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泥沼

kage

2014/07/21 (Mon)

前回のエントリーで私は「最近は多忙のため大好きなハイリスク投機に時間が割けず、不本意ながら信用取引の建玉を減らさざるを得ない」と書きました。しかし実を申しますと、そんな状況の中でもストロング・ホールドを続けている建玉があるのでした。その建玉とはズバリ6月上旬に書いた「最近のハイリスク投機」でご紹介したNEXTFUNDS インド株式指数・CNX Nifty連動型上場投信(1678)です。なぜこの銘柄だけストロング・ホールドを続けているかと申しますと、私自身がインド株に対する強気の見通しを維持し続けているからに他なりません。しかしその結果は、残念ながら本エントリーのタイトルに示したとおりの泥沼状態です。本エントリーでは私と同じような過ちを繰り返す人を少しでも減らすために、あえて恥を晒して今回のハイリスク投機の問題点を検証してみたいと思う次第です。

それではまず始めに、NEXTFUNDS インド株式指数・CNX Nifty連動型上場投信(1678)が連動を目指すインドCNX NIFTY指数の3ヵ月チャートからご覧ください(今回もブルームバーグからお借りしております)。

IND CNX NIFTY 3ヵ月チャート

ご覧のとおり6月上旬に7,500ポイントを超えた後は、いわゆる「高値持ち合い」の状態になっていることが分かります。

それでは次にNEXTFUNDS インド株式指数・CNX Nifty連動型上場投信(1678)の3ヵ月チャートをご覧ください(こちらはYahoo!ファイナンスからお借りしてきました)。

1678 3ヵ月チャート

ご覧のとおりこちらは一際目を引く5月27日の大陰線の後は、完全にジリ貧状態に陥っています。ベンチマーク指数が下がっていないのにNEXTFUNDS インド株式指数・CNX Nifty連動型上場投信(1678)がジリ貧になってしまうことには投資している者として納得できませんが、冷静かつ客観的に考えてみると外貨建て資産特有の為替要因が考えられます。そこで今度はインドルピー/日本円の3ヵ月チャートをご覧ください(こちらはSBI証券からお借りしました)。

インドルピー/日本円

やはり予想通り5月23日を目先のピークにして円高インドルピー安が進行しています。この間の対日本円でのインドルピーの下落率はザックリ3.5%程度ですので、現在のNEXTFUNDS インド株式指数・CNX Nifty連動型上場投信(1678)の取引価格水準ではマイナス2円程度の影響があったと考えられます。こうして改めて検証してみると、為替要因は決して小さくないことが分かりますね。

しかし「ジリ貧」最大の理由はもっと別のところにあったのです。それは野村アセットマネジメントが毎日公表している下記の情報を見ればよく分かります。

1678

これを見ると先週金曜日時点で、ベンチマーク指数は129円相当、実際の基準価額は120円相当、市場取引の終値は118円であったことが分かります。それではもっと分かりやすくするために前回のエントリーに掲載した6月10日時点の数値と見比べてみましょう。

1678c

こちらではベンチマーク指数は133円相当、実際の基準価額は124円相当、市場取引の終値は127円となっています。ベンチマーク指数と実際の基準価額との差はどちらも9円で変わっていません。ベンチマーク指数と実際の基準価額がこれだけ乖離していることは大問題ではありますが、これ自体は今回のジリ貧の要因ではありませんでした。大きく違っていたのは、市場取引の終値と実際の基準価額の差だったのです。ご覧のとおり、前回はプラス3円、今回はマイナス2円となっています。その差は実に5円にも及び、為替要因の2円を簡単に凌駕してしまっています。

ETFは株と同じように証券市場で取引されますので需給の影響を強く受けます。すなわち、買いたい人が多ければ実態より高い値が付き、反対に売りたい人が多ければ実態より安い値段が付きます。前回のエントリーにも書いたとおり、現在はポルトガルやイスラエルやウクライナから「不安」という名の大きなモグラが頭を出している状況ですので、市場はリスクオフの雰囲気が強まり、売りたい人が増える傾向にあります。これこそが今回の「ジリ貧」の最大の要因であったと私は考えています。

それでは今回も最後に私の現在の建玉を公開しておきましょう。

1678_SBI

ご覧のとおり、前回よりずいぶん増えていますがそのほとんど含み損という泥沼状態です。特に最近は泣きながらナンピン買いを入れているという誠にお恥ずかしい状況です。こんなトレード下手な私から当ブログをご訪問いただいた皆さんにアドバイスできることがあるとすれば、NEXTFUNDS インド株式指数・CNX Nifty連動型上場投信(1678)はベンチマーク指数との乖離も大きく、市場でなかなか適正な値付けもされませんので、長期・中期・短期を問わず取引はお勧めできないということです。私も本当はインド株の明るい未来を信じてこのままストロング・ホールドを続けたいところですが、もしこの泥沼状態を抜け出せたなら少しポジションを縮小するつもりです。前回のエントリーを書いた時はまだ楽観的でしたが、最近は取引時間中の値動きを見ることができませんので、「もっと警戒感を強めなければ」と自らを戒めているところです。

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この記事へのコメント

kage

インドなら日興の上場インデックスファンドCNX Nifty先物(1549)もありますが、野村ETFへのこだわりがあるのでしょうか?
野村より日興の方が優位点は多いように思えますが。

Posted at 13:07:18 2014/07/25 by 通りすがり

この記事へのコメント

kage

通りすがりさん

コメントありがとうございます。

私は単純に出来高を見て決めました。私の感覚では1549の出来高はちょっとお話しにならないレベルですので。

Posted at 22:53:15 2014/07/25 by おやじダンサー

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kage


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