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絶好の売買タイミングは神のみぞ知る

kage

2014/06/19 (Thu)

「株の値動きは本当に予測不能だなぁ」と、最近のミクシィ(証券コード:2121)の株価動向を見るたびに私は感じています。下記はいつものようにYahoo!ファイナンスからお借りしてきたミクシィの上場来チャートですが、いったい誰がこのような値動きを予想できたでしょうか?

mixi

思い起こせばミクシィのIPO(新規株式公開)は、公開価格が1株=155万円で初値は295万円でした(筆者注:株式分割前の売買単位です)。実を申せば私もこのIPOには参加しておりました。結果は残念ながら落選でしたが。

投資の世界に「たら・れば」はありませんが、もしも私がミクシィのIPOに当選していたとしたら、十中八九初値で売却していたでしょう。それだけで「140万円ゲットだぜ!」ですから。もし欲張って初値で売らなかったとしても、2007年末の急騰局面でいわゆる「ヤレヤレ売り」を出していたでしょう。もしそこでも売り時を逃したとしたら、東日本大震災直後の大失態で強制的に売らされていたでしょう。そして現在の急騰を苦々しい思いで見ることになっていたはずです。

今私は上記チャートが示すミクシィ株の値動きを知っているので、初値形成時、2007年の急騰時、そして現在が絶好の売り時であることが分かります。そして2012年から2013年末までの株価低迷期が絶好の買い時であったことも分かります。しかしそれはあくまでも結果論です。ミクシィの株価はこれからさらに値上がりするかも知れませんし、反対に低迷期の株価を下回る可能性もゼロではありません。つまり絶好の売買タイミングは後になってみなければ分からない(=神のみぞ知る)ということですね。

それではここで、「株価の動向は予測できない」もうひとつの実例をご紹介しましょう。下記は本家Yahoo!Financeからお借りしてきたS&P500指数の長期チャートです。

S&P500

ご覧のとおり、1995年を境にしてまったく別物のような値動きになっています。あるいはチャートの上昇角度により、1985年まで、1986年から1995年まで、1996年以降に3分割する捉え方もできるかも知れません。1996年以降のチャートは乱高下を繰り返していますが、皆さんご承知のとおり、2000年のピークはITバブル、2007年のピークは住宅バブルです。このチャートを見るとITバブル崩壊後の金融緩和が住宅バブルを生み、住宅バブル崩壊(リーマンショック)後の大規模金融緩和がまた新たなバブルを生もうとしていることが分かります。リーマンショック後の日米欧の金融緩和は前代未聞の規模で行われていますので、今まさに膨らみつつあるバブルも前代未聞の規模になるのかも知れません。そして「山高ければ谷深し」で、次のバブル崩壊も前代未聞の破壊力になる可能性は誰にも否定できません。その結末はまさに「神のみぞ知る」です。

上記S&P500指数の長期チャートを見て私は「1995年以前の常識や経験の多くは今では通用しないだろうな」と感じました。実際にリーマンショックの大打撃から抜け出すためにFRB(米国の中央銀行に相当)が実施したQE1からQE3までの大規模量的緩和も、ECB(欧州中央銀行)が導入した超過準備金に対するマイナス金利も、日本銀行が断行した異次元緩和も、史上初めてのことばかりなのです。このためこれらの金融政策を「市場を使った壮大な実験」と評する専門家もいるくらいです。私自身も複数の投資信託を経由してS&P500指数に投資していますので、今後の値動きには大いに関心があります。これから史上最大のバブルが発生して、その後は壮大なバブル崩壊が起きるのか?あるいは何かのきっかけで世界経済がクラッシュして第2次世界大恐慌が訪れるのか?はたまた人類の英知がバブルの発生を抑えて長期的に安定した経済成長が続くのか?その結果は「神のみぞ知る」です。

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