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宝くじ必勝法

kage

2013/10/22 (Tue)

読売新聞の報道によると、今年の年末ジャンボ宝くじの1等と前後賞の合計当選金が昨年の6億円から7億円に引き上げられるそうです。

年末ジャンボ、7億円に…売り上げ減り増額(読売新聞)

今年の「年末ジャンボ宝くじ」の1等と前後賞を合わせた当選金が、昨年の6億円から7億円に引き上げられることになった。総務省が許可した。

引き上げは2年連続で、減少傾向にある宝くじの売り上げを増やす狙いがある。

1等の当選金が4億円から5億円になる。前後賞は1億円のまま。総務省は、1等7000万円の宝くじ「ジャンボミニ」(仮称)の併売も許可した。

宝くじは収益金が自治体の収入になる。しかし、年間売り上げ額は2005年度の約1兆1000億円をピークに減少傾向にあり、収益金も減っている。

年末ジャンボは宝くじの売り上げで大きな割合を占める主力商品。自治体で作る発売元の全国自治宝くじ事務協議会は、「昨年当選金を引き上げたら売り上げが増えた」と話している。総務省は昨年、宝くじの当選金の上限を最高7億5000万円(1枚300円の場合)に引き上げることができる法改正を行った。



パチンコ台やパチスロ機では射幸心を煽ることを厳しく規制しているのに宝くじはいいのかよ!と思わず皮肉を言いたくなりますがとりあえずそれは置いておきましょう。本エントリーではまず、この報道を見て「当選金が増えて有利になる」と思った方はまんまと相手の術中にはまっているかも知れませんよ、という主旨から書き始めたいと思います。

ご承知の方も多いとは思いますが、そもそも宝くじには当選金総額が総売上額の5割を超えてはならないという決まりがあります。読売新聞の記事には詳細が書かれていないので断言はできませんが、当選金の最高額を引き上げてもおそらく当選金の支払い率は変わらないと私は予想します。つまりただ単に1等への一極集中度が増すだけで、トータルの支払い率(=払い戻し期待額)は変わらないということです。具体的には1等の当選金が引き上げられた分だけ2等以下の当選金や当選本数が減らされるのでしょう。

それでは本エントリーのタイトルである「宝くじ必勝法」はあるのでしょうか?結論をまず先に書けば、そんなものはありません。もし仮に宝くじ必勝法があって、私がそれを知っていたなら、こんなところには書かずに一人でこっそりと実践するに決まっています。年末ジャンボ宝くじが発売されるとテレビで「よく当たる販売所」に行列する人の姿が紹介されますが、「よく当たる」は当選確率が高いという意味ではなく、当選本数が多いという意味である点に注意が必要です。当然のことながら宝くじはどこの販売所で買っても当選確率に違いはありません。なので当選本数が多いということは、ただ単に販売枚数が多いことに比例しているに過ぎないのです。

ただし当選本数にはバラツキが出ますので、結果的に当選確率が高くなる販売店は確実に存在します。しかしそれはほぼ間違いなく「よく当たる」と言われる有楽町や渋谷の販売所ではないはずです。なぜなら少ない販売枚数でたまたま当選が出た販売所の当選確率が高くなるからです。そういう意味では「結果的に当選確率が高かった販売所」は存在します。しかし事前にそれを知ることはできません。(あれ?これはどこかで聞いたことがある言い回しですね。)

「宝くじに必勝法はない」という身も蓋もない結論をまず書いてしまいましたが、それでも宝くじの種類によっては当選金の期待値を上げる方法は存在します。すでにご承知の方も多いとは思いますが、ご参考までにご紹介しておきます。

・ナンバーズ

ナンバーズは自分で任意の数字を選ぶタイプの宝くじです。3桁の数字を選ぶナンバーズ3と4桁の数字を選ぶナンバーズ4がありますが、ここでご紹介するのは特に後者に有効な方法です。そもそもナンバーズは当選者が複数出た場合は全員で当選金を山分けする仕組みになっています。ですからできるだけ他人が選ばないような数字を選ぶことで当選金の期待値を上げることが可能になるのです。4桁の数字は月日を連想させますので、多くの購入者が誕生日や結婚記念日などの数字を選ぶことは容易に想像できます。ですからまず月日に適合する数字はすべて選択対象から外します。そして人間が心理的に避けやすい数字をあえて選ぶのです。具体的にはゾロ目(9999)、昇順(6789)、降順(9876)、キリ番(9000)などです。迷信を利用するなら4444や9999がいいかも知れません。あと四苦八苦(4989)とかも。言うまでもないことですが、これらの数字の当選確率も他の数字とまったく同じです。ナンバーズは購入者が自分で数字を選択するという行為が含まれるため、このような人間心理を利用した攻略法が成立するのです。投資経験者であれば人間心理が支配するマーケットは必ずしも合理的に動くわけではないことは身に染みて理解されていると思いますが、ナンバーズも似たようなものだと言えるのかも知れませんね。

・ロト6/ロト7

ロト6とロト7にはキャリーオーバー制があります。これは当選者がいない等級の当選金総額や一口当たりの当選金があらかじめ定められた最高額を超えた場合の超過額を次回の1等当選金に繰り越す制度です。キャリーオーバーが発生すると1等賞金が上がりますので純粋に当選金の期待値が上がります。ですからキャリーオーバーが発生した時だけ買うという方法で当選金の期待値を上げることが可能になります。

最後に蛇足ながらひとつ付け加えさせていただきますと、数字を自分で選ぶタイプの宝くじで過去によく出た数字を選んだり、反対に過去にあまり出ていない数字を選ぶ人がいますが、残念ながらこれにはまったく効果はありません。サイコロで5回連続1が出た次の回でも1が出る確率は1/6のままです。同様に1以外が出る確率も5/6のままです。過去の実績は未来の結果に何ら影響を与えないのです。(あれ?これもどこかで聞いたことがある言い回しですね。)

以上、宝くじで当選金の期待値を上げる小ネタをご披露しましたが、トータルの払い戻し期待値が5割に満たない宝くじを買うも買わぬも皆さんのご自由です。ただ攻略法にこだわりたい方は株式投資も面白いですよ(悪魔のささやき)。来年からは非課税のNISAも始まりますしね。(よろしければ「NISA=宝くじ説」をご参照ください。)

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