって市場にジャブジャブと供給されるマネーに依存する体質(QE3依存症)になっているのではないか?と考えたからです。すなわちこれは(表現は悪いですが)薬物依存症の患者が薬物を絶たれて禁断症状を起こすようなものです。QE3はその名が示すとおり、米国の中央銀行に相当するFRBが実施した量的緩和の第3段目です。そこでご参考までにQE1とQE2終了で米国株はどう反応したのかを改めて振り返ってみましょう。下記チャートはSBI証券からお借りしてきたNYダウ平均株価5年チャートです。ご覧のとおり、QE1とQE2終了時(グラフに黒丸印を付けたところ)にどちらも大きな調整局面を迎えていることが分かります。

NYダウ

中央銀行の金融緩和政策で市場にマネーがジャブジャブと供給されることで活況になる相場を「過剰流動性相場」と呼びます。リーマンショックの痛手から経済を立ち直らせるために日米欧の中央銀行が協調して金融緩和を行っている現状はいわば一時的な異常状態であるといえます。経済が立ち直る過程で株式相場も次第に企業業績を素直に反映する「業績相場」に移行するはずです。それこそが株式相場にとっては正常な状態であるといえるでしょう。

昨夜のニューヨーク株式市場ではNYダウ平均株価が今年最大の下落を記録しました。しかし上記チャートを見る限りではまだ以前のQE終了時と同じ程度の調整入りと見ることもできそうです。しかし昨今の米国株式相場は一日ごとに急騰と急落を繰り返すいわゆる「鯨幕相場」になっており、過去の経験則から相場のトレンドが変わる前兆と捉える向きもあるようです。さて皆さんは米国株の現状をどう分析されるでしょうか?

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