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もし自分で生命保険を作るとしたら

kage

2014/06/14 (Sat)

まず始めにお断りしておきますが、これから書く内容は素人が考えた机上の空論ですので、「話半分」のスタンスでお読みいただければ幸いです。

突然ですがこんな状況を想像してみてください。あなたは従業員10万人の大企業に勤務して福利厚生を担当しています。ある日あなたは上司に呼ばれて突然こう言われます。「わが社の福利厚生を充実させるために自前の生命保険を作りたい。検討してみてくれ。」さあ困りました。あなたは生命保険についてはずぶの素人です。「それならどこかの生命保険会社と契約して丸投げすればいいじゃないか。」とブツブツ言いながら自分の席に戻ってきます。しかしサラリーマンにとって業務命令は絶対です。気を取り直して頭の中で色々と考えを巡らせた結果、自前で生命保険を作るにはまず性別・年齢別の死亡率を知ることが第一だと気付きます。そこで厚生労働省のサイトにアクセスしてみると、ありがたいことに希望通りのデータを入手することができました。

下記が厚生労働省のサイトから入手した資料の一部で、男性の年齢別死亡率を示したものです。

死亡率

あなたはこの資料を基に、まず手始めに働き盛りの40歳男性が保険金1,000万円で10年間加入したケースをシミュレーションしてみることにしました。

40歳から44歳男性の死亡率は134.8人/10万人なので0.1348%となります。従って1年間に必要な保険料は保険金1,000万円×0.1348%=13,480円となり、月額では13,480円÷12=1,123円となります。ただしこれはあくまでも「原価」なのであなたはここに管理運営費として仮に30%を上乗せすることにしました。そうなると保険料(月額)は1,460円となります。

同様に45歳から49歳男性の死亡率は216.5人/10万人なので0.2165%となります。従って1年間に必要な保険料は保険金1,000万円×0.2165%=21,650円となり、月額では21,650円÷12=1,804円となります。ここに管理運営費として30%を上乗せすると、保険料(月額)は2,345円となります。

これにより10年間の平均保険料(月額)は(1,460円+2,345円)÷2=1,903円(※小数点以下四捨五入)となります。ちなみに30%の上乗せなしでは1,464円(※小数点以下四捨五入)です。

今回なぜ私がこのようなシミュレーションをしてみようと思い立ったかといいますと、実際の生命保険の保険料(月額)と比較してみたかったからです。そこで価格比較サイト「価格.com」で上記シミュレーションと同じ40歳男性が保険金1,000万円で10年間加入する条件で探してみると、下記のとおりとなりました。

ファインセーブ(オリックス生命):2,990円
定期保険Bridge [ブリッジ](オリックス生命):2,414円
カチッと定期2(アクサダイレクト生命):2,380円
かぞくへの保険(ライフネット生命):2,374円

生命保険会社の保険料計算は死亡率だけでなくもっとさまざまなデータを考慮した複雑なものでしょうし、そもそも営利目的でない企業の福利厚生と営利目的である生命保険会社のサービスを単純に比較することはできません。それを承知の上で皆さんはこの差をどのようにご覧になられたでしょうか?生命保険会社の保険料は妥当?それともボッタクリ?

最後に余談ですが、上記の年齢別死亡率表を見て私は年々死亡率が目に見えて低下していることに驚きました。背景にはおそらく救急体制の整備や医療技術の進歩があるのでしょう。これなら確かに保険の見直しサービスが流行るはずだわ、と思いました。

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この記事へのコメント

kage

その保険料の管理、システム導入などに関わる事務、人件などの諸経費が算入されていませんね。
これで安心できる保険の運営が可能でしょうか?

Posted at 21:35:23 2015/02/10 by 匿名

この記事へのコメント

kage

匿名さん

コメントありがとうございます。

文中にあるとおり管理運営費として原価の30%を保険料に上乗せすることを想定しております。もし企業が従業員のために保険の原型でもある互助会のような簡素な組織で運営するのであれば管理運営費はもっと抑えられるのではないでしょうか?

Posted at 07:04:30 2015/02/11 by おやじダンサー

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kage


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