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セゾン投信定期積立経過報告

kage

2014/04/25 (Fri)

昨日はセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの定期積立約定日でした。そこでいつものようにセゾン投信設立時から同一金額の定期積立のみを行っている(=定期積立の増額やスポット買いを一切行っていない)私の運用成績を公開させていただきます。

<ご参考>セゾン投信設立時より定額で定期積立のみを続けた場合の指数
●個別元本 : 8,423円 (先月比27円上昇)
●約定価額 : 11,623円 (先月比200円上昇)
●騰落率 : +37.8% (先月比1.9%改善)


最近の定時報告ではまるでモグラたたきゲームのように次から次に大きな不安が頭をもたげている世界経済の状況を嘆くのが「お約束」になっておりましたが、今月もまた新たな「モグラ」が穴から頭を出してきました。その新たな「モグラ」とは、米国株式市場におけるいわゆるモメンタム株の急落です。モメンタム株とは高成長期待で各種株価指標を無視する形で買い上げられてきたハイテク、IT、SNS、バイオなどの銘柄を指します。このモメンタム株が今月に入って急落し、その影響が世界の株式市場の波及して一時的に世界同時株安の様相を呈することになりました。強気の買いが続いて急騰した銘柄が一転して急落することは相場の世界ではよくあることで、昨年は日本株全体がそうでした。すなわち昨年の日経平均株価自体がモメンタム株であったと考えれば、一年前の5月23日が今回の急落に相当するわけです。日経平均株価はあの急落後の安値から高値を取り戻すまで半年以上かかりましたが米国株は早くもV字回復の様相を呈しており、今回のモメンタム株急落はどうやら短期的な調整で終わってくれるようですね。さて来月はどんな「モグラ」が姿を現すのでしょうか?今から楽しみ恐ろしいです。

ひとりごと(追記あり)

kage

2014/04/23 (Wed)

本日上場の西武ホールディングスの初値については公募価格割れを予想する弱気な声が強かったのですが、公募価格と同じ1,600円で寄り付いた後はほぼ高値圏で推移しており、株主としてもホッと一安心です。もっともこの後どうなるかは終わってみなければ分かりませんが。

あと話題はがらりと変わりますが、お昼休み中にふと思い出したことがあります。それは当ブログでも過去に何度も取り上げたことがある確定拠出年金や企業年金(厚生年金基金)の加入者にとって最大のリスクである特別法人税についてなのですが、確か凍結期限は今年の3月31日でしたよね?いつの間にかその期限は過ぎてしまいましたが、その後はどうなったのでしょうか?投信ブロガーの皆さまの中でもしご存じの方がおられましたら、ぜひ記事にしていただければありがたいです(他力本願で済みません)。

西武ホールディングス上場前夜

kage

2014/04/22 (Tue)

約1ヵ月前に書いた「苦節10年」で西武ホールディングスが約10年ぶりに東京証券取引所に再上場することに触れました(厳密には約10年前に上場廃止になったのは西武鉄道でしたので再上場という表現は必ずしも正しくありませんが)。その待ちに待った日がいよいよ明日に迫って参りました。西武ホールディングスの再上場に関しては「サーベラスからの手紙」で触れたように筆頭株主であるサーベラスとの泥沼の争いでゴタゴタしましたが、サーベラスと和解してようやく再上場にこぎ着けたと思ったらIPO価格決定を巡ってまたゴタゴタが起こりました。具体的には仮条件の決定が延期されたり、決定した仮条件が当初会社が目論んでいた1株=2,300円から大幅に引き下げられた1,800円-1,600円に決まったり、その決定を受けて当初保有株の売却を表明していた筆頭株主のサーベラスが売却を中止したりというゴタゴタが起こりました。仮条件の大幅引き下げの背景には需要が予想外に低調なこと(あからさまに言えば買いたい人が少なかったということ)と、日本の株式市場を取り巻く環境が厳しいことがあり、決定したIPO価格もその背景を証明するように仮条件の下限となる1,600円に決定しました。正直に言いますと私はもし1株=2,300円であれば迷うことなく売却しようと思っていたのですが、その目論見も取らぬ狸の皮算用になってしまいました。明日の初値についても公募価格割れを予測する声が多く西武ホールディングスにとっては厳しい再出航となりそうですが、旧西武鉄道時代からの株主にとっては10年近く続いた売るに売れない状況からようやく開放されることになるのですから再上場を前向きに捉えたいと思います。

国家の行動に常識は通用しない

kage

2014/04/19 (Sat)

このことは直近のロシアによるクリミア自治共和国の自国編入を見れば良く分かります。いくら住民投票の圧倒的な支持があったとしても、常識的に考えればそれを根拠に他国の領土を編入することが許されるはずはありません。このような世界の常識よりも国益を優先する事例は古今東西数多くあり、それが戦争の原因になってきた歴史があります。クリミアでの戦争といえばナイチンゲール(別名クリミアの天使)が活躍したクリミア戦争(1853年-1856年)が有名ですが、この時すでにクリミア半島にはロシア黒海艦隊の基地がありました。だからこそロシアにしてみればクリミア半島は歴史的に最重要軍事拠点であり、どんな理由があろうともこれを手放すことは考えられないという思いがあるのでしょう。そもそもクリミア半島は長い間ロシア領であったものが旧ソ連時代に日本で例えるなら県境を引き直す感覚でウクライナに移管された歴史があります。それがソ連崩壊という予想外の出来事に伴うウクライナ独立でロシアから切り離されてしまいました。ですからロシア国民にとってはクリミアはそもそもロシア固有の領土であるとの認識が強いことは理解できます。だからといって現在は独立国であるウクライナの一部であるクリミア自治共和国を自国に編入して良い理由にはなりません。ロシアがこれを正当化するのであれば、もし仮にサハリン(旧樺太)や千島列島(北方領土を含む)が属するサハリン州の住民がかつて日本の領土であったことを理由に住民投票で日本帰属を求めれば認めなくてはならなくなります。

ひふみ投信定期積立経過報告

kage

2014/04/15 (Tue)

昨日はひふみ投信の定期積立約定日でした。そこでいつものようにひふみ投信設立時からの同額の定期積立を行っている私の運用成績をご報告させていただきます。なお毎回のご報告に書いているとおり下記運用成績は定期積立の他に猫パンチ投資(スポット購入)2発分を含んだ結果です(猫パンチ投資2発の詳細はこちらで公開しています)。

<ご参考>ひふみ投信定期定額積み立て+猫パンチ投資2発の指数
●取得単価 : 13,057円 (先月より83円上昇)
●約定価額 : 22,645円 (先月より2,321円下落)
●騰落率 : +73.4% (先月より19.0%悪化)


先月の定時報告で私は「先月の定期積み立て約定日以降1ヵ月間の日本株はチャートを見る限りは徐々に下値を切り上げており、ほどほどに良い展開になっていると考えてもいいのではないでしょうか?」と書きました。しかしそんな私の甘い考えをあざ笑うかのように日本株は翌日(3月14日)に大幅下落しました。さらに4月に入ってからまた2月上旬の悪夢を彷彿とさせるような下落が続き、今月の約定価額は先月より2,321円も低い22,645円となりました。ちなみに今日の基準価額はさらに下落して22,559円となっており、2月上旬の水準をも割り込んで年初来最安値を記録してしまいました。ひふみ投信は「守りながら増やす」運用方針を標榜していますので、損失を回避することが何よりも重要なNISAに最適と考えて投資された受益者も少なくないでしょう。基準価額が年初来最安値を更新したということは、NISA枠でひふみ投信やひふみプラスに投資した受益者のほぼ全員が含み損を抱えている状態であることを意味します。「NISAは長期投資前提なのだから目先の値動きに一喜一憂すべきでない」と言われればそのとおりなのですが、含み損を抱えている状態は決していい気分ではありません。いつまで経っても外国人主導で主体性のない日本株を見るにつけ「この環境で運用するのは大変だろうな」と同情したくもなりますが、ファンドマネージャーは運用することが仕事なのですから、年初来最安値更新をバネにしてなお一層の奮起を期待するものです。