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告白と懺悔

kage

2014/08/31 (Sun)

当ブログの左側の欄にも明記しているとおり、私はいわゆる直販投信の中からセゾン投信とひふみ投信を選んで毎月積み立て投資を継続しています。そしてその経過報告を毎月ブログネタとして掲載しているのですが、最近はブログ更新意欲の低下と共にネタ不足にも苦慮していますので、これまでずっと隠し通してきたある直販投信への投資実績をついに公開する決意を固めました。その「ある直販投信」とはズバリ、この分野のパイオニア(開拓者)であるさわかみファンドです。投資時期は今から8年前の2006年半ばごろで、50万円×2回=計100万円を投資してその後はずっと放置を続けています。つまりセゾン投信やひふみ投信よりお付き合いは古いものの、積み立て投資という継続的かつ濃密なお付き合いはしていなかったというわけです。

当ブログでは過去にさわかみファンドの基準価額が10,000円に戻ったことをネタにした「ふりだしに戻る(2011/11/21)」や、その後再度基準価額が10,000円を割り込んだことをネタにした「さわかみの事とかSBIの事とか(2012/05/25)」を書いてきましたが、実はその時も私自身がシャレにならない含み損を抱えながら苦々しい思いで書いていたことをここに告白し、懺悔いたします。当事者である事実を隠して第三者を装ったエントリーを書いて誠に申し訳ありませんでした。

これまで8年間も隠し続けてきたさわかみファンドへの投資実績をここに来てなぜ公開する気になったのかといいますと、先に書いたネタ不足ももちろんありますが、最大の理由は最近になってようやく悲願の再黒字化が見えてきたためです。下記は現時点の私個人の運用成績ですが、ご覧のとおり元本回復まであと36,675円までに迫っています。基準価額が10,000円を割り込んだ時のことを思えば、まるで夢のようです。

sawakami20140831

ここでふと思い出したのは、2006年に私が投資したころの日経平均株価は今より高かった(2006年8月には16,000円を突破していました)ということです。それなのに現時点で元本回復間近に迫っているということは、さわかみファンドのパフォーマンスが優れているということなのでしょうか?気になったのでいつものようにYahoo!ファイナンスから過去10年のさわかみファンドとTOPIXの比較チャートをお借りしてきました。

sawakami01

青:さわかみファンド
赤:TOPIX
(注:TOPIXは配当落ち後[配当分を除外した後]のものです)

ご覧のとおり、リーマンショック以前はまるでTOPIX連動型インデックスファンドのような値動きでしたが、リーマンショック後は明らかにTOPIXを上回る成績を残しています。直販投信の先駆者でありながら何かと風当たりの強いさわかみファンドですが、この成績は素直に評価されて良いのではないか?と私は思いました。

しかしながら「赤字を抱えながらもさわかみファンドを保有し続けたことは正解だったのか?」と問われれば、胸を張ってYesとは答えられません。その理由は上記のチャートにさわかみファンドと同じアクティブ運用のひふみ投信を加えてみれば一目瞭然です。

sawakami02

赤:ひふみ投信
青:さわかみファンド
緑:TOPIX
(注:TOPIXは配当落ち後[配当分を除外した後]のものです)

ご覧のとおり、ひふみ投信はリーマンショックの真っ直中で船出したという時期的な幸運もあり、スタートからさわかみファンドを大きく引き離しています。そしてひふみ投信は2012年末から始まった「アベノミクス相場」にも上手に乗れています。この現実を目の当たりにすれば、結果論ではありますが、さわかみファンドを思い切って損切りしてひふみ投信に乗り換えるのが正解だったという結論に至ります。

私は今さらさわかみファンドを買い増すつもりは一切ありませんが、保有していることを告白したのですから、これからは「ついに黒字化」とか「ついに売却」といったブログネタに使わせていただきたいと思っています。しかしあまり楽観的に考え過ぎていると「またも基準価額1万円割れ」を書くことになるかも知れませんね。

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この記事へのコメント

kage

さわかみファンドと比較されている赤色のTOPIXは配当落ちしているので、正確にはTOPIX(配当込)と比較する必要がありますね。
それでもさわかみファンドが少しTOPIX(配当込)よりプラスな漢字はしますが、両者の差はかなり小さくなりそうです。

Posted at 15:53:20 2014/08/31 by kenz

この記事へのコメント

kage

kenzさん

コメントありがとうございます。

まさにご指摘のとおりです。Yahoo!ファイナンスで配当込みのTOPIXが選択肢にないためいつも安易にこの比較チャートを使っていますが、誤解を避けるためには一言「お断り」を入れるべきかも知れませんね。過去のエントリーまではなかなか手が回りませんが、とりあえずこのエントリーには書き加えることにします。

最近はインデックスファンドでも分配金を出すものがあり、チャートによる単純比較ができなくなっていることは悩ましい限りですね。

Posted at 17:13:48 2014/08/31 by おやじダンサー

この記事へのコメント

kage

ひふみ投信の記事を時々読ませて頂いている者です。

「告白と懺悔」って‥‥?不思議に思いつつ読み進みますと、まさかの「さわかみファンド」体験談だったのですね。

身につまされつつ、苦笑いしつつ読ませて頂きました。我が家は当初1万円で買って保有すること14年余り、この間2度ぐらいだったか双六ゲームの振出し以下の苦い経験を経て、やっと昨年末に目出度く利益確定!!

今さら計算しても仕方ないのですが、さわかみがよく言っていた複利計算だと、年利どれくらいになるのでしょうね?

一方、ひふみ投信では実に有り難い利益に預かり、いろいろな長期投資のありようを考えさせられる昨今です。

おやじダンサー様が「めでたく売却」される時をお祈りしています。



Posted at 21:42:32 2014/09/05 by さわかみ卒業者

この記事へのコメント

kage

さわかみ卒業者さん

コメントありがとうございます。

私の場合は個別元本が19,000円近くでしたので、基準価額10,000円割れの時には「もうどうにでもなれ」といささか自暴自棄気味になっていました。それが実際に元本復帰が目前になると、「ここまで戻ったのだからもう少し待ってみようか」という気持ちが生まれてくるから不思議ですね。今のところは年末の株高に期待しつつ、年末に利益確定して来年のNISA資金に充当するという取らぬ狸の皮算用をしています。

Posted at 08:56:58 2014/09/06 by おやじダンサー

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kage


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