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長期投資の成否は何を基準に判断すべきか

kage

2016/01/31 (Sun)

本エントリーはniraさんからいただいたコメントに対するお返事です。当ブログにおいて過去に何度か言及してきたとおり、私の持論は「長期投資においては例え運用成績がマイナスになっても結果的にある程度まとまった資産形成ができたのであれば成功と考える」です。この考え方に対してniraさんから下記のようなコメントをいただきました。

驚きです

「出口でマイナスでも成功とみなす」という考えには意表を突かれました。私も学資保険代わりにセゾン投信を積み立ててますが、実際取り崩し期にマイナスだった時に果たしてそのような気持ちになれるかどうかは甚だ疑問です。きっと定期預金にすら負けてしまったと後悔するのではと思っています。私の知る限り、こんな話を他のブログで見たことはありません。ここのところはもう少し詳しくお聞きしたいところです。 そしてこの記事、来るべきその日のために保存しておこうと思います。


「もう少し詳しく聞きたい」とのことですのでご要望にお応えしてこの件について思うところを改めて書いておきたいと思います。

CTスキャン(造影剤あり)検査の結果

kage

2016/01/24 (Sun)

世界同時株安の影響でブログを更新する気力を失い、闘病記カテゴリーもすっかりご無沙汰になっておりましたので近況をご報告しておきたいと思います。昨年12月6日付のエントリー「外科外来定期検診日」でご報告していたとおり、先週の土曜日にCTスキャン(造影剤あり)検査を受け、昨日その結果を聞いて参りました。まずその結果からご報告しますと「問題なし」でした。すなわちこれは、幸いなことにガン再発の兆候は見られないということです。このように結果自体は良かったのですが、実は検査時に思いがけないトラブルに遭遇しました。それはCTスキャンの機器が不調で使えないという緊急事態でした。急遽メーカーの担当者を呼んだが復旧の目処は立たずということでどうなることやらとハラハラしたのですが、結果的に予約の時間から30分ほど遅れて検査は完了しました。これは冒頭でご紹介した昨年12月のエントリーにも書いていたとおり、私が通っている総合病院にはCTスキャンの機器が2台備えられているからです。そこで一般外来の順番に割り込ませてもらう形で検査を受けることができたのでした。

セゾン投信定期積立経過報告

kage

2016/01/24 (Sun)

今月もまたご報告が遅れてしまいましたが、1月21日(木)はセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの定期積立約定日でした。そこでいつものようにセゾン投信設立時から同一金額の定期積立のみを行っている(=定期積立の増額やスポット買いを一切行っていない)私の運用成績を公開させていただきます。

<ご参考>セゾン投信設立時より定額で定期積立のみを続けた場合の指数
●個別元本 : 9,059円 (先月比23円上昇)
●約定価額 : 12,408円 (先月比808円下落)
●騰落率 : +36.8% (先月比9.3%悪化)


実は本エントリーも約定日翌日の22日(金)には書き始めておりました。しかし前回のエントリーを1週間近く下書き状態のまま放置していたため更新順番待ちの形となりご報告が遅れてしまいました。このように私がブログを更新する気力を失った理由を上記の数字が如実に語ってくれています。ご覧のとおりこの1週間でさらに深刻化した世界同時株安の影響で今月の約定価額は先月より808円も下落した12,408円となり、騰落率(=私個人の運用成績)も先月比マイナス9.3%の大幅悪化となりました。わずか2ヵ月前の定時報告時には+50%を超えていたことを思えば今般の世界同時株安の被害がいかに甚大だったかがお分かりいただけると思います。このように短い間に相場環境が急激に悪化してしまったのは複雑な要因が絡み合った結果なのですが、日課としている投資情報収集の中で私自身が「なるほどな」と思った相場解説がありました。それは「機関投資家がリスク回避の動きを鮮明にすればするほど市場の流動性が低下して相対的にヘッジファンドやプログラム売買の存在感が増し、結果的に相場が一方通行になる」というものでした。さしずめ金曜日の日経平均株価などは一方通行の矢印が反転した結果なのでしょう。こうなると各種経済指標や株価指標は無意味になりますので、いくら基準価額が下がって安くなったいっても絶好の買い場を判断するのは至難の業です。結果的に今月の定期積み立ては絶好の押し目買いになった可能性がありますが、自分の判断で果たしてあのタイミングで買えたか?と問われれば私は自信を持って「NO」と答えます。結局のところ絶好の買い場は後になってみなければ分からないのですから、定期積み立て投資で運を天に任せるのが合理的なのかも知れませんね。

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2015

kage

2016/01/23 (Sat)

こちらのエントリーで私自身が投票したことをご報告していた「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2015」の結果が発表されました。そこでいつものようにあまり参考にはならないと思いますが私の投票内容を公表して言い訳をさせていただきたいと思います。なお「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2015」の投票結果につきましては下記公式サイトをご参照下さい。また発表会当日の模様については実際に参加された投信ブロガーの皆さんがすでに記事にされておりますので、そちらをご覧いただくと臨場感を味わえると思います。

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2015

まず始めに投票内容とは関係のない言い訳をさせていただきます。「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2015」の結果が発表されたのは1月15日(金)でしたので、実は本エントリーも先週末には書き始めておりました。しかし先週末は何かと多忙で日曜日が終わるまでに書き上げることはできず、結果的に下書き状態のまま週明けを迎えたのでした。そこに襲来したのがご承知のとおりのさらなる世界同時株安です。昨年末に苦渋の決断でリスク縮小を行い「結果オーライ」だったと安堵していた私ですが、さすがにこれには心の平静を奪われ本エントリーの続きを書く気力を失ったまま今日に至った次第です。しかし昨日の日経平均株価が大幅高で17,000円回復目前に迫り、ダウ平均株価も値上がりして16,000ドルを回復して終わり、今回の世界同時株安もようやく下げ止まった可能性が出てきたため私もやっと本エントリーの続きに着手できました。以上、投票内容の言い訳公表が遅れたことに対する言い訳でした。

ひふみ投信定期積立経過報告

kage

2016/01/17 (Sun)

またもや報告が大変遅れてしまいましたが、1月13日(水)はひふみ投信の定期積立約定日でした。そこでいつものようにひふみ投信設立時からの同額の定期積立を行っている私の運用成績をご報告させていただきます。なお毎回のご報告に書いているとおり下記運用成績は定期積立の他に猫パンチ投資(スポット購入)2発分を含んだ結果です(猫パンチ投資2発の詳細はこちらで公開しています)。

<ご参考>ひふみ投信定期定額積み立て+猫パンチ投資2発の指数
●取得単価 : 15,000円 (先月より91円上昇)
●約定価額 : 32,724円 (先月より635円上昇)
●騰落率 : +118.2% (先月より5.6%悪化)


新年一発目のエントリー「資産運用の現実」で私は「新年を迎えた世界市場はまたぞろ中国発の世界同時株安の様相を呈しており、私の脳裏には昨年夏の悪夢が鮮明に蘇りつつあります」と書いておりましたが皆さんご承知のとおりその後も投資環境の悪化は続き、今では完全に昨年夏の悪夢が再来してしまった感を強くしています。金曜日の米国株式市場は大幅下落で終わっていますので明日月曜日の日本株も日経平均株価の1万7千円割れは必至で、中小型株や新興株にとっても厳しい状況になることが予想されます。今月の約定日前日の1月12日にはひふみ投信の基準価額が1,000円以上の下落となり運用元のレオス社から緊急レポートが出される事態となったのですが、明日月曜日にも再び緊急レポートが出ることを私たち受益者も覚悟しておく必要があるのかも知れませんね。過去の経験則では相場環境がこれほど悪化してしまった以上はいわゆる「投げ売り」が出てチャートが大きな谷を形成しなければ反転は困難ですので、ひふみ投信にとってもまだしばらくは我慢の局面が続くと思われます。ただし相場の世界においてはピンチはチャンスであることもまた事実ですので、緊急レポートにあったように今こそ素晴らしい会社の株を安く購入できるチャンスであると捉えて運用チームの皆さまにはこの厳しい相場環境を乗り切っていただきたいと思っております。

資産運用のこれから

kage

2016/01/11 (Mon)

前回のエントリーでは資産運用を取り巻く環境の過去から現在までを再確認してみました。そこで今回は引き続きその未来について考察してみたいと思います。もちろんしがないハイリスク投機家に過ぎない私などに資産運用の未来を正確に予想できるはずもありませんので、これから書く内容は単なる私の妄想(あるいは杞憂)に過ぎないことをあらかじめご承知置きください。

私個人としては「資産運用のこれから」を考える上で最も注意すべきは株式ではなく債券だと思っております。その理由については昨年12月17日付の「ひふみ投信定期積立経過報告」に以下のように書いておりました。

少し前に夏場の世界同時株安でGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が巨額の運用損失を計上したことが報じられ、「国民の大切な年金を博打(ばくち)に使うな!」というご意見も耳にしました。それでは以前のように国内債券の比率を増やせば安心なのでしょうか?私にはとてもそうは思えません。何故ならご承知のとおり日本国債は日銀が異次元緩和でジャンジャンバリバリ買いまくっており、価格形成を激しく歪めているのですから。先日は日銀の国債保有額がメガバンクの保有額を超えるという報道もありました。このような状況で日銀と一緒になって(表現は悪いですが)能天気に国内債券を買うことこそ、私の目には博打(ばくち)に映ります。今回の原油安を発端としたプチ波乱で米国のジャンク債(日本ではハイイールド債という名称の方が有名ですね)が暴落していますが、もし日銀が「国債の買い入れを止める」と発表したら国内債券市場はいったいどうなるのでしょうか?もちろん何も起こらない可能性もあります。しかし私は国内債券の安全資産神話は崩壊の危機にあると思っています。

資産運用の現実

kage

2016/01/09 (Sat)

遅ればせながら本エントリーが新年初更新となります。今年も引き続きしがないハイリスク投機家の戯れ言にお付き合いいただければ幸いです。

新年を迎えた世界市場はまたぞろ中国発の世界同時株安の様相を呈しており、私の脳裏には昨年夏の悪夢が鮮明に蘇りつつあります。もちろん日本の株式市場もその魔の手から逃れられるはずもなく、日経平均株価は年初来5営業日続落となりました。日経平均株価が年始から5営業日続落するのは戦後に東京証券取引所が再開されてから初めての出来事とのことですから尋常ではありません。米国の利上げ決定でドル高が加速すると予想されていた為替市場のドル円相場も久しぶりに1ドル=117円50銭まで円高が進んでいます。この思いがけない投資環境の悪化に日々不安を募らせている個人投資家もさぞかし多いことでしょう。言うまでもなく私もその一人に含まれることは間違いありません。そこで本エントリーではタイトルにあるとおり「資産運用の現実」を再確認しておきたいと思います。本エントリーを読まれて投資に関する不安が払拭されるのか?はたまた反対に増幅させてしまうのか?それは皆さまの受け取り方次第です。