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ひふみ投信定期積立経過報告

kage

2013/06/13 (Thu)

昨日はひふみ投信の定期積立約定日でした。そこでいつものようにひふみ投信設立時からの同額の定期積立を行っている私の運用成績をご報告させていただきます。なお毎回のご報告に書いているとおり下記運用成績は定期積立の他に猫パンチ投資(スポット購入)2発分を含んだ結果です(猫パンチ投資2発の詳細はこちらで公開しています)。

<ご参考>ひふみ投信定期定額積み立て+猫パンチ投資2発の指数
●取得単価 : 12,184円 (先月より76円上昇)
●約定価額 : 18,876円 (先月より2,703円下落)
●騰落率 : +54.9% (先月より23.3%悪化)


5月22日までの日本株はアベノミクス相場の追い風を受けて順調に上昇を続けていたのですが、ご承知のとおり翌23日の大暴落を境に相場の雰囲気は180度転換してしまいました。そして日経平均株価は本日の大幅下落でついに黒田日銀の異次元緩和発表以前の水準に逆戻りという惨憺たる状態です。このため今月の約定価額は先月より2,703円も安い18,876円となり、さらに本日の基準価額は18,077円(前日比-799円)にまで下落しています。この結果、本日の基準価額で計算した私個人の騰落率(運用成績)は+48.4%となり、あっけなく+50%を割り込んでしまいました。わずか1ヵ月前には「+80%が目前です」と喜んでいたことが哀れに思えてくるほどの急変ぶりに、ハイリスク投機家を自認する私といえども、ただただ戸惑うしかない状況です。

過去の株価低迷時の定期積立において約定価額が大幅下落した時には、無理矢理にでも「安くたくさん買えてラッキー!」と強がりを言って自分で自分を納得させてきたことがたびたびありました。しかし今回ばかりはとてもそんな気分にはなれませんし、当ブログをご訪問いただいた皆さんも私にそんなコメントは求めていないと勝手に判断して、一週間前に書いた「痛恨の一撃」と同様に、ひふみ投信を設定時から応援しているがゆえの辛口のコメントをお許しいただきたいと思います。

下記はいつものようにYahoo!ファイナンスからお借りしてきた独立系(直販系)アクティブ投信の1ヵ月チャート比較です。ご覧のとおり今回の日本株急落局面においてはひふみ投信最大のセールスポイントである「守りながら増やす」運用がまったく実現できていません。ただしいくら何でも現状のような暴風雨相場で「資産を増やせ」と要求するのは酷であることは十分に承知しておりますので、せめて結い2101(鎌倉投信)程度の緩やかな下落に止めていただきたかったというのが私の偽らざる心情です。

アクティブファンド比較

赤:結い2101(鎌倉投信)
緑:コモンズ30ファンド(コモンズ投信)
黒:さわかみファンド(さわかみ投信)
橙:TOPIX
青:ひふみ投信(レオス・キャピタルワークス)


先月の定時報告で私は「着実に利益確定を実行し、高値警戒感を持って現金比率の引き上げも行っているひふみ投信はいわゆる「高値掴み」には当たらない」と書きました。しかし、もしあの時点で私の意見を信じてひふみ投信の購入に踏み切った方がおられたとしたら、結果的に「高値掴み」をさせてしまうことになりました。この結果に関しては私も大いに責任を感じております。結果的に間違った判断をブログに掲載してしまったことを改めて深くお詫び申し上げます。

6月7日にレオス社より電子メールで受益者宛に届いた「ひふみの社会科見学」のお知らせの冒頭部分には下記のような記述がありました。

連日不安定なマーケットが続いており、ひふみ投信をお持ちのお客様にもご心配をおかけいたしておりますことをお詫び申し上げます。マーケットが不安定な時ほど良い企業に割安な価格で投資できるチャンスだという考えに変わりはなく、真摯に運用して参ります。今後ともどうぞよろしくお願い致します。


投資において「ピンチ=チャンス」であることは私も重々理解しております。しかし「守りながら増やす」を運用方針に掲げるひふみ投信においては、「現在は投資環境が極めて不安定なのであえてチャンスを見送ってでも堅い守りに入ろう」という選択肢はなかったのでしょうか?私は自分自身がハイリスク投機を繰り返して何度も痛い目に遭っていることもあり、ひふみ投信のディフェンシブな部分に大いに魅力を感じ、頼もしく思っております。受益者全員が私と同じ考えであるとは言いませんが、「守り」の部分に最大のメリットを感じている方々も決して少なくはないはずです。そういう観点から私は今回の混乱が落ち着いてからで結構ですので、改めて総括をお願いしたいと思っております。なぜ受益者の大切な資産を守ることができなかったのか?運用チームの判断は適切だったのか?外部環境の変化を的確に捉えていたのか?等々。総括の結果、「今回のような急変には対応しきれない」という結論に至ったのならそれはそれでいいのです。ぜひそれを本音で私たち受益者にぶつけて欲しいのです。そうすれば私たち受益者にもそれなりの覚悟ができますし、何よりも運用者と受益者の間の信頼を深める結果につながると思いますので。

現在の世界経済は日米欧の中央銀行が超金融緩和を行うという、いまだかつて誰も経験をしたことがない環境にあります。長期運用の航海を続ける限り、これからも何度となく過去の経験が通用しないような暴風雨に見舞われることになるでしょう。今回のケースを総括することでぜひその経験を次の機会に生かしていただきたいと受益者の一人として願っております。

【追記】
13日の米国株が大幅高で返ってきましたので今日(14日)の日本株は急反発が予想されます。もしかするとひふみ投信の基準価額も6月10日と同様に1,000円高になるのかも知れません。しかしそれでも本エントリーに書いた私の気持ちは変わりません。不安定な相場環境に翻弄されて基準価額が800円下げたり1,000円上げたりするような運用を果たして受益者は求めているのか?をぜひお考えいただきたいと思います。

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ひふみ投信

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