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インデックス投資家にとっての理想型とは

kage

2015/02/28 (Sat)

前回のエントリーで私はインデックス運用には「数こそ力」という側面がありますので、インデックス投資家の皆さんにこそ「応援(=支えて育てる)」という思考が重要になるのではないでしょうか?と書きました。それではインデックス投資家は具体的にどのようなファンドを応援すべきなのか?を本エントリーでは考えてみたいと思います。

私がセゾン投信やひふみ投信を応援するに値すると考えている理由には、経営基盤の脆弱性から紆余曲折はあったものの設立時の理念を失うことなく運用を続けていることや運用者の顔が見える形で受益者と密接なコミュニケーションを図ってくれることなどがあります。もちろん運用会社ですので、キチンとした運用ができていることが大前提ではありますが。このように受益者重視の理念を持った直販系の運用会社が自前のインデックスファンドを組成してくれれば真っ先に応援の候補になると思うのですが、残念ながらこれに該当する事例を私は知りません。となると次善の策として従来型の縦割り系列運用会社から応援候補を探すことになるわけですが、私が保有しているインデックスファンドの中ではeMAXISシリーズ(三菱UFJ投信)を候補に挙げてもよいのではないかと考えます。ご承知のとおりeMAXISシリーズは設定以来一度も分配金を吐き出していません。これが最大の推薦理由です。ですからeMAXISシリーズがこれからも無分配を貫くことと預かり資産の増加に比例して信託報酬の引き下げを行うことを明言してくれれば応援候補としてはバッチリですね。

セゾン投信定期積立経過報告

kage

2015/02/24 (Tue)

昨日はセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの定期積立約定日でした。そこでいつものようにセゾン投信設立時から同一金額の定期積立のみを行っている(=定期積立の増額やスポット買いを一切行っていない)私の運用成績を公開させていただきます。

<ご参考>セゾン投信設立時より定額で定期積立のみを続けた場合の指数
●個別元本 : 8,725円 (先月比33円上昇)
●約定価額 : 13,509円 (先月比278円上昇)
●騰落率 : +54.7% (先月比2.6%改善)


ちょうど1ヵ月前に書いた先月の定時報告では下げ止まらない原油価格の影響で世界的に株価が軟調に推移したり、為替市場で起きたスイスショックのとばっちりで円高が進んだことを愚痴っていたのですが、今では世界の株価も原油安にあまり反応しなくなり、ロシア危機もギリシャ危機もどこ吹く風で日米の株価は高値を追っています。そして為替もまたいつの間にか1ドル=120円前後に戻ってきました。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ではありませんが、このような現状を見るとわずか1ヵ月前のあの混乱はいったい何だったのかと文句のひとつも言いたくなりますよね。もっともその混乱があったお陰で先月は思いがけず安い基準価額で定期積立ができたのですから、むしろあの時の混乱には感謝すべきなのかも知れませんが。いずれにせよ投資の世界は常に「一寸先は闇」であることだけは肝に銘じておかなければなりませんね。

個人投資家よ胸を張れ

kage

2015/02/22 (Sun)

今年も確定申告の受付が始まり、遅ればせながら私も今日は一日中確定申告書類の作成に時間を費やしておりました。確定申告をきっかけにして例え一年に一度であってもこうして真剣に日本の税制と向き合ってみると、改めて「アベノミクスの恩恵を受けているのは楽して儲けている投資家だけだ」という批判がいかに的外れでいわれのないものであるかを痛感します。なぜなら私たち個人投資家は投資(もちろん私が大好きな投機も含みます)で得た利益に対して20%の税金(所得税15%+住民税5%、さらに現在は復興特別所得税も加えてトータルで20.315%)を支払っているのですから。すなわち、手にした利益に対して納税という形で応分の責任を果たしているのですから、儲けたことを批判される筋合いは一切ないと私は考えます。例えばあるカリスマ個人投資家の昨年の確定利益が1億円であったとしましょう。そうなるとそのカリスマ個人投資家は実に2,031万5千円もの税金を国庫に納めている計算になりますので、財務大臣から感謝状をもらってもいいくらいだと私は思います。それが我が国では悲しいことに「楽して儲けやがって」と後ろ指を指されてしまうのですから個人投資家は辛いですね。ですからこれからは投資に対する偏見を払拭するためにも、例えば100万円の利益確定を行った時には「100万円儲けた」と言わずに、堂々と胸を張って「20万円以上納税した」と言い換えることをご提案いたします。

ひふみ投信定期積立経過報告

kage

2015/02/17 (Tue)

ご報告がすっかり遅れてしまいましたが、先週金曜日はひふみ投信の定期積立約定日でした。そこでいつものようにひふみ投信設立時からの同額の定期積立を行っている私の運用成績をご報告させていただきます。なお毎回のご報告に書いているとおり下記運用成績は定期積立の他に猫パンチ投資(スポット購入)2発分を含んだ結果です(猫パンチ投資2発の詳細はこちらで公開しています)。

<ご参考>ひふみ投信定期定額積み立て+猫パンチ投資2発の指数
●取得単価 : 13,943円 (先月より92円上昇)
●約定価額 : 28,549円 (先月より654円上昇)
●騰落率 : +104.8% (先月より3.4%改善)


先月の定時報告で私は「直近の日本株は軟調な展開が続いていますが、これから原油安がもたらす恩恵が徐々に顕在化してくると思われますので私は日本株の先行きを結構楽観視しています。ひふみ投信にとっても現在の下落相場はバーゲンハンティングの好機かも知れませんね。」と書きました。実際に原油安の恩恵が企業業績に反映されるのはまだ先であると思いますが、結果的に先月の株価下落局面は絶好のバーゲンハンティングチャンスとなったようですね。1月度の月報(ひふみのあゆみ)を見ると私の期待通りに将来有望と考える銘柄を積極的に買い増したことが分かります。その効果もあってか、ひふみ投信はこのところ連日で設定来最高値の更新を続けています。おかげさまで先月の定時報告を書いた時点では一時的に100%を割っていた騰落率(=私個人の運用成績)も105%目前にまで上昇してきました。昨日の日経平均株価は約7年7ヵ月ぶりに終値で18,000円を超えました。これまで何度も跳ね返されてきた節目を超えたことで潮目が変わることも十分に考えられますので、今こそ臨機応変に運用方針を切り替えることができるひふみ投信の奮闘に期待したいところです。

複数口座運用のすすめ

kage

2015/02/15 (Sun)

今回の内容はちょうど1週間前に書いた2つ前のエントリー「あえて確定申告をした方が有利になる事例」を書いている時に思い付いたもので、いわば続編のようなものです。前回はあえて確定申告をした方が有利になる具体的な事例として「2.給与所得で相殺し切れない控除がある。」を挙げましたが、何もこれは給与所得に限定されるわけではありません。個人事業主の事業所得でも、大家さんの不動産所得でも、退職者の雑所得(年金や保険金なども含まれる)でも該当する事例なのです。先のエントリーにも書いたとおり、一般的なサラリーマンがこの事例に該当することは極めてまれであると思いますが、ひとたびリタイアしてしまえば俄然該当頻度が急上昇すると予想されます。特に退職から年金受給開始までの間はこれに該当するケースが増えるでしょう。さらに60歳以前に早期リタイアした事例であれば、社会保険料控除の対象となる年金保険料の支払いがまだ継続していますので多くの方が上記事例に該当することになるのではないでしょうか?例えば「早期リタイアして失業保険(正確には雇用保険基本手当)がもらえる内はのんびり過ごそう」と思っている方もおられると思いますが、失業保険(雇用保険基本手当)は非課税ですので控除との相殺はできませんから貴重な節税カードをみすみす捨ててしまうことのないようくれぐれもご注意ください。

史上空前のバブル到来に備えよ

kage

2015/02/11 (Wed)

「リーマンショック級の大暴落に備えよ」というご意見はよく耳にするのですが、本エントリーのタイトルに掲げたような「バブル到来に備えよ」というご意見はほとんど聞こえてきませんよね。そこでハイリスク投機家を自認する私が持ち前の天の邪鬼精神を発揮して声を上げてみました。当ブログをご訪問いただいた投資に関心をお持ちの方なら先刻ご承知のとおり、投資におけるリスクとは期待リターンから上下にブレる幅の大きさ指します。ですから下方向(暴落)のリスクに備える必要があるのなら、上方向(暴騰)のリスクにも備える必要があると考えるのが自然ではないでしょうか?ちなみに上方向のリスクの一例としては機会損失リスクが挙げられます。これは「リスクを取らないリスク」とか「持たざるリスク」とも呼ばれ、具体的には暴落を恐れるあまりリスクを取らず(=リスク資産を持たず)利益を得る機会(=チャンス)をみすみす逃してしまうことを指します。とはいえ私が本エントリーで申し上げたいポイントは「暴騰に備えて積極的にリスクを取れ」ということではありません。その暴騰が実体経済(例えば史上空前の好景気とか)を反映したものであればまったく問題はないのですが、実体経済から大きくかけ離れたバブルによるものであれば大問題であるということを指摘したいのです。過去の事例が示しているとおり、バブルはいずれ必ず崩壊を迎えるのですから。

あえて確定申告をした方が有利になる事例

kage

2015/02/08 (Sun)

今年も確定申告の季節がやってきましたね。所得税および復興特別所得税・贈与税の確定申告は3月16日(月)が締め切りですので、必要な方は忘れずに申告するようにしましょう。憲法に明記されているとおり、納税は国民の義務です。申告漏れは単なる義務違反に止まらず、「脱税」という名の立派な犯罪行為となります。脱税は悪質であると認定されれば本来の税率より高い重加算税が課せられたり、最悪の場合は逮捕されることもある重い罪ですので十分にご注意ください。特に投資に関する所得は金融機関に動かぬ証拠が残っていますので、無申告は百害あって一利なしです。

確定申告を実際にやったことがある人であれば、その面倒さを身に染みて実感しておられることでしょう。事前集計や資料集めだけでも結構な手間や時間がかかりますので。そういう意味では会社が年末調整という形で確定申告を代行してくれるサラリーマンは本当に楽ちんですよね。もっとも楽ちんであるがゆえに納税への関心が希薄になるという弊害もかねてから指摘されております。サラリーマンの個人投資家が源泉徴収ありの特定口座を使っていれば基本的に確定申告は不要になりますので、納税への関心が希薄になって今回のタイトルに掲げた「あえて確定申告をした方が有利になる事例」があることに気づかないこともあるのではないでしょうか?

セゾン投信との業務提携を開始します!

kage

2015/02/03 (Tue)

と題するページが日本郵便のWebサイトにオープンしたことを相互リンクさせていただいているrennyの備忘録のエントリー「セゾン投信 第8期運用報告会」で知りました。

セゾン投信との業務提携を開始します!(日本郵便)

勝手にセゾン投信ツッコミ担当を自認している私としてはこれをネタにしないわけにはいきません。もっとも今回は、厳密に言えば日本郵便へのツッコミとなるわけですが。

当ブログをご訪問いただいた皆さんは投資に対する関心が高い方々ばかりであると思いますが、もし自分が投資にあまり関心のない人間だったならと仮定してみてください。あなたはたまたま所用で出かけた郵便局で上記リンク先にあるような「セゾン投信との業務提携を開始します!」と書かれたポスターを目にしました。そこでまず何を思い浮かべるでしょうか?