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セゾン投信定期積立経過報告

kage

2014/09/25 (Thu)

昨日はセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの定期積立約定日でした。そこでいつものようにセゾン投信設立時から同一金額の定期積立のみを行っている(=定期積立の増額やスポット買いを一切行っていない)私の運用成績を公開させていただきます。

<ご参考>セゾン投信設立時より定額で定期積立のみを続けた場合の指数
●個別元本 : 8,565円 (先月比30円上昇)
●約定価額 : 12,423円 (先月比400円上昇)
●騰落率 : +44.9% (先月比4.2%改善)


基準価額が12,000円を超えたのはついこの前だと思っていたのですが(正確には先月の定期積立約定日だった8月21日です)、今月の約定価額は先月より400円も高い12,423円となりました。おかげさまで騰落率(=私個人の運用成績)も先月より一気に4%以上も跳ね上がり、+45%目前まで上昇しました。今月の約定価額が大幅上昇した一番の要因はやはり円安ですね。改めて調べてみると8月21日のドル円は1ドル=103円82銭でしたので、わずか1ヵ月で5円以上も円安が進行したことになります。ご承知のとおりセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの外貨比率は極めて高いため(8月末時点で86.9%です)、この円安の恩恵を大きく享受した形となりました。このように外貨建て資産や円安で値上がりする日本株を保有している個人投資家にとって最近の円安は大歓迎なのですが、消費者という立場で考えてみると輸入品価格の高騰を招くため喜んでばかりはいられません。現実にこのような状況になってみると、改めてリスク資産を持つか持たないかで家計に大きな差が生じてしまう現実をまざまざと見せつけられますね。

今回は「ひふみ投信定期積立経過報告」で書くつもりだった「長期投資の成否は何を基準に判断するか」というテーマを取り上げたいと思います。考察するにあたって、まず下記のような前提条件を設定させていただきます。

Aさんは60歳で5,000万円を目標に長期投資を始めました。

この前提条件に対していくつかの結果を想定して、Aさんの長期投資が成功だったのか、あるいは失敗だったのかを考察してみましょう。

事例1:Aさんが長期投資を実践した結果、見事60歳で5,000万円を達成しました。

見事に目標達成しているのですから、「Aさんの長期投資は大成功だった」という結論で誰も異論はないと思います。それではこの結果に下記の一文を加えてみるといかがでしょう?

事例2:Aさんが長期投資を実践した結果、見事60歳で5,000万円を達成しました。しかしトータルの運用成績は残念ながらマイナスでした。

運用成績がマイナスだったということは、結果的に投資をするより貯金をしていた方がマシだったということです。こうなってくると、例え目標は達成していても長期投資も成功だったとは必ずしも判断できなくなるのが不思議ですね。それでは上記事例とは正反対の下記事例ではいかがでしょう?

事例3:Aさんが長期投資を実践した結果、残念ながら60歳で5,000万円の目標は達成できませんでした。しかしトータルの運用成績はプラスでした。

こちらの事例では目標は未達成でも運用成績はプラスです。こちらも長期投資の成否を判断するには少々微妙な結果ですね。それではさらにひねった下記の事例ではいかがでしょう?

事例4:Aさんが長期投資を実践した結果、残念ながら60歳で5,000万円の目標は達成できませんでした。さらにトータルの運用成績もマイナスでした。しかしライフプランを見直して充実したセカンドライフを楽しんでいます。

目標は未達成で運用成績もマイナスですから、Aさんの長期投資は失敗だったと判断するのが自然でしょう。しかしもし仮にAさんが長期投資を始めた目的が充実したセカンドライフを楽しむことであったとしたらいかがでしょう?このケースの注意点は目標と目的が同じではないことです。

最後に改めて長期投資を実践しておられる皆さんにお尋ねします。あなたが長期投資を続けている目的は何ですか?目標は何ですか?何を基準に長期投資の成否を判断しますか?「腹を括る」にも書きましたが、これらの問いに正解はありません。基本的に長期投資を実践する私たち一人ひとりが決めるべきことなのですから。しかしこれを機会に、改めて自らの長期投資に向き合ってみるのも、それはそれで意味のあることではないでしょうか?

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