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世界経済インデックスファンドが分配金を出した理由

kage

2013/02/19 (Tue)

私が保有する世界経済インデックスファンドが想定外の分配金を出したことについては「世界経済インデックスファンドの分配金は20円」でご紹介しましたが、そのエントリーの最後に私はこう書いておりました。

それにしても世界経済インデックスファンドはなぜ突然分配金を出したのでしょうか?金額が小さいので何かの調整でしょうか?とりあえず次回の月報に分配金についての説明があるかどうかは注目しておきたいと思います。


そしてあのエントリーを書いてから1ヵ月弱が経過して月報と運用報告書が出揃いましたので、早速分配金についての記述を探してみたいと思います。

世界経済インデックスファンドの月報と運用報告書は運用元である三井住友トラスト・アセットマネジメントのサイトで確認できますが、ご参考までに以下にリンクを貼っておきます。

月次レポート(2013年01月31日)(注意:クリックするとPDFファイルが開きます)

運用報告書(2013年01月21日)(注意:クリックするとPDFファイルが開きます)

まず月報(月次レポート)を確認してみたところ、第4期 (決算日2013年1月21日)に20円の分配金を出した事実しか書かれていませんでした。そこで次に第4期の運用報告書を確認してみると、11ページに下記のような記述がありました。

収益分配
分配金額は、経費控除後の利子・配当収入等を考慮して以下の通りとさせていただきました。なお、収益分配に充てず信託財産中に留保した利益については、運用の基本方針に基づいて運用を行います。


何だかよく分からない説明ですね。何とかこれを素直に理解しようと努めて意訳すると「利子・配当収入が多かったので分配金を出しました。ただし利子・配当収入のすべてを分配したわけではありません。」ということになるでしょうか?

こうなると実際に利子・配当収入がいくらで、その内いくらを分配金に回したのかが気になります。そこで運用報告書を調べてみると、101ページに下記の記述がありました。

項    目当    期
(A) 配当等収益額(費用控除後)68,203,789円
(B) 有価証券売買損益等損益額(費用控除後・繰越欠損金補填後)335,457,974円
(C) 収益調整金額501,017,846円
(D) 分配準備積立金額49,989,421円
(E) 分配対象収益額(A+B+C+D)954,669,030円
(F) 期末残存口数1,800,426,112口
(G) 収益分配対象額(1万口当たり)(E/F×10,000)5,302.46円 
(H) 分配金額(1万口当たり)20円
(I) 収益分配金金額(F×H/10,000)3,600,852円


ご覧のとおり、第4期の利子・配当収入は6,820万円でした(A)。その中から実際に分配された金額は360万円でした(I)。あとこの表からは、やろうと思えば最大5,300円の分配金を出すことも可能であることも分かります(G)。この数字を見た私の意見を率直に言わせていただければ、これならわざわざ手間をかけて分配金を出す必要はなかったのではないでしょうか?

結局のところ、運用報告書を読んでも世界経済インデックスファンドが分配金を出した理由はよく分かりませんでした。おそらく真相は前回のエントリーにトラックバックをいただいたとよぴ~さんが考察されているように、霞ヶ関方面をにらんだ配慮なのでしょうね。

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