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超短編小説・理想的な商品

kage

2013/09/28 (Sat)

20XX年、ある研究所で長年の努力が結実してついに理想的な商品が完成した。 外見はサイコロ状の立方体で継ぎ目はなく、表面は滑らかで光の反射具合により七色に輝いて見えた。一見するとただの置物のようにしか思えないが、実はこの商品には隠された秘密があった。それは内蔵された装置がある種の超音波や電磁波を発して人間の思考をコントロールできること。その効果によりこの商品を手に取った人は皆、何の変哲もない立方体に限りない魅力を感じるのである。所長は古い名作SF映画にちなんでこの商品に「モノリス」という名を付けた。

所長は早速マスコミ各社を集めて発表会を開催した。しかし内蔵された装置のことはあえて伏せて、一見立方体に見えるが実は微妙に調和を崩していることや見る角度によって色や輝き方が変わることに人は自然と魅力を感じるのだともっともらしい説明をした。質疑応答の時間になるとある記者が会場全体に漂う雰囲気を代弁した。「モノリスの美しさは一見して分かりますがそれだけで理想的な商品と言えるのでしょうか?」この疑問に対して所長は自信満々の様子で答えた。「あちらにご用意したサンプルをお手に取ってみていただければご理解いただけるはずです。」

セゾン投信定期積立経過報告

kage

2013/09/26 (Thu)

ご報告が遅くなりましたが、一昨日はセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの定期積立約定日でした。そこでいつものようにセゾン投信設立時から同一金額の定期積立のみを行っている(=定期積立の増額やスポット買いを一切行っていない)私の運用成績を公開させていただきます。

<ご参考>セゾン投信設立時より定額で定期積立のみを続けた場合の指数
●個別元本 : 8,231円 (先月比24円上昇)
●約定価額 : 10,655円 (先月比388円上昇)
●騰落率 : +29.0% (先月比4.0%改善)


世界中の投資家や市場関係者が注目していた米FOMCの結果は事前の予想に反して現状維持でした。このため今月から量的緩和の縮小が始まることを織り込み始めていたマーケットは意表を突かれた形となり、米国の株は買われドルが売られました。そして本家本元の米国以上に大きな影響を受けたのが新興国でした。これまでは米国の量的緩和縮小により新興国から資金が引き揚げられるとの思惑から新興国の株式や通貨は売り叩かれていました。それが予想外の現状維持という結果になり、急反発する形となりました。これらの動きを背景にして今月の約定価額は先月より388円上昇し、私個人の運用成績も4%改善しました。しかしこれで懸念が消えたわけではもちろんありません。米国には再び債務上限到達が迫っており、FRB次期議長人事もまだ決まっていません。少し前までは「決められない国」といえば日本の代名詞だったのですが、今では米国を指す言葉になってしまったのは皮肉なものですね。

ひふみ投信の「資産形成応援団」を再確認

kage

2013/09/15 (Sun)

昨日のエントリーを書いている時点では気付かなかったのですが、来月の定時報告を書く時点でひふみ投信は設定から5年を経過しており、標記の「資産形成応援団」がいよいよ発動することに今さらながらに気付きました。こちらのエントリーでご報告したとおり、私はひふみ投信の設定日に金一万円也の買い付けを行っているため、いち早く「資産形成応援団」の恩恵に浴することができるのです。そこで今回は、私自身の復習も兼ねて「資産形成応援団」の仕組みを再確認してみたいと思います。以下はひふみ投信の公式サイトからの引用です。

日本初の信託報酬還元サービス「資産形成応援団」

お客様の「ためてふやす」資産形成をを応援させていただくため、信託報酬を実質的に割り引くというサービスです。 5年以上保有していただいているひふみ投信について、信託報酬のうち0.2%分を、10年以上の場合は0.4%分を還元します。(還元分は「ひふみ投信」の買付資金に充当させていただきます)

ひふみ投信定期積立経過報告

kage

2013/09/14 (Sat)

ご報告が遅れてしまいましたが、一昨日はひふみ投信の定期積立約定日でした。そこでいつものようにひふみ投信設立時からの同額の定期積立を行っている私の運用成績をご報告させていただきます。なお毎回のご報告に書いているとおり下記運用成績は定期積立の他に猫パンチ投資(スポット購入)2発分を含んだ結果です(猫パンチ投資2発の詳細はこちらで公開しています)。

<ご参考>ひふみ投信定期定額積み立て+猫パンチ投資2発の指数
●取得単価 : 12,425円 (先月より82円上昇)
●約定価額 : 20,597円 (先月より1,021円上昇)
●騰落率 : +65.8% (先月より7.2%改善)


先月の定時報告で私は「(9月は内外で重要スケジュールが目白押しなので)ひふみ投信の基準価額もまだしばらくはボックス圏の動きを余儀なくされるのかも知れませんね」と書きました。その後の結果を見る限りは、この予想は当たったと判断してもよいような動きになっています。ただし今週一週間に限定してみればひふみ投信の基準価額はボックス圏の上限に達しており、受益者の希望的観測を込めて新たな上昇ステージ入りを期待させてくれます。この動きの背景にあるのはもちろん東京オリンピックの招致決定です。私自身もハイリスク投機家の端くれとして日本の株式市場を注視し続けているのですが、東京オリンピック招致決定を境に相場の雰囲気は一気に好転したように感じます。さすがに今年5月までの「イケイケドンドン」の雰囲気には及びませんが、オリンピック招致の恩恵を受けるとの思惑から建設株が急騰する様子を見るにつけ、日本の株式市場で再び資金の回転が始まったことを実感しています。東京オリンピック開催は7年後ですので株式市場にとっても長期のテーマになります。これからも何かにつけてこのテーマが蒸し返されることになるでしょう。ひふみ投信もぜひこのテーマに乗り、運用成績を伸ばして欲しいと大いに期待しております。

日出ずる国 Ver.2.0

kage

2013/09/09 (Mon)

2020年のオリンピック開催地が東京に決定しました。ハイリスク投機家を自認する私としては、これをきっかけに日本の株式市場が再び活気を取り戻すことに大いに期待しております。オリンピックの東京招致については異論・反論もありましたが、決定した以上は日本の明るい未来のために徹底的に利用すべきだと私は考えています。

アベノミクスがもたらす日本の未来」でも書いたとおり、私は日本が奇跡の復活を果たすためにはアベノミクスが最後のチャンスになると思っていました。もしアベノミクスが失敗すれば、日本の借金は返済困難になるだろうと。しかし長く続いたデフレ時代の思考にすっかり慣れてしまった私たち国民に対してアベノミクスの目的である「インフレ期待に働きかける」ことは決して容易ではなく、「景気の好転を実感できない」という理由でアベノミクスへの疑念はなかなか払拭できず、投資や消費も思うように伸びていないのが現状です。

内閣府副大臣(金融担当)寺田稔さんがNISAを語る

kage

2013/09/04 (Wed)

私がいつも株式取引の情報収集に活用させていただいているインターネット株式情報番組「STOCK VOICE」のサイトで8月26日のライブ放送にゲスト出演された内閣府副大臣(金融担当) 寺田稔さんの発言がアーカイブ公開されています。各金融機関にとってNISAは顧客囲い込みのための絶好のツールとなるため、我が家には頼んでもいないNISA口座開設案内が続々と届いています(今日はセゾン投信から届いていました)。そんな状況の中で、金融庁からの情報発信を聞くことができるのは貴重な機会だと思いましたので、ご参考までにご紹介しておきたいと思います。

内閣府副大臣 寺田 稔さん

ゲスト8月26日 内閣府副大臣 寺田 稔さん

NISA=タイムカプセル説

kage

2013/09/01 (Sun)

本エントリーは「NISA=宝くじ説」、「NISA=魔法のサイフ説」に続くNISA(少額投資非課税制度)を上手いこと別の何かに例えようとするシリーズです。前回のエントリーにも書いたとおり、シリーズ化するつもりはさらさらなかったのですが、この週末にふと標記の「NISA=タイムカプセル説」が思い浮かびましたので、こうしてエントリーを立てた次第です。

ここで言うタイムカプセルとは小学校の卒業時に作文や絵、工作などの思い出の品を詰めて校庭に埋めるアレのことです。ちなみに小学生時代の私たちの学年も卒業時に記念樹の下にタイムカプセルを埋めました。その時は10年後に掘り起こそうという約束になっていたのですが、10年後に埋めた場所をいくら掘ってみてもタイムカプセルが見つからないというミステリーに見舞われました。その真相は最近になって分かったのですが、校舎の建て替えに合わせて校庭の整備も行われて、その時に私たちのタイムカプセルはいったん掘り起こされて他の場所に移されていたのです。そうと分かれば同窓会を開いて改めて掘り起こせばいいのですが、誰もそれを言い出さないまま数年が経過しています。こうなったらいっそのこと卒業50周年まで待てばいいのではないか?と私は勝手に考えています。