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アクティブファンドはなぜインデックスファンドに勝てないのか

kage

2011/01/29 (Sat)

最近相互リンクさせていただいているrennyさんのエントリーを読んでインスピレーションを受けることが多いのですが、本エントリーも本日更新された『チョクハン』の魅力を拝読して標記の命題に対する理由について思い当たるフシがあったことがきっかけで書いています。単刀直入に書くと私の脳裏に浮かんだのは3年近く前に書いたこちらのエントリーでご紹介したセゾン投信の中野社長の下記の発言でした。

前々から澤上さんや村山さんんからは聞いていたが、暴落場面で安定して資金が入ってくるありがたさや喜びが今になってよく分かった。投資の要諦は安く買って高く売ること。今安く買えるからこそ今後の運用成績向上につながる。基準価額が下落すると解約が殺到して資金が逃げていくアクティブファンドだと本当は安く買いたい時に強制的に売らなければならなくなる。これはファンドに残った人に多大な迷惑を及ぼすことになる。また販売店寄りの商品を作らなければならない多くのアクティブファンドはドンドン新商品が出てきて旧商品は売らなくなる。これでは投資する人も不幸だ。(筆者註:中野社長のお言葉です。暴落時も安定して資金が入ってくるファンドは着実に押し目買いができますが、資金の流出が続くファンドではひたすら狼狽売りを続けることになります。この資金動向は運用成績に大きな影響を与えると思われますので人気のあるファンドを選ぶことが結構重要になるかも知れませんね。またファンドは参加者全員で育てるという理屈がよく分かりました。)

海外株式投信評価額(2011.01.28現在)

kage

2011/01/29 (Sat)

今週は国際面ではチュニジアを発端とした反政府運動の高まり、経済面ではS&Pによる日本国債の格下げ、自然面では霧島の噴火、鳥インフルエンザの拡大、豪雪などまさに激動の一週間となりました。チュニジアを発端にした反政府運動はアフリカ・中東地域に飛び火しておりご承知のとおり今はエジプトが大混乱に陥っています。独裁政権が崩壊して民主化が進むことは歴史の必然であり国際社会として歓迎すべきことであるのは間違いないのですがその過程で混乱に乗じてテロリストなどの反社会的勢力が勢力を拡大する恐れもありますので今後の動向に注視する必要があるように思います。あと私が素人なりに想像するのは強い権力を保持していた独裁政権が倒れて民主国家に生まれ変わると相対的に宗教が持つ役割がクローズアップされるのではないかということです。チュニジアもエジプトも国民の大多数がイスラム教徒ですから生まれ変わった国に共通の目標や価値観を掲げるためには宗教の理念を裏付けとすることが近道であろうと思います。キリスト教徒は少子化に悩む先進国に多く、イスラム教徒は出生率の高い新興国に多いという現実を考えると、今後世界の価値観は急速にイスラム教寄りに変わっていくことが予想されます。日本人は明治維新と敗戦を経験して欧米からキリスト教的価値観を数多く取り込んできましたが今後はイスラム教的価値観を無視できない時代に入るのは確実であると思われます。

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再掲・独立系投信は直販にこだわるべきか?

kage

2011/01/24 (Mon)

相互リンクさせていただいているrennyさんの[コモンズ投信] コモンズ30ファンドがソニー銀行でもを拝見しながら確か私も独立系投信は直販にこだわるべきかどうかについて書いたことがあったなと思い出して探してみたらありました。昨年3月20日付けのこちらのエントリーで触れていました。基本的に私の考えはその時と変わっていませんのでご参考までに当時の記事を再掲させていいただきます。超手抜きのやっつけ仕事で誠に申し訳ありません。

再掲ここから

それではまず始めに独立系投信が必ずしも直販にこだわっていないという実例からご紹介しておきたいと思います。それは独立系投信のパイオニアであるさわかみ投信の実例なのですが、ずいぶん以前からの話なのでご存じの方も多いと思いますがさわかみ投信が設定運用するさわかみファンドは広島の地場の証券会社ひろぎんウツミ屋証券でも売買が可能です。

ひろぎんウツミ屋証券のさわかみファンド紹介ページ

このさわかみファンドについては以前マネックス証券の松本社長や内藤忍さんが澤上社長にぜひ扱わせて欲しいと何度も直訴したところ「他の株式投信の取り扱いを全部やめてさわかみファンド一本に絞るのならいいですよ」と体よく断れたというエピソードをマネックスメールで読んだこともあります。このように独立系投信と証券会社のどちら側にもお互いの交流を阻害するような明確な壁は存在しないというのが現実なのだろうと私は考えます。

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セゾン投信定期積立経過報告

kage

2011/01/23 (Sun)

一昨日はセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの定期積立約定日でした。そこでいつものようにセゾン投信設立時から同一金額の定期積立のみを行っている(=定期積立の増額やスポット買いを一切行っていない)私の運用成績を公開させていただきます。

<ご参考>セゾン投信設立時より定額で定期積立のみを続けた場合の指数
●個別元本 : 8,225円 (先月比で8円の低下)
●騰落率 : -4.2% (先月比で1.4%の改善)


先月の約定日からの1カ月間も引き続き世界経済には問題が山積状態であるにも関わらず株価の方は不思議な力強さを見せており今月の約定価額は先月より114円高い7,891円となりました。これにより私個人の騰落率も昨年春以来久しぶりにマイナス5%を切ってきており今年もまた春の訪れと共に黒字化にチャレンジしてくれるかも?との期待も膨らみつつあります。それにしてもこのところの「世界経済は問題山積なのに株価は強い」という状況を見て改めて感じるのは底値で買うのがいかに難しいかという現実です。現状はまだまだ懸念材料が多すぎて本気で投資するには早いと考える人もいるでしょう。一方で世界の株価が予想外に力強いので完全に乗り遅れたと焦っている人もいるでしょう。結局は絶好の買い時は後になってからしか分からないものであり、絶好の買い時にはほとんどの人が怖くて買えないのが現実なのです。「投資の極意は安く買って高く売ること」ですがこれは「言うは易く行うは難し」の典型といえます。そう考えると投資タイミングを一切考えない定期積み立ては絶好の買い時を逃さないための現実的な対策であることは間違いないですね。

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海外株式投信評価額(2011.01.21現在)

kage

2011/01/22 (Sat)

住居は持ち家か賃貸かという選択は多くの人にとって一生の大きな選択であろうと思います。私自身は今のところ「信念を持って賃貸」という立場を貫いているのですが資産運用に正解がないのと同じように持ち家か賃貸かの選択も個々のリスク許容度、ライフスタイル、価値観などにより最適の解が異なるのが現実であろうと思います。実は先日、参加した新年会でたまたまマンション購入の話題になりその中で住宅ローンについて私は過去に聞いたうろ覚えの知識で「確か固定金利でも35年ローンだと実際に借りた金額の2倍を返済することになるんですよね?」という発言をしました。しかし後になって超低金利時代の今もこの計算で合っているのかが気になりフラット35のサイトで計算してみると意外な答えが返ってきました。

今回調べてみてまず驚いたのが金利の低さでした。35年固定金利でも今は年2.5%を下回る金利を提示している金融機関も複数存在するのですね。そこで3,000万円の借り入れを固定金利年2.5%の35年ローンで返済する条件で計算してみると以下の解答が導き出されました。

毎月返済額10万8千円(ボーナス時加算はゼロ)、総返済額4,505万円

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なぜ日本人は「毎月分配」が好きなのか?

kage

2011/01/17 (Mon)

以下は単なる思い付きです。

日本では「投資=危険」というイメージが定着していて「投資は余裕資金で」という注意がよく聞かれます。つまり日本における投資はリスク覚悟の余裕資金で行うことが常識となっているためできるだけリスクを回避したいという発想から毎月分配が好まれるのではないでしょうか?確かに中には「分配金=利息(利益)」と勘違いして毎月分配を選択している事例もあるでしょう。しかし「投資=危険」というイメージが「長期投資」の定着を阻み毎月分配を選択させる要因になっているのではないかとふと思い付きました。もしかすると毎月分配が好まれる要因としては間違っているかもしれませんが「投資=危険」というイメージが長期投資の定着を阻んでいる可能性は高いと感じています。日本は消費者保護の観点が重視される傾向にありますがあまりにリスクばかりが強調されると長期投資より毎月分配を選びたいという思考を助長することにはならないでしょうか?日本の将来のためには「リスクを取るからリターンが得られる」「リターンは取ったリスクに比例する」といった経済学の原則や「経済活動にはリスクを承知で投資してくれるお金(リスクマネー)がいかに大切か」という現実を国民に広く認識してもらうことこそが急務なのではないでしょうか?「情けは人のためならず」ならぬ「投資は人のためならず」を理解してもらうことが「毎月分配」から「長期投資」へ個人投資家を誘導する近道であるような気がします。

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海外株式投信評価額(2011.01.14現在)

kage

2011/01/15 (Sat)

このところ週末の定時報告では投資と直接関係ない政治系の話題を取り上げていますが今週も引き続きその路線で行かせていただきたいと思います。投資とは直接関係なくても間接的には大いに影響を及ぼしているということでご了承いただければ幸いです。という次第で今回私が素人なりに語ってみたいと考えたのは「これから本格的に少子高齢化が進行する日本は結局のところどうすればいいの?」という日本国民誰もが不安に感じている大命題です。

今の日本の状況を例えるなら行く先に巨大な滝壺が待ち受けていると分かっている川を流れにまかせて下り続けている船といえるでしょう。この船が滝壺に転落することを避けるためには乗員が力を合わせてオールで漕いで船を右側の岸に着けるのか?それとも左側の岸に着けるのか?はたまた流れに逆らって上流に戻る努力をするのか?最後の手段として皆が川に飛び込んで個々に脱出を図るのか?決断をする必要に迫られています。しかし困ったことに船内の意見がバラバラでまとまらず、意見をまとめる役割を担う船長もコロコロ変わる上に頼りない人ばかりが続くので結局何もできない内に船は確実に滝壺に接近を続けています。滝壺までの距離が正確に分からないことも船内の混乱を招いています。乗員の中には「そんな滝などありはしない」と断言する者もいてなかなか危機感が共有できません。何も決断できない間に乗員の平均年齢が上昇してオールを漕ぐ力も徐々に低下しています。こんな船に乗っている私たちはいったいどうすればいいのでしょうか?

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投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2010

kage

2011/01/12 (Wed)

こちらのエントリーで私自身も投票したことをご報告した「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2010」の結果が発表されました。そこでいつものようにあまり参考にはならないと思いますが私の投票内容を公表して言い訳をさせていただきたいと思います。なお「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2010」の投票結果につきましては下記公式サイトをご参照下さい。

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2010

私が選んだ「Fund of the Year 2010」は下記の5ファンドで、持ち点5点を1点ずつ振り分けました。

・世界経済インデックスファンド(住信アセットマネジメント)
・eMAXIS 全世界株式インデックス(三菱UFJ投信)
・eMAXIS 新興国株式インデックス(三菱UFJ投信)
・上場インデックスファンド海外先進国株式(MSCI-KOKUSAI)(日興アセットマネジメント)
・上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング)(日興アセットマネジメント)

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海外株式投信評価額(2011.01.07現在)

kage

2011/01/08 (Sat)

先週の定時報告では「ある事象を説明するのに的確な表現(あるいは比喩)が見付けられずモヤモヤしていたところで他の人からの提示でスッキリ払拭できた事例」をご紹介しましたが今週はもっとストレートに「ある話題について違った切り口で説明されてなるほどなと感心した事例」をご紹介しようと思います。

今回取り上げる「ある事例」とはズバリ昨今のマスコミを賑わせているTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)です。TPPをものすごくザックリと説明すれば参加国間ですべての輸出入品の関税をゼロにしましょうという多国間自由貿易協定のことです。菅総理はTPP参加を「平成の開国」に必要不可欠と位置付けて積極姿勢を示していますが輸入品の関税が撤廃されると高い関税で守られている農業が大打撃を受けるために調整が難航しています。しかし日本経済の大きな部分を担っている自動車や電機メーカーにとっては輸出品に対する関税がゼロになることは価格競争力が増すことを意味するため大歓迎(というよりはむしろTPPに参加しなければ戦えないという悲壮な雰囲気)ですのでそれぞれの立場によってTPP参加への判断が分かれているのが現状です。

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続・あえて毎月分配型投資信託を擁護してみる

kage

2011/01/06 (Thu)

前回のエントリー「あえて毎月分配型投資信託を擁護してみる」をホンネの資産運用セミナーの「毎月分配型投信は資産取り崩し期であれば選択肢になり得るかも」で取り上げていただきましたので僭越ながら不肖私がゆうきさんの問題提起に対する答えを考えてみたいと思います。なお本題に入る前にお断りしておきますが私自身の資産運用がまだ取り崩し期に入っていないため毎月分配型投資信託の検討を詳細に行ったことがありません。従ってこれから書く内容はほとんど私の思い付きレベルであることをあらかじめご承知置きください。偉そうな事を書いたくせに無責任で済みません。

課題1.投資に値する妥当な信託報酬を設定している毎月分配型投信はまだ売りだされていない。

このご指摘については私もまったく同感です。でもあえて候補を探すとすれば隔月分配になってしまいますがマネックス資産設計ファンド(隔月分配型)住信-SBI資産設計オープン(愛称:スゴ6)(分配型)が思い浮かびます。あとETFで上場インデックスファンド海外債券(Citigroup WGBI)毎月分配型(1677)なども候補になると思います。隔月分配で良ければ上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)(1345)も候補となるでしょう。ただしETFは基本的に運用益分しか分配を出さないので毎回分配金額が変わり「定額」ではなくなりますし元本は取り崩しませんのでライフプランに合わせた資産自動取り崩しにしては使い勝手が良くないと思います。個人的には上記マネックス資産設計ファンドやスゴ6のように有力バランスファンドが多分配型を設定して自由にスイッチングできるようにしてくれれば便利だと思っています。

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あえて毎月分配型投資信託を擁護してみる

kage

2011/01/06 (Thu)

遅ればせながら本エントリーが今年初更新となります。本年も引き続き私の他愛ないひとりごとにお付き合いいただければ幸いです。

タイトルにあるとおり今年一発目の話題は投資系ブログでは概して評判が芳しくない毎月分配型投資信託についてです。私は自他共に認めるハイリスク投機家であり常に物事の裏側を読もうと無駄な努力を続けている天の邪鬼ですので今回はあえて毎月分配型投資信託の擁護をしてみたいと思います。

タイトルに「あえて」とは書きましたがそもそも毎月分配型投資信託に対する私の評価はそんなに否定的なものではありません。以前「毎月分配は絶対悪か?」で書いたとおり「毎月分配が定期定額自動解約であるという主旨を正しく理解して利用する分にはまったく問題ない」というスタンスです。その上で何かと批判されることが多い毎月分配型投資信託を見て少々同情したというのが当エントリーを書こうと思い立った要因のひとつでした。

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