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セゾン投信定期積立経過報告

kage

2013/05/23 (Thu)

昨日はセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの定期積立約定日でした。そこでいつものようにセゾン投信設立時から同一金額の定期積立のみを行っている(=定期積立の増額やスポット買いを一切行っていない)私の運用成績を公開させていただきます。

<ご参考>セゾン投信設立時より定額で定期積立のみを続けた場合の指数
●個別元本 : 8,139円 (先月比29円上昇)
●約定価額 : 10,896円 (先月比645円上昇)
●騰落率 : +33.7% (先月比7.4%改善)


ご覧のとおりセゾン投信の積み立ては極めて順調なのですが、ご承知のとおり今日の日本株は久しぶりの大波乱でしたのでちょっと脱線してその話題に触れてみたいと思います。先週書いたひふみ投信定期積立経過報告でも触れたように、直近の日本株は一部の大型株だけが買われて指数が無理矢理に押し上げられたような雰囲気で私も何となく違和感を覚えていました。しかしこれも一過性のことでいずれまた小型株や新興株に流れが戻ってくるだろうと楽観して強気のポジションを維持していました。このため今日の暴落は東日本大震災直後に盛大にやらかした追証発生以来となる「痛恨の一撃」となってしまいました。今日の暴落で私は全ポジションの損切り撤退を決行しましたが、それでも今年の通算損益はまだ余裕のプラスである点がまだ救いです。なお一度完全撤退したした後に大引けで日経225連動型上場投資信託(1321)に打診買いを入れましたので、現時点では少しだけポジションを持っております。

このように過去の大失態にも懲りず過度の楽観でリスク管理が甘くなり大損をした私からコツコツ積み立て投資を継続している皆さんにアドバイスできることがあるとすれば、それは「含み益はあくまでも絵に描いた餅に過ぎないことにご留意ください」という点です。投資における利益は確定してナンボです(確定して初めて本当の利益となるのです)。アベノミクス効果による投資環境の劇的変化で増え続ける含み益を見ていい気になって高額商品を買ったり贅沢な食事をしたりして散財を繰り返していると、今回のような暴落時に後悔することになります。利益の乗った個別株や投資信託を売却して散財するのと含み益を見て散財することは似て非なるものであることにぜひご留意ください。

現実問題として長期投資の資産形成期(=積み立て投資継続期)には利益確定の機会はそうそう訪れるものではありません。しかし証券優遇税制が今年限りで終わり、来年からは日本版ISA(愛称NISA)制度が始まるこのタイミングでは利益確定を想定していろいろと頭の体操(イメージトレーニング)をしておかれることをおすすめしますと先月の定時報告に書きました。とはいえ長期投資の結果は取り崩し期になるまで分かりませんので、長期投資の途中で利益確定をすることの損得は簡単には判断できません。しかしそれでもこれなら合理的であろうと考えられるケースはいくつか想定できます。そのひとつが先月の定時報告で挙げたリレー投資です。

投資信託から海外ETFへのリレー投資を行っている人で年末時点で投資信託に含み益があれば年内にリレーを実行することが合理的でしょう(譲渡益への課税が10%で済みますので)。しかし投資信託がもし含み損の状況であれば年明けにリレーする方が合理的となります(損失繰り越し期間が先延ばしできますので)。これは日本版ISA口座へのリレーをお考えの方も同様ですね。


この事例は現在保有中の投資信託から他の投資信託への乗り換えをお考えの方にも該当しますね。また上記のケースにはリバランスも含めて良いでしょう。アベノミクス相場がこのまま続くかどうかは私などには分かりませんが、もし年末も日本株が高くてリバランスの必要が生じたとしたら、利益が乗ったアセットクラスの売却(利益確定)は今年中に行うことが合理的でしょう。

そしてもうひとつ今年中に利益確定をする方が合理的と思える事例を思い付きました。それは今年で3年目となる損失の繰り越しを持っている場合です。つまり今年で消えてしまう損失の繰り越しがあるのであれば確定利益との相殺に使うことが合理的だということです。

長期投資の結果は終わってみなければ分かりませんので必ずしも「合理的=有利」となるわけではありません。しかし自分自身の行動が合理的であると納得できるのであれば、いくら長期投資であっても資産の一時売却をためらう必要はないと私は考えます。これからも私は年末に向けていろいろと頭の体操(イメージトレーニング)を継続していきたいと思っております。

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